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- 586 - 町田徹のふかぼり!(2024.4.19放送分)
2024年4月19日放送 今日の「町田徹のふかぼり」のテーマは 『西側諸国の間で大きく割れるAI規制の考え方。日本国民を保護するのに必要な事とは?』 岸田総理は、先週水曜日=4月10日に、アメリカのバイデン大統領とワシントンで日米首脳会談を行い、共同声明を発表しました。この共同声明の最大のポイントは、中国やロシアを念頭に、地域と世界の安定のために日米同盟をこれまで以上に強化するとしたことです。日本は防衛費のGDP比で2%に増やすことをコミットしましたし、日米は価値観を共有する地域のパートナーAUKUS加盟のオーストラリア、イギリス、あるいは、韓国などとの協力関係の強化を打ち出した点も注目だと言って良いと思います。総理は、We are with you、日本はアメリカと共にある、とアメリカ議会の演説でも言い切りました。ですが、日米首脳会談の前から、僕が気になっていたのは、ハイテク技術分野。特に「生成AI」の扱いでした。 日米共同声明の内容を紹介しますと、、、 「日米両政府は、他の志を同じくするパートナーと実施するものも含めた研究交流、民間投資及び資本調達を通じ、AIなど次世代の重要・新興技術の開発及び保護におけるグローバルなリーダーとしての共通の役割を強化する」 「日米両政府は、理化学研究所とアルゴンヌ国立研究所との間の『科学のためのAI』に関する協力を歓迎する」 「日米両政府は、エヌビディア社、アーム社、アマゾン社及びマイクロソフト社並びに日本の企業連合からの資金提供を通じ、ワシントン大学と筑波大学の間や、カーネギー・メロン大学と慶應義塾大学の間で、1億1000万ドルの新たなAI研究パートナーシップが成立したことを称賛する」 「我々は、広島AIプロセスを更に前進させ、両国のAIセーフティ・インスティテュート間の連携を強化することにコミットしている」 となっています。 生成AIっていうのは、未来を左右しかねない新しい技術ですから、価値観や志を共有しない国やヒトに負けないように頑張ること自体は、必要なことだと僕も思います。その部分に文句を付ける気はまったくありません。とはいえ、その一方で、この生成AIは、間違った使われ方や判断に使われて、危機的な戦争が始まりかねないとか、フェイク情報を流布されて民主主義の根幹である選挙が歪みかねないとか、知的所有権がないがしろになりかねないとか、個人情報の保護が危うい、といった問題がたくさん指摘されている技術でもあります。 そういう意味では、この日米共同声明はバランスを欠いています。中身を読むと、この分野で圧倒的な競争力を誇るアメリカは、その地位の維持を最優先しており、日本は国を挙げてそのサポートするという、危うい宣言だと受け取れないことも無い内容にとどまっているわけです。 これに対し、EUは、僕が心配しているようなことを念頭に置いた規制に踏み込む構え。日米両国とは対極の動きを見せています。 ハイテク分野の競争力の強化だけが大切なのか、それとも人間の保護も含めたバランスが求められているのか。リスナーの皆さんもぜひ、一緒に考えてみてください。 番組公式X!!(旧Twitter)「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 19 Apr 2024 - 585 - 町田徹のふかぼり!(2024.4.12放送分)
2024年4月12日放送 今日の「町田徹のふかぼり」のテーマは 『長引く円安と、誤解が渦巻く為替介入という政策。』 おととい10日のニューヨーク外為市場で円が34年ぶりの安値をつけました。円安は、輸出が多い企業や、価格にとって転嫁できる大企業にはプラスですべての経済主体にとってマイナスということではありません。外貨建ての資産をたくさん持っているような人を除けば、家計には厳しい話ですよね。 政府はすぐに円安を止められないものなんでしょうか?直接的で、かつ効果的なアメリカ・ドルに対する円安対策の政策と言えば、まず、日米2国間の金利の格差を縮めることが考えられます。とはいえ、今の情勢を考えると、この金利格差の縮小は難しいと言わざるを得ません。というか、そもそも、当分の間、日米間の金利格差は縮小しないだろうという見方が強まったことが、今回の円安のきっかけですよね。 急ピッチで円安が進むようならば、市場介入は現実になるはずで、市場は緊迫してきたと、僕は思います。 今日は、市場介入を巡る俗説に切り込む「為替介入の心理学」というタイトルのリポートを先月公表されたばかりの、リコー経済社会研究所の竹内淳主席研究員をゲストにお招きして詳しくお話を伺っていきたいとおもいます。 番組公式X!!(旧Twitter)「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 12 Apr 2024 - 584 - 町田徹のふかぼり!(2024.1.19放送分)
2024年1月19日金曜日。今日のテーマは、 「怖くない!今こそ、使いこなしたい!生成AIとは?」 AI(人工知能)の分野では一昨年の11月アメリカのオープンAIが、対話型AIのChatGPTを公開し、わずか2ヶ月で世界のユーザーが1億人を突破するなど、文書や画像、音声などのコンテンツを自動で作る生成AIが凄まじい勢いで普及しています。 しかし、GMOリサーチが昨年11月末に、日本国内の15歳から93歳までの1126人を対象に実施した調査によると、認知率は63.6%に達したにもかかわらず、実際に使った経験のある人はわずか16.6%にとどまっていることも明らかになっています。 この調査から推測する限り新しいものをおっかなびっくりで眺めているという人も多いということなのではないでしょうか? 今回は、スタジオにリコー経済社会研究所所長の早崎保浩さんをお迎えして、生成AIの現状や実力、わたしたちの生活への影響、そして企業や日本政府が考えなければならない問題点などについて解説していただきます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 19 Jan 2024 - 583 - 町田徹のふかぼり!(2024.4.5放送分)
2024年4月5日放送 今日の「町田徹のふかぼり」のテーマは 『 金融センター・香港が崩壊の危機! 「1国2制度」を瓦解させる国安条例の衝撃とは? 』 親中国派・親中国共産党派が支配する香港の立法会は、先月3月19日、反逆や反乱、スパイ行為、外部勢力との共謀などを取り締まる「国家安全条例」を全会一致で制定しました。現地の新聞「明報」は3月26日付で、この条例の適用第1号として、当局が、国家分裂扇動罪で服役している受刑者の減刑措置の取り消し処分をした、と報じました。 この適用第1号からも推察できると思いますが、香港の「国家安全条例」は、統制色のとても強い威圧的な条例です。2020年に施行された「香港国家安全維持法」を補完するという体裁をとり、取り締まりの範囲を拡大すると共に、厳罰化も行うという内容で、最高刑を終身刑としました。 そして、この条例が「国家安全」を口実に、香港に高度な自治を認める根拠だった「1国2制度」をほぼ完全に否定したという側面も衝撃的です。 香港と言えば、バブル経済の崩壊以来、ニューヨーク、ロンドンを凌ぐ金融センターだった東京に代わって、アジアの金融ハブの地位を占めてきたことでも知られています。 しかし、今回の国案条例の制定を受けて、企業も、ヒトも、おカネも、中国共産党の統制が強まる一方の香港で、経済活動を続けることに大きなリスクを感じており、香港から逃げ出す構えを強めています。 つまり、香港の経済都市や金融ハブとしての繁栄が「風前の灯」になっているわけです。実際に何が起きているのか。これからどうなるのか。今日は、香港について、じっくり考えてみようと思います。 番組公式X!!(旧Twitter)「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 05 Apr 2024 - 582 - 町田徹のふかぼり!(2024.3.29放送分)
2024年3月29日放送 今日の「町田徹のふかぼり」のテーマは 『怖い? それとも怖くない? 日本銀行が踏み切った大規模緩和の解除の影響とは。』 日本銀行は、先週火曜日=3月19日の金融政策決定会合で、「大規模緩和」もしくは「異次元の金融緩和」の解除を決めました。この解除の柱は、マイナス金利政策の解除、YCC=イールドカーブ・コントロールの撤廃、ETFなどのリスク資産の新規買い入れの終了--の3つでした。 このうちマイナス金利の解除では、17年ぶりの利上げを行い、マイナス0.1%だった政策金利を0~0.1%に引き上げることにしました。 こうした大規模緩和の解除は、金融政策の正常化への第1歩だとされていますが、では、この正常化はどのくらいの期間続いて、最終的に、政策金利はどの程度まであがるのでしょうか。その内容によって、これまでほとんど付かなかった普通預金の利息などが上昇するメリットがある一方で、住宅ローンや中小企業向け融資の金利が引き上げられるデメリットもあるので、決して無関心ではいられない動きだと言わざるを得ません。 今日はゲストとして、スタジオに、元日銀マンで金融政策に詳しく、現在は日本総研の上席研究員として活躍しておられる西岡慎一さんをお招きして大規模緩和の解除の持つ歴史的な意味や、我々のくらしや企業の経済活動に与える影響をじっくりお話いただこうと思います。 番組公式X!!(旧Twitter)「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 29 Mar 2024 - 581 - 町田徹のふかぼり!(2024.3.22放送分)
2024年3月22日放送 今日の「町田徹のふかぼり」のテーマは 「2050年にカーボンニュートラルを実現する!日本最大の発電会社JERAの決め手はこれだ!!」 世界的に見ると、近年、頻発が目立つ異常気象に対する対策、つまりカーボンニュートラルが喫緊の重要な課題ですよね。その割には、企業が今、どういう風に取り組んでいるのかは、あまりよく知られていないと思いませんか? そこで、今日は、代表的な企業が、どういう風にカーボンニュートラルと格闘しているのかお伝えしたいと思います。 スタジオには、JERAの社長 CEO兼COO の奥田久栄さんをお招きしました。 にっぽんイチの発電会社がカーボンニュートラルという難問にどう取り組んでいるのか、火力発電の課題、愛知県の武豊火力発電所で今年1月31日に起きた火災についての原因究明、早くから取り組んでいる洋上風力発電の現状などについて、詳しくお話を伺っていきます。 番組公式X!!(旧Twitter)「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 15 Mar 2024 - 580 - 町田徹のふかぼり!(2024.3.15放送分)
2024年3月15日放送 今日の「町田徹のふかぼり」のテーマは 日経平均が今年に入って2割上昇し、史上初の4万円に。足もとの経済は、この株高を支えるほど好調なのか!?」 日本株が元気です。日経平均株価は先週月曜日(3月4日)、史上初めて、4万円の大台に乗せました。 今年に入ってからの日経平均株価の上昇率は20%で、ニューヨーク・ダウ=工業株30種平均の4%など、主要国のそれを大きく上回っています。参考のため、G20=20カ国・地域を見渡してみても、22%のトルコに次ぐ2位と高い水準になっています。 株価の上昇、本当に、ニュースとして大きな話題です。私たちの暮らしはそんなに良くなったという気はしないのですが、株式市場では何が起きているんでしょうか。この株式市場は、経済の先行きを占うものだとか、経済の実態を映す鏡だとよく言われます。 しかし、それは株価水準を長い目で見た場合のことであって、短期的には、売り買いの需給や経済事件などを反映して大きく動くことも珍しくはありません。 そこで、今日は、足もとの日本経済がどういう状況にあるのか。株価の史上最高値を支えるほど、経済が好調なのか。景気の先行きについて確認しておこうと思いました。 ゲストに日本経済研究センターの副主任研究員 宮﨑孝史さんを迎えお話を伺います。 番組公式X!!(旧Twitter)「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 15 Mar 2024 - 579 - 町田徹のふかぼり!(2024.3.8放送分)
2024年3月8日放送 今日の「町田徹のふかぼり」のテーマは 2週連続特集 最悪の事故から13年を経た世界の原発の今。東日本初の再稼働を目指す女川原発。町田徹が4度目の現地取材で改めて感じた信頼の大切さ。 今日は2週連続の特集「最悪の事故から13年を経た世界の原発の今」の2回目を放送します。 「第一人者・鈴木達治郎氏が改めて語る『原発への提言』能登半島地震と処理済み汚染水問題が投げかけた課題とは?」 今年の正月早々・元旦に、北陸電力の志賀原発のある能登半島を直撃した能登半島地震が浮き彫りにした新たな原発の安全対策の知見や、ALPS(多核種除去装置)で、ほとんどの放射性物質を取り除いたALPS処理水を、IAEA(国際原子力機関)が安全だとお墨付きを与えてくれるレベルまで水で薄めたうえでの海洋放出だったにもかかわらず、中国が安全性に疑義を唱えて日本産水産物の輸入を全面停止している問題でいったい何が拙かったのかいう点を、第一人者の視点から分析していただきます。 元原子力委員会の委員長代理で、長崎大学教授の鈴木達治郎さんとオンラインで繋ぎ、お話を伺います。さらに、改めて、これからの原発や原子力政策の在り方などを提言していただきます。 (この番組は3月1日に録音したものです) 番組公式X!!(旧Twitter)「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 08 Mar 2024 - 578 - 町田徹のふかぼり!(2024.3.1放送分)
2024年3月1日放送 今日の「町田徹のふかぼり」のテーマは 2週連続特集 最悪の事故から13年を経た世界の原発の今。東日本初の再稼働を目指す女川原発。町田徹が4度目の現地取材で改めて感じた信頼の大切さ。 再来週の月曜日=3月11日には、東日本大震災が原因で発生した人類史上最悪レベルの原子力事故だった福島第一原子力発電所の事故から13年という節目を迎えます。 そこで、番組では、今日=3月1日と来週金曜日=3月8日の2回を、つまり2週連続で、原発=原子力発電の特集を組むことにしました。 こちらの資料を参考にしながらぜひお聞きください。 番組公式X!!(旧Twitter)「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 01 Mar 2024 - 577 - 町田徹のふかぼり!(2024.2.23放送分)
2024年2月23日金曜日。今日のテーマは、 「転ばぬ先の杖!再来年にもGDPで日本を上回る勢いのインドとの付き合い方は?」 去年は、日本が名目GDP(国内総生産)でドイツに抜かれて4位に転落したことが大きな話題になりました。しかし、まだ日本の相対的な地位の低下は続きそうです。例えば、IMF(国際通貨基金)は、再来年=2026年にも、日本がインドに抜かれて5位に転落するという見通しを発表しています。今日は、このインドに焦点を当てたいのですが、インドの勢いはすさまじく、日本を抜いた後、その翌年=2027年にはドイツも抜いて、GDPで世界第3位に躍り出るだろうとも言われています。そこで気になるのは、経済大国としての地位を固めようとしているインドの本当の実力と、インドとの日本の今後の付き合い方です。 そこで今日は、日本とインドの経済関係の築き方をふかぼりしてみたいと思います。そして、このテーマを考えてもらうのにピッタリの専門家をゲストとして日本経済研究センターの主任研究員の山田剛さんをお迎えし、様々な切り口でお話を伺いたいと思います。 (2024年2月16日に録音したものをお送りいたします) 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 23 Feb 2024 - 576 - 町田徹のふかぼり!(2024.2.16放送分)
