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国語教科書の編集者が、現在、教科書に載っている作品や、過去、載っていた作品について雑談する番組です。 中学校や高校の国語教科書の作品を主に取りあげながら、文学の話、読書の話、教育の話を広く展開していきます。 国語の先生をはじめとして、文学、読書、教育に関心のあるみなさんにお届けします! ▼おたよりフォーム▼ https://forms.gle/XMa2rNQ7jmVUp8Jd8 ▼こくごスタジオ▼ https://kokugostudio.tokyo-shoseki.co.jp/ ▼東京書籍国語教科書のご案内▼ (小)https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/text/shou/kokugo/ (中)https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/text/chu/kokugo/ (高)https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/text/hs/kokugo/ ▼パーソナリティー▼ 弘平谷隆太郎(東京書籍国語編集部) 梶原大賀(東京書籍国語編集部) ▼クレジット▼ カバーアート:東京書籍デザイン部 企画・制作:東京書籍株式会社 BGM:トーマス大森音楽工房 https://youtube.com/@FM_ThomasOomori
- 23 - この鞄って、何なん?ー安部公房「鞄」を読む【ゲスト:井上志音先生②】#23
今回はゲスト回です。前回に引き続き、神戸市にある灘中学校・灘高等学校の国語科教諭で、東京書籍の高校国語教科書の編集委員でもいらっしゃる井上志音先生をお招きして、高校の国語教科書に掲載されている作品、安部公房の「鞄」をいっしょに読みます。
▼主な内容▼
灘校の国語の授業といえば橋本武先生/中勘助「銀の匙」/現在の灘校の国語/今回は灘校の模擬授業?/『名門校の本棚』/安部公房「鞄」の教科書掲載歴/約30年間の掲載/井上先生と「鞄」の出会い/『砂の女』『箱男』『燃えつきた地図』/灘校の生徒にマッチする/あらすじ/「この鞄って、何なん?」/灘校生の弱点/書かれているのに分からない/自分が中学生だったらどんな読みをするか/鞄の社会的な役割・機能とは/「解釈」と「誤読」は違う/弘平谷も梶原も「鞄」を持っている?!/労働という「鞄」/学校・組織・システムという「鞄」/自動化されていることの逆説的な「自由」/この教科書を疑え/靴と鞄の違いから/灘校生の解釈/答えは出ないほうがいい/もやもやをだいじに/読む年代によって印象が変わる/安部公房は当時の現代人をどう見ていたのか/「鞄」の改稿/小説の読み方も制約されてしまう/本質的な問いをどう設定するか/授業者の責任の重さ/国語の先生のおもしろさと難しさ/解釈を解体する/学校で文学を読む意味/文学は論理である/
▼チャプター▼
(00:00)オープニング〜教科書掲載歴
(08:31)あらすじ
(10:35)読解〜エンディング
▼参考文献▼
・橋本武『伝説の灘校教師が教える 一生役立つ学ぶ力』(日本実業出版社、2012・2)
・平林理恵『名門校の本棚』(日経BOOKプラス・編、日経BP、2025・11)
・安部公房『笑う月』(新潮文庫、1984・7)
・安部公房「周辺飛行10」(『波』新潮社、1972・7)
・阿武泉・監修『読んでおきたい名著案内 教科書掲載作品 13000』(日外アソシエーツ、2008・4)
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Wed, 16 Sep 2026 - 47min - 22 - 灘校とレゴと国語教育【ゲスト:井上志音先生①】#22
今回はゲスト回です。神戸市にある灘中学校・灘高等学校の国語科教諭で、東京書籍の高校国語教科書の編集委員でもいらっしゃる井上志音先生をお招きして、「灘校」と「国語教育」をテーマに雑談しています。
▼主な内容▼