2024年2月16日金曜日。今日のテーマは、 国際社会の無関心に苛立ったハマスの暴発! 事実上の中東の戦争の長期化と頻発のリスクとは? 今日は、イスラム組織ハマスが去年の10月7日に突如、イスラエル占領下のパレスチナ自治区ガザから、イスラエル側に向けて、大量のロケット弾を発射すると共に武装した戦闘員を侵入させたことに対し、イスラエル軍が報復を開始。以来早や4カ月あまり、133日に及んでいる、中東の大規模な戦闘、事実上の悲惨な戦争の問題を取り上げたいと思います。 1993年のオスロ合意は歴史的で、イスラエルとパレスチナがお互いの存在を認めたことをきっかけに、パレスチナ民族もこの地に国家を建設し、イスラエルと共存する時代が来るのではないか、と期待された時期もありましたが、双方の強硬派は軍事行動をやめず、中東和平の機運はすっかり吹き飛んでしまいました。 そして、今回のガザでの大規模な戦闘の死者は、開始から100日を経た今年1月半ばの段階で、すでに2万人を超えたと報告されています。過去の中東の戦争を上回るような深刻な事態に陥っているわけです。 過去4回の中東戦争で、イスラエルがこうした事態には過剰反応することを百も承知だったはずなのに、ハマスはなぜ、このタイミングで戦端を開く暴挙に出てしまったのでしょうか。双方は、多くの市民の犠牲を伴う戦闘をいったい、いつまで続けるのでしょうか。アメリカやイランといった周辺国は何を考えているのか。さらには、中東に恒久的な平和が訪れる日は来るのか。疑問は尽きません。 そこで、今日は、こうした数々の疑問をズバリと解説してくれる中東問題のスペシャリストをゲストとしてお招きしました。帝京大学経済学部国際経済学科 教授の中西俊裕さんに詳しく解説していただきます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 16 Feb 2024 - 575 - 町田徹のふかぼり!(2024.2.9放送分)
2024年2月9日金曜日。今日のテーマは、 これは「経済大国・中国衰退の兆しなのか?あのIMFが指摘した中国経済の弱点とは? 2月2日にIMF(国際通貨基金)が中国に対し、年次報告書を公表しました。その中で中国経済が深刻な下ぶれリスクに直面していると警鐘を鳴らしています。今回は、その内容の解説とそこから読み取れる高い評価とマイナスの面、天文学的な数字になってしまった不動産デベロッパーの負債の処理、そしてアメリカとの摩擦などの実情についても考えていきたいと思います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 09 Feb 2024 - 573 - 町田徹のふかぼり!(2024.2.2放送分)
2024年2月2日金曜日。今日のテーマは、 「食糧安全保障の掛け声のもと、また農家と農協の保護ですか?政府・与党が目指す『食料・農業・農村基本法』改正の的にふかぼりたいと思います。 ゲストにキャノングローバル戦略研究所の研究主幹、山下一仁さんをお迎えし、日本の農業政策の歴史、第2次世界大戦後のGHQ主導による農地改革、50年にわたる減反政策などについてお話を伺います。また、ウクライナ戦争などに端を発する日本の食料安全保障についての考え方などについてもお話しいただきます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 02 Feb 2024 - 572 - 町田徹のふかぼり!(2024.1.26放送分)
2024年1月26日金曜日。今日のテーマは、「プーチン氏と 習近平氏が ほくそ笑んでいる!衝撃の『トランプ復活』のリスクとは?」今日は、アメリカの大統領選挙で現実味を帯びてきたトランプ前大統領の復権の可能性と、そのリスクについてふかぼりたいと思います。今回の大統領選挙には、いつもとは比較にならないほど、国際社会の注目が集まっています。その理由は、ウクライナの戦争が3年目を迎えようとしているほか、中東各地で紛争が起きているからです。あと、台湾情勢が緊迫の度を増していることも無視できませんし、経済的な米中分断も目が離せない問題です。そんな中でプーチン氏や習近平氏はどうみているのでしょうか?ほくそ笑んでいるのでしょうか?番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 26 Jan 2024 - 570 - 町田徹のふかぼり!(2024.1.12放送分)
2024年1月12日金曜日。今日のテーマは、 「世界の行方を左右する?今年の5大選挙が抱えるリスクとは!」 今年は選挙イヤーとと言われ、向こう5年とか10年の世界の行方を左右しかねない大型選挙が各国で目白押しです。こうした選挙は、日本にも大きな影響を及ぼす可能性があり、、決して、我々も無関心ではいられません。 そして、早くも明日(1月13日)にはそうした大型選挙の一つで、この極東地域の軍事や安全保障、経済に大きなインパクトを与えかねない台湾の総統と立法委員(日本の国会議員に相当)の選挙が行われます。 台湾、韓国、ロシア、ヨーロッパ議会、そしてアメリカの5つの選挙の現在の情勢と、それぞれが抱えるリスクについて深ぼっていきます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 12 Jan 2024 - 569 - 町田徹のふかぼり!(2024.1.5放送分)
2024年1月5日金曜日。今日のテーマは、 「2024年、あの二つの戦争の行方は?」 「二つの戦争」、ロシアによるウクライナ侵攻とイスラエルによるガザ地区侵攻を指していることは容易にご理解いただけると思います。 この二つのリスクを論じていただくために、スタジオにゲストをお招きしました。外交や安全保障がご専門で、笹川平和財団の上席研究員をつとめられている渡部恒雄さんです。 これらの戦争の当事者だけでなく、近隣国、そしてアメリカ、中国などのそれぞれの立場や、狙いなども含め解説をしていただきます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 05 Jan 2024 - 568 - 町田徹のふかぼり!(2023.12.29放送分)
2023年12月29日金曜日。今日のテーマは、 来年の日本経済は大丈夫?かげりも見られる個人消費はその勢いを取り戻せるのか?」 今年最後の放送は、元日本銀行副総裁、日本経済研究センター理事長の岩田一政さんをスタジオにお招きしてお話を伺っていきます。 アメリカ、中国、ヨーロッパの経済状況を分析していただきながら、それらを踏まえた日本の来年の経済予測をお話いただきます。 アメリカの金利引き下げは行われるのか?そのタイミングは? 中国経済復活のスピードは? GDPが連続して下落傾向にあるヨーロッパの実態は? 政府が出したばかりの経済の見通しの数字はいいように見えますが、その数字に隠されたカラクリについて これらを総合して、日本経済研究センターは来年の日本経済見通しをどのように予測しているのでしょうか? (この番組は2023年12月22日に録音したものです。) 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 29 Dec 2023 - 567 - 町田徹のふかぼり!(2023.12.22放送分)
2023年12月22日金曜日。今日のテーマは、 「岸田さん、被爆地選出の総理の責務はどうなったの?核軍縮を口先だけで終わらさないでくださいね!」 先週に続いて核兵器をめぐる軍縮=各軍縮について考えてみたいと思います。 原子力委員会委員長代理や長崎大学核兵器廃絶研究センターのセンター長などを歴任された、原子力工学者の鈴木達治郎さんにNPTや新START、CTBT、TRNWなど国際的な取り組みについて、そして何よりもその世界的な動きに積極的に乗って行かない日本、岸田政権についての解説いただきます。 本日の番組の放送中、機器の異常によりノイズが入りました。お聴き苦しい点がありましたことをお詫びいたします。ポッドキャスト、23時からの再放送をご利用ください。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 22 Dec 2023 - 566 - 町田徹のふかぼり!(2023.12.15放送分)
2023年12月15日金曜日。今日のテーマは、 「岸田総理、核軍縮に賭けていると言いながら、『核兵器禁止条約の会議』にそっぽを向くのは、無責任だと思いませんか?」 12月1日、核兵器の開発や保有、使用などを禁じているTPNW(核兵器禁止条約)の第2回締約国会議が、改めて「核による抑止」という戦略もしくは考え方は間違っており、「核軍縮の障害」でしかないなどとする政治宣言を採択して、閉幕しました。 この会議には、核兵器禁止条約に加盟している締約国だけでなく、日本同様、アメリカの「核の傘」の庇護を受けているNATO(北大西洋条約機構)の加盟国を含めておよそ30カ国のオブザーバーも参加し、なかなかの盛り上がりだったようです。 特に、日本と同じG7加盟国のドイツもオブザーバーとして会議に参加。演説で、ロシアが核の威嚇を繰り返している現状を考えると、直ちに「核抑止」を放棄することはできないとしつつも、核軍縮そのものは重要だ、などと主張したと伝えられています。 そうした中で、岸田政権が去年の第1回に続いて、今回の核兵器禁止条約の締約国会議にも、また、オブザーバー参加を拒んで、代表団を送りませんでした。岸田総理はわずか半年前に、自身が広島県選出の衆議院議員なので、核軍縮に政治家生命を賭けていると言って、わざわざG7サミットを広島に招致して、壮大な政治ショーを演出したばかりです。 ということで、今日は、あれこれ手を出すけど、何をやっても、中途半端で、国民の支持を得られない、岸田内閣のもうひとつの問題点をみんなで考えてみたいと思います。 ※今回、番組アシスタントは杉浦舞に代わり、分林里佳が務めます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 15 Dec 2023 - 565 - 町田徹のふかぼり!(2023.12.8放送分)
2023年12月8日金曜日。今日のテーマは、 チャールズ国王もとても心配している! COP28は、『大きく外れた軌道』を修正できるのか? 先月11月30日から今月12月12日までの日程で、今年も国連の気候変動枠組み条約の締約国会議が開催されています。今年の開催は、1995年にドイツで開催した第1回会合から数えて、28回目となることから、「COP28」と呼ばれています。 ただ、この28年間の歩みを振り返ると、現状は決してうまくいっていると言えません。現状に警鐘を鳴らしたもののひとつとしては、UNEP(国連環境計画)が先月(11月)20日に公表した地球温暖化の現状に関する報告書「Nations must go further than current Paris pledges Or face global warming of 2.5-2.9°C(Celsius)」が挙げられます。それによると、各国が現在、表明している2030年頃までの温暖化ガスの削減目標をすべて達成したとしても、地球の気温は2.5〜2.9度上がる見通しなのです。つまり、2015年のCOP21で採択された「パリ協定」が目標としている、世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて「2度より低く、1.5度以下」に抑えるという目標の達成がすでに絶望的になっているわけです。 国連のグテーレス事務総長は今年7月に現状を「沸騰化」と表現しました。そうした中で、イギリスのチャールズ国王は1日、去年9月の即位後、初めてCOPに参加。ズバリ、世界の気候変動対策が「軌道から大きく外れている」と発言。対策の遅れに警鐘を鳴らしました。国王は環境保護をライフワークにしている方ですから、説得力がありますよね。そこで、今日はCOP28が閉幕する前に、番組として、ひと言申し上げておこうと考え、こういうテーマにしました。 そして、今日は、この問題を論じていただくのに最適の方をゲストにお招きしました。1997年のCOP3で「京都議定書」の取りまとめに奔走され「ミスター京都議定書」の異名もある元環境事務次官で、今は東大の客員教授などもつとめる小林光さんです。小林さんにじっくりと解説をお願いしています。どうぞお楽しみに ※今回、番組アシスタントは杉浦舞に代わり、分林里佳が務めました。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 08 Dec 2023 - 564 - 町田徹のふかぼり!(2023.12.1放送分)
2023年12月1日金曜日。今日のテーマは、 「新外国人労働者受入制度、これでは『選ばれない国』の人手不足は解消しないのでは?」 「現代の奴隷制度」と酷評されてきた「外国人技能実習制度」の見直しを検討してきた、政府の有識者会議が先週金曜日(11月24日)、この制度を廃止したうえで、新しい制度「育成就労」の創設を求める報告書をまとめました。 最大の目玉として、新聞やテレビが報じたのは、別の職場への「転籍」の制限期間を現在の制度の「3年」から、新制度では原則として「1年」に短縮することを打ち出したことです 。ところが、その目玉にも「経過措置」を設けて、当分の間は1年を超える転職制限を残すことを容認する内容になっています。つまり、尻抜けの提言にとどまっており、「現代の奴隷制度」の抜本的な見直しができるのか首を傾げたくなる内容です。 岸田政権は、今回の報告書に基づいて、関連法案をまとめて来年春の通常国会に提出する方針だと言いますが、現状は極めて危うい。日本が外国人労働者から一段と「選ばれない国」になりかねない状況です。 ということで、今日は、何をやっても、しっかりした改革を打ち出せない岸田内閣のもうひとつの問題を浮き彫りにしたいと思います。何が足りないか、みんなで考えてみましょう。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 01 Dec 2023 - 563 - 町田徹のふかぼり!(2023.11.24放送分)
2023年11月24日金曜日。 NTT法改正とIWONのポテンシャル、NTTの澤田会長にふかぼりインタビュー 今回は、最もホットな会社の一つNTTの澤田純会長をスタジオにお招きし、お話を伺います。 桁違いの高速大容量通信と節電が可能とされるIWON(光電融合技術)が実用化と普及に向けて動き出しています。現在の状況はどのようなものなのか? そして、防衛予算の財源候補の一つとして政府が保有しているNTT株の売却益を充てる案が発端となって政府・与党の間で議論が活発化したNTT法の見直し問題が、ライバルの通信業者も巻き込んでしまい、百家争鳴とでもいうべき状況になっていることからも、注目が集まることを避けられない会社です。 今回は、このところ、政府・与党や通信事業者の間で飛び交っている既得権まみれの議論ではなく、どうすれば日本の通信インフラの競争力を維持し、向上することができるのか?そういった視点で澤田さんのお話を伺います。 (この番組は2023年11月17日に録音したものです) 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 24 Nov 2023 - 562 - 町田徹のふかぼり!(2023.11.17放送分)