初の社外ゲスト!/高校国語教育界のホープ/先生のご経歴/灘校は6年間持ち上がり/幼稚園児から大学院生まで/NHKでのお仕事/灘校の校風/寸暇を惜しんで勉強?/東の開成・西の灘/好きなことをとことん追究/5月の文化祭/高校から40人が入学/一クラスに60人?!/配付物にひと手間/理系の生徒には理系の作家のウケがいい/レゴ同好会の顧問/ブロックの発注は海外/毎秒単位で製造されるブロック/好きに付き合う仕事/設計図が先か、創作意欲が先か?/ルールを破るのが好き/遊び方が上手/国際バカロレア(IB)とは/ゴールから逆算する/概念・問いが先/コンテンツとコンピテンシー/中教審の国語WGの委員/指導要領を代弁するのが教科書/国語はすべての教科の要なのか?/余白や飛躍がある文章/3児の父親として/学校での教育と家庭での教育/選択肢を蒔く/没頭したという体験がだいじ/プロのオタクと出会う/次回は教科書掲載の「あの作品」をいっしょに読みます!/
▼参考文献▼
・井上志音・加藤紀子『親に知ってもらいたい 国語の新常識』(時事通信社、2024・3)
・『これからの国語科教育はどうあるべきか』(藤森裕治・編著、東洋館出版社、2024・3)
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Wed, 09 Sep 2026 - 46min - 21 - それぞれの昼飯事情【雑談回】#21
今回は雑談回です。前半では「昼飯」について語ります。後半では「(昼)飯」をテーマに1冊ずつ選書しています。
▼主な内容▼
「午餐」はエレガントすぎる/もはやネタがない人たち/社員食堂はありがたい/東京都北区王子の飲食店事情/しゃべると腹が鳴りだす/在宅勤務の日/ひとくちコンロ問題/カップ麺という贅沢/給食の思い出/「海苔」の記憶/弁当コンプレックス/茶色がいちばんうまい/梶原の一冊/石原吉郎と飢え/チャパグリ/「花野」の補助線?/弘平谷の一冊/盲腸で入院中にオーダー/海苔の佃煮/
▼参考文献▼
・星野太『食客論』(講談社、2023・3)
・正岡子規『仰臥漫録』(岩波文庫、1983・11)
・正岡子規『飯待つ間 正岡子規随筆選』(阿部昭・編、岩波文庫、1985・3)
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Wed, 02 Sep 2026 - 27min - 20 - こんな味だったんだな。うまいな。【川上弘美「花野」】#20
今回は、高校の国語教科書にかつて掲載されていた作品、川上弘美の「花野」を取りあげます。
▼主な内容▼
スーパーでの出会い/堀元見さんとミーム/嘘をつくと消えてしまう叔父/最後の午餐/「こんな味だったんだな。」「うまいな。」/そら豆に着目してみる/生と死の領域をつなぐもの/秩序と無秩序/シェフの気まぐれランチ?/生の実感/幽霊らしくない/そら豆が食べたくなった/太宰治のあの小説/夢幻能というフレームワーク/シテとワキ/『真鶴』の解説(三浦雅士)/地の文に埋め込まれる言葉/李徴というシテ、袁傪というワキ/現代の謡曲/実はTake2でした/
▼チャプター▼
(00:00)オープニング〜教科書掲載歴
(04:58)あらすじ
(10:34)読解〜エンディング
▼参考文献▼
・川上弘美『神様』(中公文庫、2001・10)
・高木信「ナラティヴの亡霊、あるいは川上弘美「花野」の亡霊論(hantologie)」(一柳 廣孝・監修/茂木謙之介・編著『怪異とは誰か』所収、青弓社、2016・12)
・ドナルド・キーン『能・文楽・歌舞伎』(吉田健一 ・松宮史朗訳、講談社学術文庫、2001・5)
・三浦雅士「私という幽霊ー距離にさわる言葉」(川上弘美『真鶴』解説、文春文庫、2009・10)
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Wed, 26 Aug 2026 - 38min - 19 - 美には人を沈黙させる力がある【小林秀雄「美を求める心」】#19
今回は、中学校の国語教科書にかつて掲載されていた文章、小林秀雄の「美を求める心」を取りあげます。
▼主な内容▼
評論か随筆か/弘平谷の研究対象/真打ち登場?/小林秀雄のプロフィール/人生の教師/古今亭志ん生(5代目)の声/教科書は掲載がカットされている/おしゃべり/美には人を沈黙させる力がある/物と言葉/美しい花、花の美しさ/肉体と観念/言葉が現象を阻害する/物質性・他者性・歴史性/物を見るために物を見る/美術館での体験/感動を持って帰ってやろう/音波として…?/国語という大河/書きながら考える/昔取った杵柄/
▼チャプター▼
(00:00)オープニング〜教科書掲載歴
(13:44)あらすじ
(17:39)読解〜エンディング
▼参考文献▼
・小林秀雄編『美を求めて』(『新編 日本少国民文庫9』新潮社、1957・2)
・小林秀雄『人生について』(中公文庫、1978・6)
・小林秀雄『考えるヒント3』(文春文庫、2013・5)
・小林秀雄『読書について』(中央公論新社、2013・9)
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Wed, 19 Aug 2026 - 38min - 18 - 月夜の晩に波打ち際に落ちていたもの【中原中也「月夜の浜辺」】#18
今回は、中学校の国語教科書に掲載されている作品、中原中也の「月夜の浜辺」を取りあげます。
▼主な内容▼
初の韻文(詩)/詩は読むカロリーが高い/梶原のTシャツ/中原中也記念館(門前まで)/形式的な特徴/音楽性と愛唱性/タイポグラフィー/詩「サーカス」/そもそも「ボタン」とは…?/言葉の意味体系を壊す/「アウェーな状態」(穂村弘)/人と人との関係をつなぎとめるもの/奇怪な三角関係/映画『ゆきてかへらぬ』/布と布との波打ち際/第三項として/ボタンに勝るオブジェクト…?/「沁」という一文字/吉田凞生の評伝/
▼チャプター▼
(00:00)オープニング〜教科書掲載歴
(08:00)音読
(09:17)読解〜エンディング
▼参考文献▼
・『中原中也詩集』(新潮文庫、2000・3)
・『中原中也全詩集』(角川ソフィア文庫、2007・10)
・小林秀雄「中原中也の思い出」(『小林秀雄全作品 第17集 私の人生観』所収、新潮社、2004・8)
・長谷川泰子『中原中也との愛 ゆきてかへらぬ』(角川ソフィア文庫、2006・3)
・吉田凞生『評伝中原中也』(講談社文芸文庫、1996・5)
・『読んでおきたい名著案内 教科書掲載作品 小・中学校編』(日外アソシエーツ、2008・12)
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Wed, 05 Aug 2026 - 42min - 17 - スポーツは小説より奇なり?!【雑談回】#17
今回は雑談回です。前半ではスポーツについて語ります。後半ではスポーツをテーマに1冊ずつ選書しています。
▼主な内容▼
野球をテーマにした名作/NBA/投球動作が出ちゃってる/ロングパスを待つ/ハイライトの沼/クラゲ組さん/水球/アルティメット/空手/『北斗の拳』『グラップラー刃牙』/「武人」から「文人」へ/初投稿は『ダンクシュート』/弘平谷の1冊/負けていることの価値/『スラムダンク』堂本監督の名言/梶原の1冊/哲学者と人類学者の往復書簡/野球における偶然性/世界を信じるということ/八村塁とレブロン・ジェームズ/スポーツと文学は遠くない/
▼参考文献▼
・町屋良平『1R1分34秒』(新潮文庫、2021・11)
・宮野真生子・磯野真穂『急に具合が悪くなる』(晶文社、2019・9)
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Wed, 29 Jul 2026 - 35min - 16 - 中間管理職的な悲哀とは…?【チェーホフ「カメレオン」】#16
今回は、中学校国語教科書に掲載されている作品、アントン・チェーホフの「カメレオン」を取りあげます。
▼主な内容▼
翻訳作品の「初陣」/映画『ドライブ・マイ・カー』と「ワーニャ叔父さん」/チェーホフの時代/ロシア文学翻訳工場/ユーモアはあるが明るさはない/カメレオンとは何か/警察署長・オチュメーロフの翻意/外套の着脱/群衆という存在/現代はカメレオンで溢れている…?/ゴーゴリ「外套」/年収の5分の1/外套とペンネーム/「走れメロス」の群衆の怖さ/オチュメーロフは中間管理職?!/壁と卵/オチュメーロフ再評価の機運/読者というカメレオン/純度100%はだめ/今回は2名のカメレオンでお届けしました/
▼チャプター▼
(00:00)オープニング〜教科書掲載歴
(07:26)あらすじ・感想
(11:28)読解〜エンディング
▼参考文献▼
・浦雅春『チェーホフ』(岩波新書、2004・12)