2023年11月17日金曜日。 実はバブル崩壊を恐れ、悪しき商慣行の解消に動いていた!これが、元野村證券社長の田淵義久さんが批判された"損失補てん"の真相だ。 今日は、歴史に埋もれそうな事件の真相をお話しします。 先週水曜日=11月8日に肺炎で亡くなったという訃報で、今なお「バブル経済の体現者」とか、毀誉褒貶があった」といったネガティブなレッテルを貼られがちだった、かつての野村証券の社長、田淵義久さんについて、僕は当時、ご本人を取材する中で、そんなレッテルとはちょっと違う人物だと感じていたというお話をしたいと思っています。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 17 Nov 2023 - 561 - 町田徹のふかぼり!(2023.11.10放送分)
2023年11月10日金曜日。 「総点検!焦点ボケして水脹れした総合経済対策。『増税メガネ』批判が、岸田総理を所得税減税に走らせたというのは本当か? 岸田内閣は、2023年度の補正予算案を閣議決定しました。 この補正予算は、政府が今月11月2日の臨時閣議で閣議決定した「デフレ完全脱却のための総合経済対策」に必要な予算を確保するための予算案で、今年度の一般会計の歳出と歳入をそれぞれ13.1兆円ずつ積みますということです。政府はこの補正予算案を今月中にも国会に提出し、成立を目指すとしています。コロナ危機を脱した今、大規模なばらまき型の総合経済対策は本当に必要なのでしょうか? 根強かった衆議院の年内解散説も急速に後退しています。今回は予算案の中身についてふかぼりしていきたいと思います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 10 Nov 2023 - 560 - 町田徹のふかぼり!(2023.11.3放送分)
2023年11月3日金曜日。 テールリスクに警鐘を鳴らした日銀の記入システムレポート!銀行は今、どんなリスクを警戒すべきなのか? テールリスクとは、経済やマーケットにはリスクとして軽微なものからとんでもなく危険なものまでいろいろとありますが、その中で、めったに起きないけれど起きたら大変だということを指しています。 日銀は、10月20日に公表した注目の報告書「金融システムレポート」でこのテールリスクについて言及しています。日銀が警鐘を鳴らすテールリスクに金融機関はどのような対応をしていくべきなのか? 日本経済研究センターの金融研究班で「総括」を担当されている気鋭のエコノミスト 阿部眞子さんに解説してただきます。(この番組は10月27日に録音したものです) 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 03 Nov 2023 - 559 - 町田徹のふかぼり!(2023.10.27放送分)
2023年10月27日金曜日。 クルマ市場と産業の衰退の波もそこまで迫っている?町田徹が華やかなモビリティショーの取材で感じたことは? 今回は、華やかなお祭り騒ぎに包まれているモビリティショーの取材で、町田徹が感じた光と影の両面をリスナーの皆さんに紹介します。 飽和状態となっている自動車業界の中で、日本メーカー、海外勢、特に中国、そしてEV、クルマ以外のモビリティ展示などについて紹介します。また、EV市場に参入しようとするベンチャー企業野比較的規模の小さい企業の出展ブースにも目を向けます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 27 Oct 2023 - 558 - 町田徹のふかぼり!(2023.10.20放送分)
2023年10月20日金曜日。 「8月の日米韓首脳会談と9月の露朝首脳会談の衝撃。極東はどう変わるのか?」 今回は、この夏以降、歴史的な構造変化の可能性も囁かれている極東=東アジア情勢について、じっくりと考えてみたいと思います。 8月には、アメリカのバイデン大統領が重要な訪問客をもてなす場所として有名なキャンプデービッドで日米韓3か国の首脳会談を催したり、9月には、北朝鮮のキム・ジョンウン総書記が1週間も極東ロシアを訪ね、ロシアのプーチン大統領と首脳会談を行ったり、宇宙基地を視察したりしていったい何が話し合われたのか話題になりました。 日米韓3か国の首脳会談は、将来、この3カ国のどこかで首脳交代があっても3カ国の安全保障面での連携が揺らいだり後戻りしないように制度化してしまうための合意がいくつもあったと言われていますし、プーチン大統領とキム・ジョンウン総書記の会談ではウクライナの戦争や北朝鮮のロケットやミサイルの開発を巡って新たな軍事協力が合意されたのではないかと懸念されています。 また、北朝鮮は5月と8月の2度の失敗にも懲りることなく、10月末までに3度目の"人工衛星の打ち上げ"と称するものを強行する構えを見せていることにも目が離せない状況です。 そこで日本経済研究センターの首席研究員 伊集院敦さんにそれぞれの国の事情などを中心に解説していただきます。 (この番組は10月13日に録音したものです。) 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 20 Oct 2023 - 557 - 町田徹のふかぼり!(2023.10.13放送分)
2023年10月13日金曜日。 「廃止」の自民党と「存続」の総務省。政府・与党内が真っ二つの『NTT法見直し」は、どっちの提言が正論なの? 今日は、今年の6月に、与党・自民党の匿名委員会が突然、防衛費を増やすための財源のひとつとして、政府が財務大臣名義で保有しているNTTの株式を売却しいて、その売却益を充てる構想を打ち出して以来、政・財・世界で議論が沸騰しているNTTの設立根拠法の問題、つまりNTT法の見直し問題を取り上げます。 NTT法でNTTが負わされている義務とは何か、外資参入の規制など様々な視点から解説します。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 13 Oct 2023 - 556 - 町田徹のふかぼり!(2023.10.6放送分)
2023年10月6日金曜日。 「享受できるのは恩恵ばかりとは限らないインターネットの未来。負の側面で起きうることと、その対処の方策は?」 今回は、9月に出版された書籍を題材に、インターネットについて考えてみたいと思います。一般の人にも簡単に使えるような形になってインターネットが登場したのはほんの30年ほど前のことです。最初はネットサーフィンをしてお役所や企業のホームページで発表資料を見るとか、知り合いと電子メールをやりとりするぐらいだったのが、通信網のブロードバンド化もあり、動画配信やSNSを使わない日がないくらい、インターネットは私たちの生活に浸透してきました。 ところが、今、インターネットはこれまで以上の勢いで、もっと大きく変わろうとしていると言うんです。 しかも、その方向は、アメリカの有力シンクタンクが「グローバルなインターネットの時代は終わった」と警鐘を鳴らすほど、懸念すべきことが少なくないとみられているんですよね。 この気になるインターネットの未来を論じる書籍「教養としてのインターネット論」を日経BP社から9月19日に上梓された谷脇康彦さんをゲストにお招きして、インターネットの未来を論じていただきます。 谷脇さんは昨年からIIJの取締役副社長や慶応義塾大学の特別招聘教授もなさっています。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 06 Oct 2023 - 555 - 町田徹のふかぼり!(2023.9.29放送分)
2023年9月29日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 火曜日、アメリカのバイデン大統領が現職大統領として初めてUAW=全米自動車労組のストに参加して支援を表明。 〈第4位〉 火曜日、FTC=アメリカ連邦取引委員会が独禁法違反容疑で、アメリカのアマゾンを提訴。 〈第3位〉 ウクライナがロシア支配下のクリミア半島に攻勢。先週の艦隊司令部攻撃で「司令官を含む34人を殺害」と主張。 〈第2位〉 月曜日、岸田総理が10月策定を目指す経済対策の骨子を発表。 〈第1位〉 昨日、外為市場で円が150円目前の円安に。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「本当に開催できるの? 大阪・関西万博。パビリオンの建設遅れに加えて、2度目の建設費増額問題も表面化!」 再来年(2025年)4月に開幕する予定の大阪・関西万博も大成功が望まれていることは、皆さんもご存知でしょう。ところが、この万博が本当に開催できるのか。危ぶまれているのです。その理由は大きく分けて2つ。開幕まで500日あまりになったにもかかわらず、外国パビリオンがまだ一つも着工していないことと、2度目の建設費の増額が見込まれており、そのコスト負担を巡る対立が勃発しかねないことです。この話のおカネの部分は、巨額の税金が絡んでおり、自分には関係ないと思っているあなたにも大きな影響のある話です。 そこで、今日は、その万博の準備がどうなっているかをふかぼってみます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 29 Sep 2023 - 554 - 町田徹のふかぼり!(2023.9.22放送分)
「GDP統計が改めて浮き彫りにした経済の下振れリスク!来年度に向けての景気の勘所は何だ?」 2023年9月22日金曜日。 今日は、特別編成でお送りします。 日本経済研究センターの宮﨑孝史 副主任研究員をスタジオにお招きしました。 内閣府が先々週金曜日=9月8日に発表した「今年4月から6月期のGDP(国内総生産)の改定値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値が1月から3月期との比較で1.2%増、年率換算で4.8%増にとどまりました。これは8月発表の速報値を下方修正するもので、改めて、日本経済が今年後半にかけて下振れリスクを抱えていることを浮き彫りにした格好になっています。 今回は宮崎さんにGDPの改定、日本経済の成長率、アメリカを中心にヨーロッパや中国など海外経済が日本経済をどのように下支えするのか。 そしてインバウンドが与えるであろう影響などについてじっくりと解説いただきます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 22 Sep 2023 - 553 - 町田徹のふかぼり!(2023.9.15放送分)
2023年9月15日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 火曜日、NTT法の見直しを巡り、総務省の審議会が、通信4社の社長らからヒアリングを実施。 〈第4位〉 火曜日、アメリカのアップル社が新型iPhone15を発表。 〈第3位〉 水曜日、第2次岸田再改造内閣が発足。閣僚19人のうち初入閣は11人、女性は5人に。 〈第2位〉 水曜日、ロシアのプーチン大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン総書記が首脳会談。 〈第1位〉 日曜まで2日間開催されたG20(20か国・地域)首脳会議。中国・ロシアのトップ不在の中で、議長国・インドが強い存在感示す。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「IMEC (インド・中東・ヨーロッパ経済回廊)の覚書も締結!8月下旬のBRICSの中国に代わって、今回のG20ではインドが圧倒的な存在感を示した」 国際政治を見ていると、アルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦の新規加盟を決めた先月24日に閉幕したBRICS首脳会議では中国の習近平国家主席が圧倒的な存在感を示しました。 が、今回、先週土曜日と今週日曜日の2日間の日程で開かれたG20(20カ国・地域)首脳会議では、習近平氏やロシアのプーチン大統領が欠席する中で、議長国をつとめたインドのモディ首相が圧倒的な存在感を示したのです。 なんと、モディ首相はG20のタイミングにあわせて、アメリカに「IMEC (India-Middle East-Europe Economic Corridor=インド・中東・ヨーロッパ経済回廊)」構想というものについて覚書を締結したことを発表させる"離れ業"もやってみせたのです。 先週土曜日=9月9日のG20首脳会議に合わせて誕生した新しい略語と言って良い言葉です。 IMECの覚書には、インド、アメリカを含めて8カ国・地域が調印しており、インド、アラビア湾、ヨーロッパを結ぶものとのことで、中国の「一帯一路」構想と対抗していく狙いも透けて見えます。 この時間は、IMEC構想も含めて、インドと中国が展開しているグローバルサウスの盟主の座を巡る激しい外交戦に焦点を充てていこうと思います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 15 Sep 2023 - 552 - 町田徹のふかぼり!(2023.9.8放送分)
2023年9月8日金曜日。「避けて通れない中間貯蔵の確保。唐突に飛び出した山口県上関町案の意味するところは?」先月はじめ=8月2日、関西電力と中国電力は、山口県上関町で、使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設が可能かを調査すると発表しました 。地元・上関町が応じて、この施設の建設にめどがつけば、いくつかある"トイレの無いマンション"と揶揄されてきた、日本の原子力発電の問題点がひとつ解消され、懸案の解決へ向けて1歩前進する話です。が、課題は多く、決して楽観できる状況とは言えません。そこで今回はスペシャル編成で長崎大学教授の鈴木達治郎さんをリモートで繋いでお話を伺います。鈴木さんは、旧原子力委員会の委員長代理や、長崎大学の核兵器廃絶研究センター長を務められたほか、現在は日本経済研究センターの特任研究員もされています。今回は、ご専門である原子力政策の中で、中間貯蔵の意味をじっくり伺っていきます。番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 08 Sep 2023 - 551 - 町田徹のふかぼり!(2023.9.1放送分)
2023年9月1日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 昨日=8月31日、西武池袋本店の異例のストライキの一方で、セブン&アイ・ホールディングスはそごう・西武の売却を決議。 〈第4位〉 おととい=8月30日、岸田総理がガソリン価格抑制のため補助金を延長すると表明。 〈第3位〉 昨日=8月31日に、NTT法見直し問題で、岸田総理が甘利氏と協議。 〈第2位〉 おととい=8月30日、中国不動産デベロッパーの碧桂園(カントリー・ガーデン)が今年1~6月の連結最終損益が過去最大の赤字だったと発表。 〈第1位〉 今週、中国からの「処理済み汚染水」の海洋放出に関する、日本への嫌がらせ電話が殺到する事態に! そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「科学的根拠なき中国の禁輸が招いた処理済み汚染水を巡る大混乱。 繰り返すが、政府はWTO提訴を急ぐべきである。」 リスナーの皆さんもよくご存じのように、中国はメディアやSNSの統制が厳しい国です。にもかかわらず、これだけ日本バッシングが起きているというのは、中国政府が黙認している、さらには、暗黙の奨励をしているとみる向きが多いですよね。 実際のところ、中国外務省の 汪文斌副報道局長は今週月曜日=8月28日の記者会見で、迷惑電話などが殺到している事実を「把握していない」と言い張りました。 ここまで来ると、中国政府が日本叩きを主導していると言わざるを得ず、国内の経済不振から国民の関心をそらし、矛先を日本に向けようとしているとの見方が説得力のあるものに見えてしまいます。 高市・経済安全保障担当大臣や松野・官房長官が最近の記者会見で、直接・間接にWTO提訴を示唆すると、あの中国外務省の汪副報道局長はムキになって「(中国の措置は)完全に正当で合理的だ」と言い張っていましたよね。僕は焦りの表れだと思いますが、ああ言うことを言わせていては、国際社会に日本の正当性を分かってもらうのは難しくなる。毅然として出るところに出て、圧倒的な価値を収めてほしいと思います 。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 01 Sep 2023 - 550 - 町田徹のふかぼり!(2023.8.25放送分)
2023年8月25日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 水曜日、搭乗していた小型ジェット機がつい墜落し、ワグネルの創設者プリゴジン氏が死亡。ロシアのプーチン大統領が哀悼の意を表明。 〈第4位〉 水曜日、ウクライナのゼレンスキー大統領が改めて、クリミア半島を奪回する決意を強調。 〈第3位〉 木曜日、来年度予算の概算要求の概要が判明。防衛費と国債費がそれぞれ1割増え、総額が3年連続の110兆円超えに膨らむ。 〈第2位〉 木曜日、新興5カ国の集まりであるBRICSがサウジアラビアなど6カ国が新たに正式メンバーになると発表。 。 〈第1位〉 木曜日の福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出開始を受け、中国が日本産水産物の全面禁輸を発表。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「恒大がアメリカ破産法の適用を申請した問題は、世界経済が抱える中国リスクの大きさの象徴だ!」 先週のこの番組で一報をお伝えしましたが、中国政府が2020年の夏に監視を強化して以来、中国バブル崩壊の火種と目されてきた不動産デベロッパー大手・恒大集団が先週の木曜日=8月17日に、アメリカ・ニューヨーク州の連邦破産裁判所に連邦破産法15条の適用を申請し、世界経済が直面する中国リスクの大きさが改めて浮き彫りになりました。昨年末の段階で、49兆円近い負債を抱えて債務超過に陥り、再建の行方が注目されていました。 今回の破産法の適用申請で一気にエンディングに向かうのか、また、どんな影響があるのか、心配は尽きません。恒大の経営危機は今後も長引くとみるべきで、結果として、心配される影響が大きくなるリスクも膨らみ続けるでしょう。 中国国内だけでなく、世界や日本の経済の足を大きく引っ張りかねません。 今日は、このふかぼりのコーナーで、その深刻さを明らかにして貰いたいと思います。そして解決策があるのかについてもふかぼりたいと思います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 25 Aug 2023 - 549 - 町田徹のふかぼり!(2023.8.18放送分)
2023年8月18日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズが、AI学習での記事の無断使用禁止をサービス利用規約で明文化。 〈第4位〉 ロシアに対抗して、ウクライナがドローンの増産に拍車。アメリカのCNNによると、年内に20万機を調達する計画も。 〈第3位〉 2024年の3月期の純利益、上場企業が3期連続で最高益を更新する見通しに。 〈第2位〉 外為市場で円安・ドル高が加速!おとといの水曜日、ニューヨーク市場で1㌦=146台に突入。 〈第1位〉 世界経済のリスク要因として、中国経済の変調が鮮明に。当局は若年失業率の公表を停止。不動産大手・恒大は、アメリカの破産法適用を申請。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「贈収賄は犯罪だ! が、電力コストを高止まりさせて搾取し続けようとした罪も見逃せない!日本風力開発の秋本衆議院議員への資金供与の本当の問題点とは?」 洋上風力発電の開発地域を巡る入札ルールが第2ラウンドの手続き開始後に変更された問題などに関連して、東京地検特捜部は8月4日に、外務政務官で千葉選出の自民党・衆議院議員である秋本真利=あきもと・まさとし氏の事務所や自宅の強制捜査に踏み切りました。すでに別の場所を対象にした第2ラウンドの入札が公示されていたにもかかわらず、秋本議員が国会での質疑などを通じて入札ルール見直しを迫り、第2ラウンドから価格競争を働きにくくしたというのが、この問題の背景です。そこには、国のルールを歪めてもらうために、賄賂を贈る贈収賄の犯罪、汚職事件があったのではないかというのです。 この番組でこの件を取り上げようと思ったのは、この問題は単なる犯罪という以上に、許しがたい背信行為を含んでいると考えているからです。いったいそれは何か?今日はその部分についてふかぼりしたいと思います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 18 Aug 2023 - 548 - 町田徹のふかぼり!(2023.8.11放送分)
今回の町田徹のふかぼり!は 「カーボン・ニュートラル実現のカギ。再エネの発電と使用のギャップを克服する秘策とは!?」 と題してスペシャル編成でお送りします。 この番組ではこれまで、この気候変動対策を継続的にフォローし、経済と環境政策的な面から問題点を指摘したり、改善策を提言してきました。 そして、今日は同じカーボン・ニュートラルについて取り上げるのですが、これまでとは視点を変えてテクノロジー=技術の面から、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの普及に向けた未解決の課題の存在と、その解決策について、じっくりふかぼってみたいと思います。 東京大学先端科学技術センターの河野龍興教授にスタジオにお越しいただき、詳しくお話を伺いました。河野さんは、水素エネルギーの専門家で、二酸化炭素フリーのクリーンな水素の獲得方法や、再生可能エネルギーと組み合わせた安定的なエネルギーの確保方法などに詳しく、日本や海外で、その実用化に尽力されています。 私たちの生活の中で使われる充電可能な電池「エネループ」に使われるニッケル水素電池を発明された方でもあります。今のエネルギーの課題、そして未来についてお話しいただいています。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 11 Aug 2023 - 547 - 町田徹のふかぼり!(2023.8.4放送分)
今回の町田徹のふかぼり!は 「来週に迫った78回目の『原爆の日』。高まる核戦争の脅威を、われわれは抑えられるのか?」 と題してスペシャル編成でお送りします。 あさって8月6日の日曜日には広島で、そして来週8月9日水曜日には長崎で、それぞれ78回目の「原爆の日」を迎えます。広島や長崎で起きたような核爆弾の悲劇は2度と繰り返してはなりません。そうした中で、今年5月に被爆地・ヒロシマで開催された、G7広島サミット=主要7ヵ国・広島首脳会議は、近年のサミットにない盛り上がりを見せました。とても華やかで、報道をご覧になった人の多くは、核軍縮や核廃絶が順調に進んでいると思ったのではないでしょうか。ですが、現実は決して、そんなに甘くないと感じています。 今回は長崎大学教授の鈴木達治郎さんをリモートで繋いでお話を伺います。鈴木さんは、旧原子力委員会の委員長代理や、長崎大学の核兵器廃絶研究センター長を務められたほか、現在は日本経済研究センターの特任研究員もされています。つまり、長年、核軍縮・核廃絶と平和利用の両面から、原子力に真正面から向き合って来られた方です。 広島サミットの評価、核兵器禁止条約、そして、いま懸念される核兵器使用リスクなど詳しくお話を伺います。どうぞお楽しみに。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 04 Aug 2023 - 546 - 町田徹のふかぼり!(2023.7.28放送分)
2023年7月28日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 火曜日。中国が、1カ月も行方がわからなかった秦剛外相を解任。後任は格上の共産党政治局員で、前任者の王毅氏が兼務。 〈第4位〉 昨日、朝鮮戦争の休戦から70年の節目に。 〈第3位〉 「1000円以上への最低賃金の引き上げ」水曜の会議で結論が出ず、今日仕切り直しに。 〈第2位〉 水曜日、ロシア軍の新型コルベット艦の配備に対抗して、NATOが黒い海=黒海での哨戒と監視の強化を決定。 〈第1位〉 日銀が今朝、長短金利操作の修正を決定。事実上、上限を1%に。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「処理済み汚染水の放出に異を唱え、輸入の全量検査を強行する中国。日本政府はWTO提訴で対抗すべきだ!」 2011年3月の東日本大震災の時に起きた福島第一原発事故は、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と並んで、人類史上最悪の原発事故でした。あの事故は、実に様々な問題を引き起こしました。 現在、中国との間で懸案となっている処理済み汚染水問題の根本にある原因もあの福島第一原発事故です。日本は放射性物質を可能な限り取り除き、IAEAのお墨付きをもらって処理済みの汚染水を海洋放出しようとしていますが、これに対し、中国外務省の毛寧=もう・ねい報道官が先週の20日に記者会見し、「中国政府は人民の健康と海洋環境に責任を持たなければならない。日本の海洋放出計画に反対し、関連措置を講じることには確かな根拠がある」と主張し輸入検査の強化にシフトしています。 日本政府は、中国が自国のトリチウムを含む排水の海洋への大量放出している事実を棚上げして、日本批判を続けていることも、しっかりと内外に示して、中国が科学的根拠のない輸出検査の強化していることを明らかにしていく必要があると思います。外交カードの一つとして持っておくという考え方もあるでしょうが、中国の輸入検査に関してはアンフェアではないかとも考えられます。日本がWTO(世界貿易機関)に提訴するべきなのかもしれません。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 28 Jul 2023 - 545 - 町田徹のふかぼり!(2023.7.21放送分)
2023年7月21日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 火曜日、アメリカが核兵器を搭載できる戦略原子力潜水艦・ケンタッキーのプサン寄港を公表。 〈第4位〉 火曜日、旧フェイスブックのメタがマイクロソフトと提携し、生成AIを無償開放すると発表。 〈第3位〉 火曜日。ロシア国防省が声明で、オデーサへの攻撃を認める。ウクライナによるクリミア大橋攻撃に対する報復と主張。 〈第2位〉 月曜日、ロシアのペスコフ大統領報道官が、この日に期限を迎えたウクライナなどとの黒海穀物合意の停止を表明。 〈第1位〉 月曜日、中国での不動産不況の深刻さが浮き彫りに!恒大集団の最終赤字が2年分で11兆円を超えていたことが判明。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「自由貿易でデカップリングの危うさのけん制を。イギリスの加盟が決まったTPPはそのテコにできる!」 今日、お話しするのは、米中の2大経済大国の対立がエスカレートの一途を辿っている問題です。 最近の状況、このままでは経済だけでなく、安全保障でも2大陣営の対立は激化するばかりです。 中国は、グローバルサウス諸国の囲い込みやウクライナに侵攻するロシアや北朝鮮に対しての振る舞い、西側諸国との対決姿勢を強めているようにも見えます。これらを解決できる糸口はあるのでしょうか?経済的な連携などから今回は見ていきたいと思います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 21 Jul 2023 - 544 - 町田徹のふかぼり!(2023.7.14放送分)
2023年7月14日金曜日。「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「激しさを増す攻防!アジアの経済安全保障」 今回は、日本経済研究センターの首席研究員、伊集院 敦さんにスタジオにお越しいただきました。 アメリカと中国の対立が激化する中、今、かつてないほど、経済安全保障、なかでもアジアの経済安全保障が注目されるようになりました。これまでと比べて、何がどう変わりつつあるのでしょうか?米中のそれぞれの戦略や今後の展望も含め、専門家ならではのお話を30分たっぷりと伺います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 14 Jul 2023 - 543 - 町田徹のふかぼり!(2023.7.7放送分)
2023年7月7日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 火曜日、名古屋港の情報管理システムが「ランサムウェア」に感染し、コンテナの搬入搬出がストップ! 〈第4位〉 パレスチナ自治区ジェニンでイスラエル軍が2日間にわたった軍事作戦を完了。 〈第3位〉 ザポロジエ原発(ウクライナ)をめぐり緊張、高まる。 〈第2位〉 東京電力・福島第一原子力発電所の処理済みの汚染水、8月にも海洋放出へ。 〈第1位〉 「殺傷能力のある武器の輸出は、現状でも可能」。防衛装備移転三原則の見直しへ、自民・公明両党が論点をとりまとめ。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「日本郵政とヤマトの提携。過去のツケの修復で協力を打ち出したが、本当に大丈夫なの!?」 日本郵政グループと、ヤマトホールディングスは、ヤマト運輸がメール便などの配達を日本郵便に全て委託すると発表しました。これにともなって、ヤマトは、メール便サービスである「クロネコDM便」を来年1月末で終了。代わりに、日本郵便の「ゆうメール」を活用し、「クロネコゆうメール」を始めます。 この協業が意味するものは?両者にとってのメリットは具体的に何か?物流業界に与える影響とは?ゆうちょ銀行の社外取締役を6年間つとめ、このテーマで国会証言もしている町田徹がしっかりと解説します。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 07 Jul 2023 - 542 - 町田徹のふかぼり!(2023.6.30放送分)
2023年6月30日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 月曜日。政府系ファンドのJIC(産業革新投資機構)が半導体向け感光材で世界シェアトップのJSRを完全子会社化すると発表。 〈第4位〉 株主総会ラッシュの中、火曜日、東洋建設は、取締役の過半数が大株主の推薦した候補に決まる。 〈第3位〉 昨日行われた「日韓財務対話」で、両政府が通貨スワップ交換協定の再開で合意。 〈第2位〉 先週末、企てた反乱をたった1日で収束させたワグネルの代表プリゴジン氏。火曜にはベラルーシに移動。 〈第1位〉 今朝、円相場が一時、1ドル=145円台に値下がり。およそ7か月半ぶりの円安ドル高水準に。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「わずか1日で収束したワグネルの反乱、ウクライナ戦争への影響は?」 プリゴジン氏の動機はなんだったのか。プーチン大統領のロシアへの統治に痛手にならないのか、ワグネル受け入れを表明しているベラルーシと接する西側諸国への影響は、そして、ウクライナ戦争の行方は・・・。ぜひ、専門家の見解を聞いてみたいところでしょう。 そこで、今日は、日本経済新聞社欧州総局長の赤川省吾さんに、リモートでお話を伺います。赤川さんは、今、ロンドンにいらっしゃいます。 今回のプリゴジン氏の反乱のウクライナ戦争への影響や、ロシアのプーチン体制への影響、そして、ベラルーシになぜいくことになったのか、さらに今後の動きの予想などについてお話しいただきます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 30 Jun 2023 - 541 - 町田徹のふかぼり!(2023.6.23放送分)