・ニコライ・ゴーゴリ『外套・鼻』(平井肇・訳、岩波文庫、2006・2)
・『馬のような苗字 チェーホフ傑作選』(浦雅春・編訳、河出文庫、2010・3)
・『チェーホフ全集 第3巻』(原卓也・訳、中央公論社、1969・9)
・『チェーホフ全集 2』(松下裕・訳、ちくま文庫、1994・3)
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Wed, 22 Jul 2026 - 42min - 15 - 読書のきっかけとしてのPodcast【ゲスト:森田雄介さん】#15
今回はゲスト回です。Podcast番組「おしゃべりな理科」のパーソナリティーで東京書籍理科編集部・小学校理科編集長の森田雄介さんをお招きして、「Podcastと読書」をテーマに雑談しています。
▼主な内容▼
テーマは「Podcastと読書」/初の(社内)ゲスト!/東京書籍のPodcast事情/「三匹目」のドジョウ/森田さんから見たこの番組/Podcast EXPO 2026/『NEW HORIZON』の圧倒的知名度/Podcastが好き/Podcastきっかけで手にした本/「仕事の合間」/おもし論文・おもし本.../数珠つなぎの読書/大江健三郎/森田さんの読書紹介①/ご両親への感情移入/弘平谷の読書紹介/「シットとシッポ」/専門知を広げていく/「聞く図鑑」/梶原の(まだ読んでいない)読書紹介/「BEFORE DAWN」/「牛歩元年」/ナチュラルな書き言葉/本は読めないがPodcastは聴ける/長い文章を読めるのは特殊能力/話すことと書くこと/体温を届ける/森田さんの読書紹介②/佐渡の解像度が上がる/偶然に対する感受性/Podcastは「深い」メディア/閉じられつつ開かれている/「聴く『新しい理科』」もぜひ!/
▼紹介▼
「おしゃべりな理科」https://open.spotify.com/show/6FiSfMWUcSONwIZDHcRoAq
「聴く『新しい理科』」https://open.spotify.com/show/4A0OJL4yerKO74rwinLkSd
▼参考文献▼
・石井美保『遠い声をさがして 学校事故をめぐる〈同行者〉たちの記録』(岩波書店、2022・6)
・福尾匠『置き配的』(講談社、2025・11)
・志村真幸『在野と独学の近代 ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎まで』(中公新書、2024・9)
・小松理虔『小名浜ピープルズ』(里山社、2025・5)
・畠山丑雄『改元』(石原書房、2024・9)
・畠山丑雄『叫び』(新潮社、2026・1)
・稲田豊史『本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形』(中公新書ラクレ、2026・2)
・門田岳久『宮本常一 〈抵抗〉の民俗学』(慶応義塾大学出版会、2023・9)
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Wed, 15 Jul 2026 - 44min - 14 - 結局のところ…人生とはトランジットである【小川洋子「トランジット」】#14
今回は、高校の国語教科書にかつて載っていた作品、小川洋子の「トランジット」を取りあげます。
▼主な内容▼
ある種のシュルレアリスム/小川洋子とホロコースト文学/「ラスボス」の位置/香港の啓徳空港/錯時法/巨大な荷物の中身は「木馬」/タイトルが意味するもの/出来事の偶然性・一回性/トランジットの中でのトランジット/場と物と言葉/言葉が十全に機能しない状況/同質的な空間を相対化する/難しいからこそ読む価値がある/(月並みですが)人生とはトランジットである/ポッドキャストも偶然的/
▼チャプター▼
(00:00)オープニング〜教科書掲載歴
(08:00)あらすじ
(19:50)読解〜エンディング
▼参考文献▼
・小川洋子『物語の役割』(ちくまプリマー新書、2007・2)
・小川洋子『刺繍する少女』(角川文庫、1999・8)
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Wed, 08 Jul 2026 - 43min - 13 - アンネ・フランクが友だちだったら…?【小川洋子「百科事典少女」】#13