2023年6月23日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 2期連続の巨額赤字を計上したソフトバンクの孫社長、水曜日の株主総会では、業績への言及を避け、「AIなどの仕込みに集中している」と釈明。 〈第4位〉 月曜日、ヤマトホールディングスが日本郵便との業務提携を発表。クロネコDM便やネコポスの配達をすべて委託へ。 〈第3位〉 水曜日、ウクライナのゼレンスキー大統領が反転攻勢は「希望より遅い」と発言。 〈第2位〉 火曜日、アメリカのバイデン大統領が、中国の習近平国家主席を「独裁者」と発言。 〈第1位〉 第211通常国会が水曜日に閉会。岸田総理は、記者会見で、59の法案成立の実績を強調したうえで、デジタル改革に意欲。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「株主提案、今年も過去最高のラッシュに!機関投資家が賛成に回れば、経営危機に繋がるケースも!」 今月は、3月期決算の上場企業およそ2300社の株主総会が集中していますが、株主提案の件数は、今月7日の時点で、すでに昨年を上回ったといいます。大和総研の集計によれば、90社が348件の提案を受けており、これは、昨年6月の実績である76社、285議案を上回っています。つまり、2年連続過去最高を更新するものとみられています。 なぜ、こんなに株主提案が増えたのでしょうか。 背景には、東京証券取引所が今年3月、最上位と位置付けるプライム市場に上場する企業のほぼ半数が、自己資本利益率(ROE)で8%未満、株価純資産倍率(PBR)1倍割れといずれも低い水準にあることを憂慮して各社に改善を求めたことがあります。この東証の要請が"モノ言う株主"(アクティビスト)らの株主提案にお墨付きを与えた格好になっているわけです。 かつての株主提案といえば、上場企業が溜め込んだ内部留保を増配などの形で目先の株主還元に充てることを求めるものが多かったのですが、提案数が増えた結果、今は、その内容にも、変化や多様化がみられます。たとえば、取締役の入れ替えを求める提案は多いし、中には、脱炭素への取り組みの加速を促すような提案も混じるようになってきました。 また、興味深いのは、これまで、こういった会社の経営に関わる株主提案にはまず乗らなかった国内の金融機関系の機関投資家が賛同することが増えてきたことです。その結果、経営者は従来とは比べ物にならないほどの緊張感をもって、効率的で成長性のある経営の舵取りを迫られている、と言えます。 3月期決算の会社で、最も大きな混乱を招いたのは、エレベーター大手のフジテックのケースを例にお話ししたいと思います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 23 Jun 2023 - 540 - 町田徹のふかぼり!(2023.6.16放送分)
2023年6月16日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 月曜日、韓国の検察が韓国の世界的な半導体メーカー、サムスン電子の元常務を起訴したと発表。 〈第4位〉 退任後の機密文書の隠匿など37件の容疑で起訴されたアメリカのトランプ前大統領。 火曜日の政治資金パーティーで「起訴は選挙妨害」と主張。 〈第3位〉 反転攻勢を進めるウクライナ 昨日、東部と南部の約100平方キロメートルを奪還と表明。 〈第2位〉 火曜日、岸田政権が「こども未来戦略方針」を決定。 〈第1位〉 水曜日、FRBは連続利上げを「10会合」で打ち止め。同時公表の経済見通しで、「年内あと2回分の利上げ」を示唆。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「防衛予算の確保に、政府が保有するNTT株の売却収入を充てるのは適切な手段なのか?」 政府・与党が昨年暮れ、防衛費をGDP(国内総生産)比で2%に倍増する方針を決め、その財源確保のため、法人税、たばこ税、所得税の3つを増税して1兆円強を確保するとしたことは記憶に新しいと思います。ところが、あの決定の前提として、防衛費を2027年度以降、毎年度4兆円増額する必要があること、歳出削減や剰余金・税外収入の洗い出しによって年3兆円ほどを確保し、増税を1兆円強に抑えるとしていたことは重要なポイントです。 今日、お話したいのは、「増税以外で賄う毎年度3兆円の確保策」の問題です。これを論じるために設置されたのが、自民党の「防衛関係費の財源検討に関する特命委員会」という会議で、これが、先週水曜日、財源の確保に関する提言案をとりまとめました。 現段階では、断片的な報道から手探りするしかないのですが、ちらっと中身を見ただけでも、相当な玉石混交なんです。いったいどんな案なのでしょうか? その中に見られる「防衛予算の確保に、政府が保有するNTT株の売却収入を充てる」というのは適切な手段なのでしょうか?今回はそこをふかぼります。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 16 Jun 2023 - 539 - 町田徹のふかぼり!(2023.6.9放送分)
2023年6月9日金曜日。 「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「またマイナスに転落した実質賃金!来年は上がるという噂は本当なのか?」 厚生労働省が先月発表した昨年度=2022年度の毎月勤労統計調査によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は、前年度に比べて1.8%のマイナスとなりました。昨年度は、新型コロナウイルス危機から脱却して経済が回復軌道に乗り、名目の現金給与総額は増えたように感じた方も多かったと思うし、実際、給与額は増えているのですが、残念なことに、物価がそれを上回る上昇となり、実質賃金は1年でマイナスに逆戻りという結果に終わってしまったのです。ただ、ここにきて、エコノミストの間では、今年度後半からは、実質賃金がプラスになるのではないかという見方が出始めているという、そんな「今度こそは」という嬉しい話もあります。今日は、気鋭のエコノミスト、日本総合研究所調査部の上席主任研究員 西岡 慎一さんをゲストにお招きしてじっくりとお話を伺います。(6月2日週録) 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 09 Jun 2023 - 538 - 町田徹のふかぼり!(2023.6.2放送分)
2023年6月2日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 昨日付で、岸田総理が、政務担当秘書官をつとめた長男・翔太郎氏を事実上更迭。 〈第4位〉 岸田総理、昨日のこども未来戦略会議で、少子化対策の素案を公表。 〈第3位〉 火曜日以降、ロシア各地にドローンなどの攻撃が相次ぐ。 〈第2位〉 水曜日、軍事偵察衛星の打ち上げに失敗した北朝鮮が2発目の発射方針を早々に表明。 〈第1位〉 GX推進法に続き、GX電源法も成立。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「相次いで成立したGX推進法とGX電源法。カーボン・プライシングの先送りと原発の運転延長は妥当な選択だったのか?」 GXは、グリーントランスフォーメーションの略で、化石燃料をできるだけ使わず、クリーンなエネルギーを活用して二酸化炭素の排出量を減らそうという取り組みのことです。 番組では、これらの法案の策定段階から問題点を指摘してきましたが、政府は、それらの問題点を残したまま、法律にしてしまいました。今日は、その問題点を今一度明らかにするとともに、より良くするために必要なポイントを考えてみたいと思います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 02 Jun 2023 - 536 - 町田徹のふかぼり!(2023.5.26放送分)
2023年5月26日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 円安再加速。今日は、半年ぶりに、対ドルで140円台に下落。 〈第4位〉 株主提案に対する否決や反対意見表明が続々と。 〈第3位〉 アメリカ・モンタナ州で成立した動画共有アプリ「TikTok」の事業活動禁止法。反対する住民らは禁止措置差し止めを求め提訴。 〈第2位〉 日曜日、中国がアメリカのマイクロン・テクノロジー社製半導体を重要な情報インフラで調達することを禁止。 〈第1位〉 少子化対策の財源として、1兆円を医療費などに上乗せへ。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「33年振りの株高。市場では何が起きているのか!?兜町の辣腕ベテラン記者に聞く!!!」 東京株式市場では、先週、日経平均株価が33年ぶりに3万円の大台を回復し、兜町はおおいに沸いていると言います。 そこで今日は、兜町ひと筋30年の辣腕記者、日本経済新聞社の「金融•市場ユニット 市場グループ長」川崎 健さんをゲストにお招きし、マーケットで何が起きているのか。ふかぼってもらおうと思います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 26 May 2023 - 535 - 町田徹のふかぼり!(2023.5.19放送分)
2023年5月19日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 アメリカのバイデン大統領。G7後に予定していたオーストラリア、パプアニューギニア訪問を断念。 〈第4位〉 ロシアのウクライナ侵攻に関連し、EUが中国企業への制裁を検討。 〈第3位〉 昨日、サミット開幕を翌日に控え、岸田総理がアメリカ、イギリス、イタリアの首脳とそれぞれ会談。 〈第2位〉 ウクライナのゼレンスキー大統領が、G7サミットに対面で参加へ。 〈第1位〉 今日から広島でG7サミット開催。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「激変する世界の経済情勢と植田日銀の課題」 植田和夫氏が日本銀行の総裁に就任してから、早や1カ月半あまりが経過しました。この間、アメリカやヨーロッパでは非常時の金融政策を正常化しようという意図からの利上げなどの動きが続く一方で、銀行が相次いで破綻し、金融システムが混乱する事態もありました。今後、世界の中央銀行は2つのうちのどちらの問題に軸足を置いた政策運営をするのでしょうか、それに日銀はどう対処するのか、経済に少しでも関心がある人ならば、誰もが無関心ではいられない状況に陥っていると思います。そこで今日は、この分野のプロフェッショナル、日本経済研究センターの金融研究室長 左三川郁子さんをスタジオにお招きし、世界の金融を取り巻く環境の変化や、日本のこれからの金融政策などの展望についてお話しいただきます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 19 May 2023 - 534 - 町田徹のふかぼり!(2023.5.12放送分)
2023年5月12日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉 待遇改善とAIの使用規制を求め、ハリウッドの脚本家団体が15年ぶりのストライキ! 〈第4位〉 ロシアのウクライナ侵攻に関連し、EUが中国企業への制裁を検討。 〈第3位〉 火曜日、ロシアが戦勝記念日の軍事パレードを開催。 〈第2位〉 アメリカのバイデン大統領が今月19~21日に広島で開かれるG7サミットにオンライン出席する可能性に言及。 〈第1位〉 岸田総理が韓国を訪問し、12年ぶりにシャトル外交を再開。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「本格化した決算発表!コロナ危機、円安、資源高を乗り切った企業はどこだ?」 前2023年3月期の実績で最も好調が目立った業界は 何と言っても総合商社でしょう。 共通しているのは、いわゆる資源高です。総合商社は人々の暮らしに欠かせない資源やエネルギーなど「上流」での事業に加え、消費者に近い「下流」で食料や医療などを扱っていますが、前期はこのうちの上流の事業が国際資源高に伴う採算の改善で記録的な収益を稼ぎ出した形です。このように乗り切った企業、そして、先行きが不透明な企業、業種、大幅な赤字を出してしまった企業などいくつか例を挙げて解説していきます。また、今期、2024年3月期の見通しもふかぼります。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 12 May 2023 - 533 - 町田徹のふかぼり!(2023.5.5放送分)
2023年5月5日金曜日。 今日の「町田徹のふかぼり!」は、スペシャル版でお送りします。テーマは「脱炭素火力の挑戦者JERAの採用担当者に聞く就活最前線!」です。 今回は、学生の人気企業の一つ、JERAの採用担当者、HR統括部・人財開発発部長の川島謙一郎さんをお迎えして、学生に役立つ情報はもちろん、ビジネスパーソンに役立つ情報もしっかりお伺いしたいと思います。 JERAという会社は、世界最大級の火力発電の会社。それだけで、学生にとっては大きな魅力だと思いますが、すごいのは、早くから脱炭素火力発電、つまり「ゼロエミッション」の「火力発電」を目指していることです。業界の動向や求める人材像、具体的な採用スケジュールなどについてお話を伺っていきます。 2名の就職活動中、そしてこれから始める現役大学生もスタジオに同席。学生の立場から会社の方向性や採用についての直球質問もしていただきます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 05 May 2023 - 532 - 町田徹のふかぼり!(2023.4.28放送分)
2023年4月28日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉新型コロナ、来月8日の「5類移行」を、昨日、政府が正式決定。 〈第4位〉水曜日。半導体の安定調達を狙い、ホンダが台湾のTSMCとの協業を発表。 〈第3位〉水曜日。ウクライナのゼレンスキー大統領と、中国の習近平国家主席が、ロシアの侵攻後初めて、電話会談。 〈第2位〉アメリカと韓国の首脳が「核抑止力の強化」を謳った「ワシントン宣言」を採択。 〈第1位〉33年後の2056年には、日本の人口が1億人を下回る。水曜日、国立社会保障・人口問題研究所が、6年ぶりに「将来推計人口」を公表 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「日本の将来推計人口、中位推計は根拠なき楽観論が前提か?そろそろ深刻さを直視した将来設計が必要に」。 厚生労働省所管の国立社会保障・人口問題研究所は、今週水曜日、日本の将来の人口の推計値を発表しました。 今回の内容は、今から33年後の2056年には日本の人口が1億人を下回るばかりか、59年には日本人の出生数が50万人を割って人口減少が加速。その結果、2070年の総人口は現在より3割少ない8700万人になるという衝撃的なものでした 。それで十分に衝撃的な内容に映るということはありますが、本当にそうなっていくのでしょうか?中位推計でも見込みが甘いのではないでしょうか?今回は人口の推移、移民の受け入れなどについてもふかぼっていきます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 28 Apr 2023 - 531 - 町田徹のふかぼり!(2023.4.21放送分)
2023年4月21日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉土曜日。岸田首相の演説先で爆発。 〈第4位〉コロナ第9波、「第8波より大きな規模になる可能性も」 〈第3位〉世界の金融システム正常化への一歩になるか⁉あのAT1債を、三井住友フィナンシャルグループが発行。 〈第2位〉水曜日。G7外相会合が閉幕。「中国に懸念を直接表明する重要性を認識する」と明記した共同声明が採択される。 〈第1位〉アンモニアや水素を混焼する石炭火力の存続をようやく容認。日曜日、G7環境大臣会合が日本の主張を大幅に取り入れた共同声明を採択。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「地球温暖化対策。やっとG7各国に、日本の主張が受け入れられた!?環境大臣会合の共同声明を読む。」 G7大臣会合で、先週土曜日と今週日曜日に開かれた「気候・エネルギー・環境大臣」会合の日本のマスコミの扱いは、日曜から3日間の日程で開催された外務大臣会合に比べて扱いが小さく、その成果が分かりにくかったと思います。 しかし、差し迫る人類共通の課題である気候変動対策や、その対策のために必要となる経済・産業構造の転換、見直しを迫られる我々のくらしへの影響を考えると、環境大臣会合の共同声明は外務大臣会合のそれに勝るとも劣らない重要なものだと、思います。 今回の共同声明は、取り上げた範囲がとても広く、項目番号で見ても92もあり、とても全部は紹介しきれませんが、今日は、僕が重要だと思った点を中心に、その一端を読み解く機会にしたいと思います。 実は、今年3月、IPCC=国連の気候変動に関する政府間パネルは、気候変動が加速しており、温暖化対策の国際枠組みである「パリ協定」の目標、つまり、産業革命前からの地球の気温上昇を1.5度以内に抑えるためには、対応を加速して、2035年の温暖化ガスの排出量を2019年に比べて60%減らすという目標の新設が必要だとの見解を評明していました。そこで、今回のG7大臣会合は、共同声明に、こんなふうに明記しました。 「我々は IPCC の最新の見解を踏まえ、世界の温室効果ガス排出量を2019年比で2030年までに約43%、2035年までに60%削減することの緊急性が高まっていることを強調する」と書かれていますね。 つまり、自分たちG7は今後、その達成にコミットするし、他の国や地域にも留意してほしいと呼びかけたわけです。そして、そのためのCO2の排出削減の具体策が、今日、この番組として、最も強調したい部分でもあります。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 21 Apr 2023 - 530 - 町田徹のふかぼり!(2023.4.14放送分)
2023年4月14日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉33の航空便に影響の見通し。 〈第4位〉原告15人のうち、10人が受け取り。5人が拒否へ。 〈第3位〉アメリカの機密文書の流出問題で、FBI(連邦捜査局)が21歳の空軍州兵を容疑者として逮捕。 〈第2位〉日曜日、植田和男氏が日銀総裁に就任。 〈第1位〉世界のパソコンの出荷台数の落ち込みがコロナ危機後、最大に。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「奪った暗号資産は最大1300億円超え!ミサイル開発も『劇的に加速した』北朝鮮。日米韓の対応は十分か。」 今回は日本経済研究センターの首席研究員 伊集院敦さんを迎え、お話を伺います。 北朝鮮は今朝、国営メディアを通じ、昨日、日本海に向けて発射したミサイルが固形燃料を使った新型ICBM=大陸間弾道ミサイル「火星18型」の初めての実験だったと発表しました。日本政府が当初、このミサイルが北海道周辺に着弾する恐れがあるとJアラートで警戒警報を発し、撤回する騒ぎもありました。 国連安全保障理事会が今月5日に公表した対北朝鮮制裁の専門家パネルの年次報告書では、去年、北朝鮮は過去最高額、1300億円を超すとみられる暗号資産(仮想通貨)を盗んだ」と指摘しました。経済と軍事費調達の実態はどうなのでしょうか?年次報告書の内容とあわせて聞かせて下さい。ロシアのウクライナ侵略を巡り、北朝鮮がロシアに兵器を提供したとの疑惑にも触れています。 北朝鮮の狙いと今後の出方などについて解説していただきます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 14 Apr 2023 - 528 - 町田徹のふかぼり!(2023.4.7放送分)
2023年4月7日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉水曜日、原子力規制委員会が、日本原電の敦賀原発2号機の審査を再び中断。 〈第4位〉「これほど我々の絆が強かったことはない」。水曜日。アメリカのマッカーシー下院議長が台湾の蔡総統との会談で、関係を誇示。 〈第3位〉水曜日、国連安保理が北朝鮮に関する年次報告書を公表。弾道ミサイル開発の「劇的な加速」の背景には、暗号資産の盗用や瀬取りといった問題も。 〈第2位〉火曜日、北陸電力を除く電力6社が値上げ幅の圧縮案を経済産業省に示す。 〈第1位〉月曜発表の日銀短観で、製造業が5期連続の悪化。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「イギリス加入で実質合意!TPPは自由貿易を守る"砦"になれるのか」 これまでインド太平洋を囲むアジア諸国が構成していたTPPがヨーロッパの先進国で世界6位の経済大国も含めた枠組みに変わるわけです。経済的な波及効果はもちろんですが、これは、「自由貿易」という観点からも、ただ、目先の損得だけで、イギリスのTPP加盟の意義を論じるのは志が低過ぎると思います。むしろ、イギリスと連携してTPPを維持・発展させて、国際的なアジェンダとしての自由貿易の輝きを取り戻すのに役立ててほしいと思います。非常に喜ばしく、大きな意義があることだと思っています。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 07 Apr 2023 - 527 - 町田徹のふかぼり!(2023.3.31放送分)
2023年3月31日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉昨日、公正取引委員会が、中国、中部、九州の3電力会社に独禁法違反で、あわせて1010億円の課徴金納付を命令。 〈第4位〉火曜日、欧米から相次ぎ、日本のクルマメーカーに朗報! 〈第3位〉日本時間の昨日早朝、台湾の蔡英文総統が中米のグアテマラとベリーズ訪問の経由地としてニューヨーク入り。 〈第2位〉月曜日、西側が供与した戦車や装甲車の第1陣がウクライナに到着。 〈第1位〉今朝、イギリスのTPPへの加入、で合意が成立。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「収まらない値上げラッシュ。政府が・日銀が打つべき対策とは?」 明日から4月、新年度になりますが、値上げラッシュはまだまだ続きそうです。民間の信用調査機関である帝国データバンクが、先月末に公表した調査によると、4月の食品や飲料の値上げは4892品目と、3月の3442品目を上回る勢いだといいます。こうした中で、政府・日銀は適切と言える対応策を講じているのか、今日は、ふかぼりたいと思います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 31 Mar 2023 - 526 - 町田徹のふかぼり!(2023.3.24放送分)
2023年3月24日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉水曜日、国土交通省が土地の公示価格を発表。2年連続の上昇に。 〈第4位〉京都市が進める「空き家への課税」が2026年度にも実現へ。 〈第3位〉水曜日、アメリカのFRB(連邦準備理事会)が9会合連続の利上げを決定。 〈第2位〉月曜から3日間、中国の習近平国家主席が、3選後最初の外遊でロシアを訪問。 〈第1位〉火曜日朝。岸田総理がインドから隠密行動でウクライナを電撃訪問。ゼレンスキー大統領との首脳会談を実現。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「インフレ対策を優先したFRB。金融不安は大丈夫なの?」 今月10日に勃発した、アメリカ西海岸を拠点とするアメリカの地銀大手シリコンバレーバンクの破綻に端を発した、欧米の金融不安がなかなか納まりません。おとついも、資金繰りのため、ロサンゼルスを地盤とするパシフィック・ウエスタン・バンクが投資会社から14億ドルを調達したとの発表があり、株式市場ではニューヨーク・ダウが前の日に比べて530ドルも下げました。こうしたことから、FRBは今回のFOMCで利上げを見送るのではないかとの見方が少なくなかったのに、あえて9会合連続の利上げに踏み切りました。これで金融不安を抑え込めるのか、無関心ではいられません。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 24 Mar 2023 - 525 - 町田徹のふかぼり!(2023.3.17放送分)
2023年3月17日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉「5%前後の成長達成は容易でない」中国の李強首相が、月曜日の全人代閉幕後、初めての記者会見で、経済運営の難しさを認める。 〈第4位〉オーストラリア、2030年代に最大5隻のアメリカ製原子力潜水艦を購入へ。 〈第3位〉今年の春季労使交渉の集中回答日となった水曜日、大手企業を中心に満額回答が続出! 〈第2位〉昨日、岸田総理と韓国のユン・ソンニョル大統領が首脳会談。冷え込んでいた2国間関係の改善で一致。 〈第1位〉欧米の急ピッチな金融引き締めが、ついに銀行セクターを直撃。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「GX推進法案、脱炭素電源法案を検証する」 岸田政権は、先月2月28日、「GX(グリーントランスフォーメーション)法案」を閣議決定。この法案は国会で審議中ですが、いかにも聞こえの良い法案の名前とは裏腹に、とんでもないものがちゃっかりと忍び込ませてあります。原発の60年を超える運転の容認と、原発の新設・増設です。岸田政権は、国策を転換する最大の理由として、ロシア軍のウクライナ侵攻に伴う国際エネルギー相場の高騰を挙げて電力の安定供給のために原発の重要性が高まったと強調しています。岸田さんは、ヨーロッパ最大級のザポリージャ原発が「核の盾」になったり、何度も電源を喪失して大惨事になりかねない事態を招いていた事実には素知らぬ顔を決め込んでいるわけです。 今日は、専門家をお呼びしてふかぼります。 日本経済研究センターの小林 辰男政策研究室長兼主任研究員をスタジオにお招きしています。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 17 Mar 2023 - 523 - 町田徹のふかぼり!(2023.3.10放送分)
2023年3月10日金曜日。 今回はスペシャルバージョンでお送りします。就活生必聴です。 三菱商事の人事担当者に現役大学生が聞く。今、就活戦線は? 三菱商事の人事部採用チームリーダーの田中裕美さんをお迎えして、この番組の学生スタッフ、大学3年生の舘 栄伍君がいろんな角度から採用の方針や求めている人物像、日程などについて詳しく聞いていきます。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 10 Mar 2023 - 522 - 町田徹のふかぼり!(2023.3.3放送分)
2023年3月3日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉水曜日、3年ぶりに海外クルーズ船の受け入れが再開。ドイツの豪華客船「アマデア号」の清水港寄港が第1号に。 〈第4位〉東日本大震災を受けて始まった経産省肝入りの「発送電分離」が大失敗。 〈第3位〉オリンピックを巡る談合事件。火曜日に、東京地検特捜部が電通など6社の7人を起訴。 〈第2位〉 政府の予測より11年早く、去年の出生数が80万人割れ。 〈第1位〉インドがイギリスを抜いて世界5位の経済大国に。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「『物価の優等生・卵』の価格急騰はいつまで続くのか?」 先月の卵の平均価格は、卵の卸売価格の目安とされる「JA全農たまご」の東京地区のMサイズ1キロ当たりの価格が327円と、1993年以降の高値だった去年12月の284円を43円も上回りました。 この水準は、去年の2月と比べても152円高と、実に2倍近い水準です。 アメリカでも、2月半ばには、1ダースが円換算で600円前後と日本を大きく上回る卵価格の急騰劇がありました。なので、「いつもは高いチキン=鶏肉を買うよりも、卵を買う方が高い」と言われて大騒ぎになっています。 日本での卵価格が落ち着きを取り戻すのにはどれぐらいかかるのか?など今後の展開についても解説します。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 03 Mar 2023 - 521 - 町田徹のふかぼり!(2023.2.24放送分)
2023年2月24日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉注目の春闘。水曜に、ホンダが早くも満額回答。 〈第4位〉アメリカの新興企業「オープンAI」が開発した話題の「チャットGPT」。中国政府がサービス提供を禁止か? 〈第3位〉西側の制裁が響き、去年のロシアのGDPが2.1%のマイナスに! 〈第2位〉火曜日、ロシアのプーチン大統領が年次教書演説で、「戦争を始めたのは西側諸国だ」と侵略を正当化。 〈第1位〉月曜日、アメリカのバイデン大統領が、予告なく、ウクライナを訪問。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「植田新日銀総裁の課題」 今日は、日本経済研究センターの金融研究室長 左三川郁子さんをスタジオにお招きしました。 衆議院で行われている次期日銀総裁候補の植田和男 元日銀審議委員と、副総裁候補の内田真一日銀理事と氷見野良三前金融庁長官にそれぞれ所信聴取について、そして課題について解説していただきました。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 24 Feb 2023 - 519 - 町田徹のふかぼり!(2023.2.17放送分)