今回は、中学校の国語教科書に掲載されている作品、小川洋子の「百科事典少女」を取りあげます。
▼主な内容▼
百科事典…?╱アーケードの読書休憩室/紳士おじさんとRちゃん/百科事典を最後まで書き写す/遺志を継ぐ旅/「アッピア街道」と「ンゴマ」/半年という時間/不合理を受け入れるために/「私」と父の二重写し/なぜ買い取らなかったか?/ショートカットができない旅/小川洋子のインタビュー/アンネ・フランクが友だちだったら/『アンネの日記』との出会い/アンネと父・オットー/死んでからもなお生き続けること/
▼チャプター▼
(00:00)オープニング〜教科書掲載歴
(04:38)あらすじ
(16:25)読解〜エンディング
▼参考文献▼
・小川洋子『最果てアーケード』(講談社文庫、2015・5)
・小川洋子『アンネ・フランクの記憶』(角川文庫、1998・11)
・『増補新訂版 アンネの日記』(深町眞理子・訳、文春文庫、2003・4)
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Wed, 01 Jul 2026 - 45min - 12 - おたよりは三人目のパーソナリティー【雑談回】#12
今回は雑談回です。これまでに届いたおたよりを読んでいきます(※2026年5月13日までにいただいたものを取りあげています)。
▼主な内容▼
本当に届いてる...!/Podcast EXPO 2026/東京書籍の各番組/RN:もにやまさん/国境を越える中島敦/人生がのぞき見される/RN:狐の嫁入りさん/もし突然虎になってしまったら?/「山月記」を教えたくて先生に/RN:うどんさんさん/好きな作家や本、語り難い問題/それぞれ紹介/RN:グミチョコさん/「高瀬舟」の心的ダメージ/キーワードはもやもや/「文字禍」とゲシュタルト崩壊/漢字の採点/RN:かーなさん/日本語のプロ…?/おたよりは三人目のパーソナリティー/
▼参考文献▼
・柴崎友香『あらゆることは今起こる』(医学書院、2024・5)
・乗代雄介『本物の読書家』(講談社文庫、2022・7)
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Wed, 24 Jun 2026 - 59min - 11 - 「待つ」と「待たせる」ーセリヌンティウスとメロスのどっちがつらい?【角田光代「待つということ」】#11
今回は、高校国語教科書にかつて載っていた作品、角田光代の「待つということ」を取りあげます。
▼主な内容▼
待てない日々/広告のスキップボタン/旅についてのエッセイ/中央線の乗り入れが難しい/時間感覚の違い/鷲田清一の同名の本/大量の髪の毛が…/太宰治「待つ」「走れメロス」/待たせる側の葛藤/熱海事件/「待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね?」/セリヌンティウス側からみると.../読み比べ、読みつなぐ/育児と「待つ」/人のために時間を差し出す/タイパから一歩離れて/みなさんも待たれています…?/
▼チャプター▼
(00:00)オープニング〜教科書掲載歴
(06:17)エッセイの概要
(14:07)雑談〜エンディング
▼参考文献▼
・角田光代『何も持たず存在するということ』(幻戯書房、2008・5)
・鷲田清一『「待つ」ということ』(角川選書、2006・8)
・太宰治「待つ」(『新ハムレット』所収、新潮文庫、1974・4)
・檀一雄『小説 太宰治』(小学館P&D BOOKS、2019・6)
・阿武泉・監修『読んでおきたい名著案内 教科書掲載作品 13000』(日外アソシエーツ、2008・4)
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Wed, 17 Jun 2026 - 39min - 10 - 寝たふりをするのがいちばん?!【村上春樹「ジャック・ロンドンの入れ歯」】#10
今回は、中学校の国語教科書にかつて載っていた作品、村上春樹の「ジャック・ロンドンの入れ歯」を取りあげます。
▼主な内容▼