2023年2月17日金曜日。 「脱炭素火力の挑戦者JERA~進むサプライチェーンの確保と増える追随者」 先週に引き続き、環境問題をテーマにしたSPバージョンをお送りします。 先週は、JERA取締役副社長 執行役員の奥田久栄さんに、JERAが目指す「脱炭素火力発電」についてお伺いしました。 その中で、常識を覆すような話ですが、再エネや原発に依存するだけでは不十分で、火力を脱炭素化しないと、日本の電力がカーボン・ニュートラルを実現することは難しいという現実を明らかにして貰いました。 そして、今週は、また違う視点から、脱炭素火力についてふかぼりたいと思います。それは「サプライチェーン」という点からです。 というのは、脱炭素火力の実現には、アンモニアや水素といったといった資源がこれまでとは比較にならないほどたくさん必要になるからです。。 先週に引き続き、スタジオに、JERA取締役副社長 執行役員の奥田久栄さんを迎えて詳しくお話を伺います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 17 Feb 2023 - 518 - 町田徹のふかぼり!(2023.2.10放送分)
2023年2月10日金曜日。 「脱炭素火力の挑戦者JERA~"火力の常識"を覆す碧南発電所がいよいよ始動へ!」 今週と来週は、環境問題をテーマにしたSPバージョンをお送りします。 ・日本政府は2050年に温暖化ガス排出を実質ゼロにする「カーボン・ニュートラル」を掲げている・しかしながら、気候変動対策は遅々として進まず、欧州に後れをとっています。 一方で、日本企業の脱炭素技術は素晴らしいものが数多くあり、海外からの評価も高いのです。 2020年10月に、2回にわたって放送した特別企画「地球温暖化 避けられない脱炭素問題」でも、その構想をお伝えしましたが、JERAでは早くから、脱炭素、つまり「ゼロエミッション」の「火力発電」を目指しており、新しい発電所が、ついに、運転を開始するところまで漕ぎ着けました。 スタジオに、JERA取締役副社長 執行役員の奥田久栄さんを迎えて詳しくお話を伺います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 10 Feb 2023 - 517 - 町田徹のふかぼり!(2023.2.3放送分)
2023年2月3日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉ロシアの強硬派や反政権派の間で、ロシア軍を批判する声が広がる。 〈第4位〉去年12月の食品の店頭価格、5%を超える値上がりに。 〈第3位〉アメリカ政府、中国のファーウェイに対し全面禁輸を検討か!? 〈第2位〉 水曜のFOMC(連邦公開市場委員会)で、アメリカのFRB(連邦準備理事会)が利上げ幅を0.25%に縮小。 〈第1位〉130万円などの「年収の壁」問題。岸田総理が解消の意欲を表明。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「『年収の壁』、いろいろ言われるけど、ホントに注意すべきこととは?」 岸田首相は、先週月曜日、衆参両院の本会議で行った今国会の施政方針演説でこのように述べました。 「男女間の賃金格差の是正は、引き続き、喫緊の課題です。また、女性登用の一層の拡大も進めていかねばなりません。そのために、女性の就労の壁となっているいわゆる103万の壁や、130万の壁といった制度の見直しに対応していきます」 岸田総理が本気で解消するかどうかは別にして、現実に、ある金額を超えると、働いたのに手取りが増えなかったり、悪い場合は減ってしまういわゆる「年収の壁」が存在していることは事実です。いくつかある壁がそれぞれ何なのか、一つ一つチェックしていきたいと思います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 03 Feb 2023 - 516 - 町田徹のふかぼり!(2023.1.27放送分)
2023年1月27日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉昨日、IMF=国際通貨基金が「対日4条協議終了にあたっての声明」を公表。 〈第4位〉新型コロナ、5類への移行は大型連休明けの5月8日に。 〈第3位〉アメリカ司法省がグーグルを反トラスト法違反で提訴。 〈第2位〉 月曜日、通常国会が召集され、岸田総理が施政方針演説 〈第1位〉各国が慎重だった最新鋭の戦車をウクライナへ供与する問題。アメリカとドイツが揃って方針を転換 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「日本、アメリカ、韓国のアジア版NATOを懸念する北朝鮮は、戦術核の大量生産と固体燃料型ICBMの開発に突き進むのか!?」 日本経済研究センターの首席研究員で、中国、北朝鮮など東アジア問題を専門とされています、伊集院敦さんをゲストにお迎えして、昨年末に開かれた朝鮮労働党・中央委員会総会や核戦術の大量生産、そして、日本・アメリカ・韓国3カ国の連携はどうなっているのかなどについて詳しく解説していただきました。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 27 Jan 2023 - 515 - 町田徹のふかぼり!(2023.1.20放送分)
2023年1月20日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉先端半導体の対中輸出規制、日本も近くアメリカに同調か。 〈第4位〉2011年の福島第1原子力発電所事故を巡る裁判、3人の元東電幹部たちが、またもや刑事責任を免れる。 〈第3位〉ポーランドからのドイツ製の戦車の供与が焦点に。 〈第2位〉中国にも少子高齢化・人口減少時代が到来。2022年の出生率が過去最低を記録 。 〈第1位〉黒田日銀、市場の期待を裏切って、金融緩和縮小を見送り。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「世界一の経済大国・中国は幻に終わるのか!?GDPでアメリカを逆転することが不可能に。」 2010年、中国は、GDP(国内総生産)で、日本を抜いて、世界第2位の経済大国となりました。それ以来、いずれは、アメリカも抜いて、世界一の経済大国になる日がやってくるだろうと言われてきました。 ですが、そうした見方に疑問符を付けたのが、今週火曜日に公表された中国の人口統計でした。中国の人口が減少し、インドに「人口世界イチ」の座を奪われたのです。かつて、日本が経験したような人口減少に伴う経済の停滞というシナリオが、中国でも繰り返されるのでは?と、心配になりますよね。 そこで興味深いのが、日本経済研究センターが、すでに、去年12月の時点で、米中2カ国の立場が逆転する日は来ないだろうという長期経済予測を、いち早く、出していたことです。 今日は、その予測のとりまとめを担当した、日本経済研究センターのアジア予測室長 で 主任研究員の富山 篤さんをスタジオにお招きし、詳しいお話を伺いました。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 20 Jan 2023 - 514 - 町田徹のふかぼり!(2023.1.13放送分)
2023年1月13日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉生涯にわたって子供を持たない女性の比率、日本が突出して高い割合に。 〈第4位〉ロシアの財政が火の車に!1.3兆ルーブルの黒字のはずが、3.3兆ルーブルの赤字。 〈第3位〉岸田総理、フランス、イギリス、イタリア、カナダ、アメリカの5カ国を訪問。 〈第2位〉救急患者の「搬送が困難な事例」が3週連続で過去最多に。 〈第1位〉火曜日、中国が、中国訪問を希望する日本人と韓国人への新規ビザ発給を停止。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「2023年の成長率で、日本はG7の優等生に!このIMFの予測を実現するのに必要な条件とは?」 いろんなところがやっている「経済予測」ですが、国連の専門機関のひとつで、世界経済や国際金融、外国為替市場の安定化を目的とするIMFが年に2、3回程度公表する経済予測で、あまり不安を煽るようなことは言わない面もありますが、それでも世界で最も権威のある経済予測のひとつと言えると思います。そのIMFがまず、日本の輸出にとっては逆風なんですが、世界経済は厳しいと言っています。一方で日本の経済成長率は他のG7諸国と比べて、「比較的安定している」とコメントしています。この結果、今年の予測は、カナダの1.5%を抑えて、日本がG7諸国の中でトップになるとしています。 この予測が意味しているのは何なのか、詳しく解説したいと思います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 13 Jan 2023 - 513 - 町田徹のふかぼり!(2023.1.6放送分)
2023年1月6日金曜日。 今回の「町田徹のふかぼり!」は年始スペシャルです。 「2023年の経済を左右するアメリカの動向は?:厳しい景気後退は避けられるのか」と題して、日本総合研究所 上席主任研究員 マクロ経済研究センター所長の西岡慎一さんをゲストに迎え、インフレの動向、景気後退の行方、気をつけるべき点など。そして、日本の賃金、株価の動向、円の行方、気になる日本の金融政策などについてお話を伺います。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 06 Jan 2023 - 512 - 町田徹のふかぼり!(2022.12.30放送分)
2022年12月30日金曜日。 「2023年の日本経済の見通しと課題は?」 今回は、年末特別番組として、元・日本銀行副総裁、現在は、公益社団法人 日本経済研究センターの理事長をつとめていらっしゃる岩田一政さんをゲストにお迎えしてお話を伺います。 2023年の日本経済の見通し、為替、欧米、中国の経済見通しなどについて詳しくお話を伺います。 来週も金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 30 Dec 2022 - 510 - 町田徹のふかぼり!(2022.12.16放送分)
2022年12月16日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。 〈第5位〉東京都、新築の戸建て住宅などに太陽光パネルの設置を義務づけ 〈第4位〉アメリカと中国の半導体を巡る対立の激化を背景に、火曜日、次世代半導体の国産化を目指す「ラピダス」がアメリカIBM社との提携を発表。 〈第3位〉アメリカのFRB、イギリスのイングランド銀行、ヨーロッパ中央銀行がそろって利上げを発表。 〈第2位〉日本と中国で、再び、コロナ感染の拡大リスクが高まる。 〈第1位〉防衛費増額のため、昨日、自民党の税制調査会が、法人税、所得税、たばこ税の増税を了承。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「注目のFOMC、予想通り利上げ幅を圧縮したものの、さらなる引き締め姿勢は崩さず」 アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、一昨日まで開いたFOMC(連邦公開市場員会)、0.5%の利上げを決めました。 ことし3月に利上げを開始して以降、上げ幅の縮小は初めてとなります。その一方で、インフレを抑え込むために来年も利上げを続ける姿勢を示しました。 FRBは、歴史的なアメリカのインフレ退治のために、急ピッチで金融引き締めを続けてきました。ですが、インフレ退治のためには、行き過ぎて、景気を損ねることも辞さないとしており、我々はその動向に強い関心を持たざるを得ない状況にあります。そこで、今日は良い機会なので、専門家に最新の状況をインタビューしようと思ったわけです。 日本経済研究センター金融研究室長の左三川郁子さんに詳しくお話を伺います。 来週も金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 16 Dec 2022 - 509 - 町田徹のふかぼり!(2022.12.9放送分)
2022年12月9日放送分。16時からの「町田徹のふかぼり」経済ジャーナリスト町田徹が選んだ今週のニュース5項目は以下の通りでした。 〈第5位〉水曜日、中国の習近平政権が追加も含むゼロコロナ対策の緩和を発表。 〈第4位〉中国の習近平国家主席が、水曜から4日間の日程で、サウジアラビアを訪問。 〈第3位〉電力大手の値上げ問題。経済産業省が審査を開始。 〈第2位〉防衛費の増額は、「所得税」以外で増税を。昨日、岸田総理が「政府・与党政策懇談会」で表明。 〈第1位〉月曜日と火曜日。ウクライナが、ロシアの空軍基地をドローンで攻撃か。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「カーボン・プライシングは事実上の先送り!政府のGX実行会議がまとめようとしている国益の毀損行為とは?」 気候変動対策の切り札と期待されていた「カーボン・プライシング」(炭素の排出を有償化する仕組み)の導入。当初の勇ましい掛け声とは裏腹に、先行きには、濃い暗雲が立ち込めています。この問題を検討しているのは、政府のグリーントランスフォーメーション(GX)実行会議。議長は、岸田総理となっていますが、この会議がこれまでに公表した資料を見ると、その停滞ぶりが明らかになっています。 その一方で、「(カーボン・プライシングの)導入の結果として得られる将来の財源を裏付けとした『GX経済移行債(仮称)』を発行。これにより、大胆な先行投資支援」を行うなどと述べ、良いところ取りが可能と結論付けている問題もあります。 僕は、かねてから、岸田総理は決断力、実行力の乏しい総理だと思っていて、このことが、旧・統一教会問題を巡る対応で明らかになり、支持率が急低下しているわけですが、今回の気候変動対策、カーボン・ニュートラル戦略もまったくお話にならないと声を大にして、指摘しておきたいと思います。 来週も金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」@tetsu_fukabori3をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 09 Dec 2022 - 508 - 町田徹のふかぼり!(2022.12.2放送分)
2022年12月2日放送分。16時からの「町田徹のふかぼり」 経済ジャーナリスト町田徹が選んだ今週のニュース5項目は以下の通りでした。 〈第5位〉「新増設や建て替えを想定していない」から「開発・建設」に大転換。経済産業省が原子力政策の新たな行動計画案を提示。 〈第4位〉ほぼ3か月ぶりの円高水準に。 〈第3位〉中国の核弾頭、2035年には今の4倍となり、アメリカに匹敵か。 〈第2位〉「厳しい2類」から「インフルエンザと同じ5類」に緩和も。水曜日、厚生労働省が新型コロナの分類見直しに着手。 〈第1位〉中国のゼロコロナ政策への抗議活動が拡大。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「南北対立が必至になった、来年のCOP28、G7議長国に就く日本の役割は?」 エジプトの高級リゾート地「シャルム・エル・シェイク」で開催された 国連の気候変動対策を話し合う会議「COP27」。先週日曜日、11月20日に、当初予定されていた会期を2日間延長、「シャルム・エル・シェイク実施計画」を採択して閉幕しました。 これを受けて、内外の多くのマス・メディアが「決裂や分断を避けられた」と前向きに報じました。現実はかなり厳しいもので、こうした論調には首を傾げざるを得ません。200前後に及んだ参加国は、今回の焦点だった3つの大きな問題が何ひとつ解決していないし、その糸口さえ見つけることができなかったからです。この会議の成果は何だったのか?日本は、次回のG7議長国として、COP28にも貢献する指導力を発揮するために必要なことは何なのか考えてみます。 来週も金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3 をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 02 Dec 2022 - 507 - 町田徹のふかぼり!(2022.11.25放送分)