ロンドンだけどアメリカの作家/掲載は一度だけ/実質、村上春樹雑談回/ジャック・ロンドンについて/ロンドンの教訓/村上春樹の教訓/同じ誕生日の作家/授業中に当てられないために/ことわざは集合的な教訓/巧遅は拙速に如かず/「児のそら寝」/『国境の南、太陽の西』における教科書編集者の描かれ方/教科書編集の全体像/就活のモチベーションに響く/ほの見えてる…?/自分の力でおもしろく/
▼チャプター▼
(00:00)オープニング〜教科書掲載歴
(04:33)エッセイの概要
(11:03)雑談〜エンディング
▼参考文献▼
・ジャック・ロンドン『野性の呼び声』(深町眞理子・訳、光文社古典新訳文庫、2007・9)
・村上春樹『村上春樹 雑文集』(新潮文庫、2015・10)
・村上春樹『国境の南、太陽の西』(講談社文庫、1995・10)
・『BRUTUS 特別編集 合本 村上春樹』(2022・12)
・阿武泉・監修『読んでおきたい名著案内 教科書掲載作品 13000』(日外アソシエーツ、2008・4)
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Wed, 10 Jun 2026 - 36min - 9 - 幽霊よりも怖いもの…?【村上春樹「鏡」】#9
今回は、高校の国語教科書に掲載されている作品、村上春樹の「鏡」を取りあげます。
▼主な内容▼
怖い体験談(がない)/『カンガルー日和』/うん、うん、いや……/語り手は中学校の夜間警備員/怪談のパターン/なぜ煙草を?/唐突な「憎しみ」/『羊をめぐる冒険』における鏡/「自由意志」と「支配」/怪談と鏡/映画『リング』の記憶/加筆された記述/「本物の自分」は憎い/「どこであれそれが見つかりそうな場所で」における鏡/現実とのズレ/小説とは鏡である/解釈も反転する/実体験が創作か/9時と3時/誇らしいです?/
▼チャプター▼
(00:00)オープニング〜教科書掲載歴
(05:16)あらすじ
(14:19)読解〜エンディング
▼参考文献▼
・村上春樹『カンガルー日和』(講談社文庫、1986・10)
・村上春樹『羊をめぐる冒険(下)』(講談社文庫、2004・11)
・村上春樹『東京奇譚集』(新潮文庫、2007・11)
・阿武泉・監修『読んでおきたい名著案内 教科書掲載作品 13000』(日外アソシエーツ、2008・4)
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Wed, 03 Jun 2026 - 47min - 8 - 古今東西、本屋をめぐる話【雑談回】#8
今回は雑談回です。前半では好きな本屋について語ります。後半では本屋をテーマに1冊ずつ選書しています。
▼主な内容▼
肩の荷が軽い/「読書」回ではない/ジュンク堂書店(池袋)/新刊書店か古本屋か/BOOKSルーエ(吉祥寺)/今野書店(西荻窪)/流泉書房(神戸)/自由港書店(神戸)/古本よみた屋(吉祥寺)/文庫本か単行本か/本を読むのは当たり前ではない/モノかコンテンツか/ネット書店/東京堂書店(神保町)/有隣堂のブックカバー/「本屋」テーマで選書/梶原の1冊/「書店の棚論」/弘平谷の1冊/バサラブックス(吉祥寺)/「白桃」/
▼参考文献▼
・『本屋という仕事』(三砂慶明・編、世界思想社、2022・6)
・野呂邦暢『愛についてのデッサン』(みすず書房、2006・6)
・『野呂邦暢 古本屋写真集』(岡崎武志/古本屋ツアー・イン・ジャパン・編、ちくま文庫、2021・11)
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Wed, 27 May 2026 - 32min - 7 - 成長は「思いがけない」瞬間にやってくる【永井龍男「胡桃割り」】#7
今回は、中学校の国語教科書にかつて載っていた作品、永井龍男の「胡桃割り」を取りあげます。
▼主な内容▼
芥川・直木賞の「育ての親」/名作の誉れ高い一作/「活版屋の話」/作家・編集者として/「龍(辰)」でつながる文学史/教科書掲載歴/はじまりは野球のシーン/「少年の日の思い出」との類似性/現在・回想・現在/瞬間的なクライマックス/胡桃の「頑迷さ」/成長は「思いがけない」もの/描かれない「父との葛藤」/『おにぎりぼうや』における父子の対立/「父」としての菊池寛/野球の観察眼/神宮球場と村上春樹/参考文献の紹介/
▼参考文献▼
・永井龍男『胡桃割り』(四季叢書、1954・2)
・永井龍男『青梅雨』(新潮文庫、1969・5)
・永井龍男『東京の横丁』(講談社文芸文庫、2016・9)
・『日本近代短篇小説選 昭和編2』(岩波文庫、2012・9)
・『教科書名短篇 少年時代』(中公文庫、2016・4)
・『菊池寛 ちくま日本文学027』(ちくま文庫、2008・11)
・柴田ケイコ『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』(KADOKAWA、2022・9)
・乾英治郎『評伝 永井龍男』(青山ライフ出版、2017・4)
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Wed, 20 May 2026 - 46min - 6 - 生活か芸術かー菊池寛と芥川龍之介【菊池寛「形」②】#6
今回は、芥川龍之介の盟友でもあった菊池寛そのひとの生涯を取りあげます。
▼主な内容▼
メインとサブ/乱用される「形」/生活第一、芸術第二/芥川との関係/貧しかった少年時代/教科書を書き写す/紆余曲折の学生時代/芥川は一高の同級生/退学して京大へ/第3次『新思潮』/「無名作家の日記」/ライバル意識と嫉妬心/生活の基礎を固める/大阪毎日新聞社に入社/対照的な生涯/企業人としての活躍/ぼんやりとした不安/またしても李徴と袁傪/参考文献の紹介/教科書での共演/高松と菊池寛/
▼参考文献▼
・菊池寛『半自叙伝』(ちくま文庫、2025・11)
・堀啓子『日本近代文学入門 12人の文豪と名作の真実』(中公新書、2019・8)
・鹿島茂『菊池寛アンド・カンパニー』(文藝春秋、2025・6)
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Wed, 13 May 2026 - 35min - 5 - 大切なのは内容なのか、形なのか?【菊池寛「形」①】#5
今回は、中学校の国語教科書に掲載されている作品、菊池寛の「形」を取りあげます。
▼主な内容▼
菊池寛の知名度/おすすめは『真珠夫人』/教科書掲載歴/とにかく短い小説/羽織とかぶとという形の持つ力/脾腹(ひばら)を貫かれる中村新兵衛/菊池寛のテーマ小説/内容も大切だが形も大切/他人名義での自作解説/相手に与えるバイアス/日記と形式/肩書の力/実力の過信/現代における形とは/SNSとキャラクター/メディアリテラシーを考える/自己効力感という側面/若い侍の陰謀説/種本との違い/生まれ変わる作品/
▼参考文献▼
・菊池寛『真珠夫人』(文春文庫、2002・8)
・菊池寛『藤十郎の恋・恩讐の彼方に』(新潮文庫、2011・12)
・『ちくま日本文学027 菊池寛』(ちくま文庫、2008・11)
・阿武泉・監修『読んでおきたい名著案内 教科書掲載作品 13000』(日外アソシエーツ、2008・4)
・『読んでおきたい名著案内 教科書掲載作品 小・中学校編』(日外アソシエーツ、2008・12)
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Wed, 06 May 2026 - 44min - 4 - (自己紹介あらため)人生を変えた本について語ろう!【雑談回】#4
今回は雑談回です。自己紹介をかねて、人生を変えた本についてそれぞれ3冊(作)ずつ語ります。
▼主な内容▼
本当は本棚を持ってきたい/弘平谷の1冊目/文学への開眼/朱色の背表紙が並ぶ世界/梶原の1冊目/出会いは高校の国語教科書/動と静/弘平谷の2冊目/どこかで見たことのある構図/社会に出ないと大変なことになる/梶原の2冊目/小説を読み始めたきっかけの本/「完璧な調和」/弘平谷の3冊目/軽井沢という舞台/「生活」を変えた一冊/梶原の3冊目/大学院での研究対象/酷薄な現実から目を逸らさない/それでも課題は残る/
▼参考文献▼
・三島由紀夫『潮騒』(新潮文庫、1955・12)
・三好達治「甃のうへ」(『測量船』所収、講談社文芸文庫、1996・9)
・夏目漱石『それから』(新潮文庫、1948・11)
・村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文芸春秋、2013・4)
・松家仁之『火山のふもとで』(新潮文庫、2025・1)
・石原吉郎『望郷と海』(みすず書房、2012・6)
・阿武泉・監修『読んでおきたい名著案内 教科書掲載作品 13000』(日外アソシエーツ、2008・4)
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Wed, 29 Apr 2026 - 37min - 3 - 教科書に載っていた「SF」作品?!【吉本ばなな「みどりのゆび」】#3
今回は、高校国語教科書にかつて載っていた作品、吉本ばななの「みどりのゆび」を取りあげます。
▼主な内容▼
「キッチン」冒頭の一文/「TUGUMI」と名づけ/教科書掲載歴/教材探しあるある/作者について/吉本隆明の思い出/作中の時制をつかむ/書き出しが「夢十夜」/祖母の言葉/変化する「アロエ」の記述/受け継いだ「みどりのゆび」/擬人化と伏線/ケアの文脈・時代との符合/「うたかた」と虫の知らせ/吉本ばななが描く「SF(すこしふしぎ)」/「みどりのゆび」の原体験/読書のきっかけとして/「文学」概念をかわす吉本ばなな作品/
▼参考文献▼
・吉本ばなな『キッチン』(新潮文庫、2002・7)
・吉本ばなな『うたかた/サンクチュアリ』(新潮文庫、2002・10)
・吉本ばなな『体は全部知っている』(文春文庫、2002・12)
・吉本ばなな『TUGUMI』(中公文庫、1992・3)
・吉本ばなな『ヨシモトオノ』(文藝春秋、2025・5)
・阿武泉・監修『読んでおきたい名著案内 教科書掲載作品 13000』(日外アソシエーツ、2008年)
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Wed, 22 Apr 2026 - 38min - 2 - 中島敦は国語の教科書編集者だった【中島敦「山月記」②】#2
今回は、実は教科書の編集者でもあった中島敦そのひとの生涯を取りあげます。
▼主な内容▼
文庫で読むなら「ちくま文庫」/写真が作りだす作家のイメージ/実は教科書編集者だった/もとは学校の先生/パラオの南洋庁へ/現地に着くも病気がち/公学校の授業見学/「感懐」は伝わらない/教科書づくりの限界/帰国後に新進作家として活躍/父親としての中島敦/子煩悩で教育熱心/ひらがなの手紙/イルカは「ふざけんぼ」/言葉・人間・状況/言語政策としての「国語」/「国語」の相対化/中島敦のお墓/
▼参考文献▼
・『中島敦全集1~3』(ちくま文庫、2009・3)
・『教科書で読む名作 山月記・名人伝ほか』(ちくま文庫、2016・12)
・川村湊『狼疾正伝 中島敦の文学と生涯』(河出書房新社、2009・6)
・川村湊『海を渡った日本語 植民地の「国語」の時間』(青土社、2004)
・島内景二『中島敦「山月記伝説」の真実』(文春新書、2009・10)
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Wed, 15 Apr 2026 - 36min - 1 - 「山月記」とPodcastの意外なつながり?!【中島敦「山月記」①】#1
今回は、高校国語教科書の定番教材、中島敦の「山月記」を取りあげます。
▼主な内容▼
「山月記」をめぐる思い出/教科書掲載歴/なぜ「山月記」は教科書に載るようになったのか/種本「人虎伝」との違い/「臆病な自尊心」と「尊大な羞恥心」/なぜ李徴は虎になったのか/揺れ動く李徴の語り/言葉が作りだす人間の内面/袁傪という他者がそこにいること/相手が誰であるかによって変わるドラマ/「山月記」は李徴と袁傪をパーソナリティーとするPodcast?!/リスナーとしての読者/教科書というメディア/
▼参考文献▼
・『中島敦全集1~3』(ちくま文庫、2009・3)
・『教科書で読む名作 山月記・名人伝ほか』(ちくま文庫、2016・12)
・蓼沼正美「『山月記』論 自己劇化としての語り」(「國語國文研究」第87号、1990・12)
・川村湊『狼疾正伝 中島敦の文学と生涯』(河出書房新社、2009・6)
・佐野幹『「山月記」はなぜ国民教材となったのか』(大修館書店、2013・8)
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Wed, 08 Apr 2026 - 43min
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