2022年11月25日放送分。16時からの「町田徹のふかぼり」 今回は特別企画 「就活最前線!学生と企業を結ぶインターンシップの実情は?昨年1番人気に輝いたNTTドコモに、就活生が聞く!」と題してお送りします。 NTTドコモの採用担当者と就活中の大学3年生をスタジオに迎え、最新の採用動向について具体的な話を伺っていきます。 来週も金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3 をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 25 Nov 2022 - 506 - 町田徹のふかぼり!(2022.11.18放送分)
2022年11月18日放送分。16時からの「町田徹のふかぼり」 経済ジャーナリスト町田徹が選んだ今週のニュース5項目は以下の通りでした。 〈第5位〉月から火星を目指す『アルテミス計画』。計画の第1段階として、今週水曜日、NASA=アメリカ航空宇宙局が宇宙船オリオンを搭載した大型ロケット「スペース・ローンチ・システム」を打ち上げ! 〈第4位〉アメリカの中間選挙、上院は、民主党が過半数を維持。下院は共和党が過半数を奪還。 〈第3位〉水曜日、新型コロナの国内新規感染者数が2日連続で10万人越え。 〈第2位〉ポーランドに落下したミサイルの問題。アメリカは「ウクライナの迎撃ミサイルが着弾した可能性が高い」とポーランドの分析を追認する姿勢を表明。 〈第1位〉日本と中国の首脳が3年ぶりに対面で会談。対話を通じ、「安定的な関係」の構築を目指すことで一致。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 ASEAN、G20、APECなど、東南アジアで、今週、開催された国際会議が積み残した課題とは?」 スタジオには日本経済研究センターの主任研究員、山田剛さんにお越しいただきました。 APECとCOPは行われていますが、ここまでの状況をみていると、やはり、ロシア軍のウクライナ侵攻が大きく影を落し、西側=民主主義国と、中国、ロシアなど権威主義国の対立が目立ったのが、共通の特色だったと言わざるを得ません。世界には、気候変動対策や新型コロナウイルス対策、資源価格の高騰、食糧の安定供給など多くの懸案が存在するのに、話し合いは空回りして、建設的な議論があまり進まなかったのです。そうした中で、その深刻さが顧みられることなく、積み残しになった問題のひとつが、危機に瀕する途上国債務の問題。つまりスリランカのような国の経済危機の問題でした。こうしたことの深刻さを山田さんに伺おうと思います。 来週も金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3 をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 18 Nov 2022 - 505 - 町田徹のふかぼり!(2022.11.11放送分)
2022年11月11日放送分。16時からの「町田徹のふかぼり」 経済ジャーナリスト町田徹が選んだ今週のニュース5項目は以下の通りでした。 〈第5位台湾の有事に備え、トヨタやNTTなど8社が出資し、国策半導体製造会社「Rapidus」を設立。 〈第4位〉今週日曜日から来週金曜日まで開催中のCOP27。火曜までに首脳級会合が終わり、議長国エジプトが行動計画案を公表。 〈第3位〉水曜日、ロシアの国防相がウクライナのドニエプル川 西岸からの撤退を命令。 〈第2位〉アメリカ中間選挙 上院・下院とも大勢判明せず 〈第1位〉水曜日、加藤厚生労働大臣が新型コロナ第8波への懸念を表明。「第7波の26万人超え」を懸念する専門家も。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「来週のG20サミットで3期目の外交デビューを目論む、中国の習・国家主席の腹のうち」 中国問題に詳しい日本経済研究センターの首席研究員伊集院敦さんをゲストに迎えて解説していただきます。 来週も金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3 をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 11 Nov 2022 - 504 - 町田徹のふかぼり!(2022.11.4放送分)
2022年11月4日放送分。16時からの「町田徹のふかぼり」 経済ジャーナリスト町田徹が選んだ今週のニュース5項目は以下の通りでした。 〈第5位〉水曜日、黒海を経由するウクライナ産穀物の輸出が再開。 〈第4位〉北朝鮮、相次いで弾道ミサイルを発射。 〈第3位〉アメリカのFOMC(連邦公開市場委員会)が水曜日まで開かれ、FRB(連邦準備制度理事会)が再び0.75%の利上げを決定。 〈第2位〉火曜日、東京電力と沖縄電力が、料金引き上げを検討していると発表。 〈第1位〉「物価高に伴う実質賃金の目減りに配慮を」経団連が来年の春闘に向けて、経営側に積極的な賃上げを要請へ。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「岸田総理が公表した3年間で5度目の大型経済対策。目先の政権人気取りに伴う歴史的な大増税のリスクとは?」 岸田政権は、先週金曜日=10月28日の夕方、臨時閣議を開き、物価高への対処などを盛り込んだ総合経済対策を決めました。その裏付けとなる2022年度第2次補正予算案は、一般会計で29兆1,000億円を計上。 安倍政権の末期の2020年度から菅政権、岸田政権の3年間で、通算5度目となる大型の経済対策となりました。 今日はいったい何にそんな巨額のおカネを使おうというのか。そして財源はどうするのか。すでに巨額の財政赤字を抱える日本にとって懸念されることはないのかといったことを考えてみたいと思います。 来週も金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3 をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 04 Nov 2022 - 503 - 町田徹のふかぼり!(2022.10.28放送分)
2022年10月28日放送分。16時からの「町田徹のふかぼり」 経済ジャーナリスト町田徹が選んだ今週のニュース5項目は以下の通りでした。 〈第5位〉アメリカの巨大ITに、ドル高とインフレの厳しい風! 〈第4位〉来年春に卒業する大学生の就職内定率、4年ぶりに増加! 〈第3位〉ウクライナとアメリカ・ヨーロッパ諸国に対する威嚇か⁉ 〈第2位〉政府の総合経済対策がきょう午後の臨時閣議で決定。 〈第1位〉日曜日、中国の習近平国家主席が3期目の指導部人事などを公表。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 中国から逃避し始めたグローバル・マネー! 3期目の習近平体制で危ういのは台湾情勢だけではない⁉」 先週土曜日=10月22日に閉幕した中国共産党の第20回党大会と、今週日曜日=10月23日に開催された1中全会(第20期中央委員会第1回全体会議)を経て、中国の国家主席も兼ねる中国共産党の習近平・総書記の3期目の新指導部が正式に発足しました。 習体制は中国経済をどこへ導くのでしょうか? ひとつの可能性を示唆したのは、習指導部の顔ぶれが明らかになった翌日の香港株式市場の動きです。 外国人=グローバル・マネーの香港市場と中国の上海市場などをあわせた中国本土株の売り越し額が179億元(およそ3700億円)と過去最大を記録し、これまで最大だった2020年7月14日の173億元を上回り、 過去最大となったのです。この売り越しにより、グローバル・マネーの年初からの通算の売買も売り越しに転じました。もちろん、株価も大きく下げました。 これらのことも含め3期目の習近平体制で危ういことは何なのか町田徹が解説します。 ※お知らせ※ 10月7日から、夕方4時からの「町田徹の経済ニュースカウントダウン」と、5時35分からの「町田徹の経済ニュースふかぼり」、夜11時からの「経済リポートふかぼり」の3本の番組を統合し、夕方の4時から「町田徹のふかぼり」として装いも新たに放送しております。 来週も金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3 をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 28 Oct 2022 - 502 - 町田徹のふかぼり!(2022.10.21放送分)
2022年10月21日放送分。16時からの「町田徹のふかぼり」 経済ジャーナリスト町田徹が選んだ今週のニュース5項目は以下の通りでした。 〈第5位〉旧統一教会を巡る解散命令の請求要件について、岸田総理が、わずか1日で答弁を修正。 〈第4位〉昨日、イギリスのトラス首相が、辞任を表明。 〈第3位〉新型コロナ危機、第8波、到来か!? 〈第2位〉ロシアに攻撃用ドローンを供与している証拠が集まったとして、EUが昨日、イランへの追加制裁で合意。 〈第1位〉昨日、外国為替市場で、円が32年ぶりに対ドルで150円台に下落。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「高まる人手不足の足音。東南アジアの賃金上昇で、日本は就労先候補から外れる!」 ちょっとショッキングなタイトルですね? でも、これ、近い将来、本当に現実になりそうなんです。 今年7月15日の「経済ニュースふかぼり」で日本の賃金が30年間、ほぼ据え置き。 だから人材が海外に流れてしまう。あるいは日本に来ないという話をしました。 「日本の一般的な部長の年収が1600万円前後のところ、アメリカやシンガポールの3000万円を筆頭に海外は高賃金で、いい人材は、日本以外の国に流れてしまうというという話、でしたね[富山1] 。 そんな現状が、今、どうなっているのかも、今日のゲスト日本経済研究センター主任研究員の富山篤さんにじっくり伺いたいと思います。 ※お知らせ※ 10月7日から、夕方4時からの「町田徹の経済ニュースカウントダウン」と、5時35分からの「町田徹の経済ニュースふかぼり」、夜11時からの「経済リポートふかぼり」の3本の番組を統合し、夕方の4時から「町田徹のふかぼり」として装いも新たに放送しております。 来週も金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3 をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 21 Oct 2022 - 501 - 町田徹のふかぼり!(2022.10.14放送分)
2022年10月14日放送分。16時からの「町田徹のふかぼり」 経済ジャーナリスト町田徹が選んだ今週のニュース5項目は以下の通りでした。 〈第5位〉NHK、過去最大の受信料、値下げを発表 〈第4位〉火曜日、「全国旅行支援」と「水際対策の緩和」がスタート。 〈第3位〉明後日から中国の共産党大会が開幕。習近平総書記の異例の3期続投を睨んだ党規約改正などの布石も着々と進む。 〈第2位〉昨夜、円が一段の急落。32年ぶりの147円台後半に。 〈第1位〉先週土曜日の朝、ウクライナ南部のクリミア半島とロシアを結ぶ「クリミア橋」で爆発が発生。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「尖閣諸島や台湾を巡る対立激化は避けられない!?確実視される中国の習近平体制の3期目入りの波紋とは。」 あさって日曜日から、中国共産党は、5年に1度の党大会を開催します。 これまで、中国の指導部は、党大会の際に、68歳以上なら引退するという慣例がありましたが、69歳の習主席は、この慣例を破り、党のトップとして、異例の3期目に入るのが確実だという見方が広がっています。 党大会を前に、「7中全会」と呼ばれる重要会議が12日まで開かれ、会議後に発表されたコミュニケには、 習近平国家主席への忠誠を示す2つの確立」というスローガンが盛り込まれました。 また、党大会では、習主席の権威を一段と高める形で党規約」の改正が行われると見られています。 こういった状況の中、中国はどこへ向かうのか、そして、そんな中国に日本は、どのように対応していけばいいのか。 今日は、中国情勢に詳しい、おなじみ、日本経済研究センターの首席研究員、伊集院敦さんにじっくり伺いたいと思います。 ※お知らせ※ 10月7日から、夕方4時からの「町田徹の経済ニュースカウントダウン」と、5時35分からの「町田徹の経済ニュースふかぼり」、夜11時からの「経済リポートふかぼり」の3本の番組を統合し、夕方の4時から「町田徹のふかぼり」として装いも新たに放送しております。 来週も金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3 をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 14 Oct 2022 - 500 - 町田徹のふかぼり!(2022.10.7放送分)
2022年10月7日送分。 2022年10月7日放送分。16時からの「町田徹のふかぼり」 経済ジャーナリスト町田徹が選んだ今週のニュース5項目は以下の通りでした。 〈第5位〉水曜日、ロシアの大統領府が、ウクライナ4州の併合を正式に発表。 〈第4位〉ウクライナ領の併合を強行する前の日、ロシアの国防省が苦戦を認める異例の発表。 〈第3位〉月曜日、臨時国会が召集され、岸田総理大臣が所信表明演説。 〈第2位〉日本上空を通過した火曜日の弾道ミサイルに続き、昨日も、北朝鮮が短距離弾道ミサイル2発を発射。 〈第1位〉世界経済減速の懸念から、OPECプラスが大幅な減産に合意。 そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。 「始まった政府の防衛費拡大論議。財源は法人税と所得税の増税か?」 ロシアのウクライナ侵略。 尖閣諸島と南シナ海各地で領土的野心をむき出しにしているばかりか台湾への軍事的圧力を増大する中国。 そして弾道ミサイルの発射を繰り返すと同時に核兵器の開発に執念を燃やす北朝鮮...。 このところ極東地域では、平和への脅威が高まる一方です。 地政学的にみて、日本は、防衛力を強化せざるを得ない状況に追い込まれています。 さもないと、外交の場においても、相手国から足元をみられてしまい、平和の維持が覚束なくなる恐れもあります。防衛力の強化は待ったなしの大きな課題となっています。 政治的、財政的、自衛隊の能力、さまざまな面からふかぼってみたいと思います。 お知らせ 10月7日から、夕方4時からの「町田徹の経済ニュースカウントダウン」と、5時35分からの「町田徹の経済ニュースふかぼり」、夜11時からの「経済リポートふかぼり」の3本の番組を統合し、夕方の4時から「町田徹のふかぼり」として装いも新たに放送しております。 来週も金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください。 番組公式ツイッター!!「町田徹のふかぼり3兄弟」 @tetsu_fukabori3 をフォローして、番組に関する情報をどんどんキャッチしましょう!
Fri, 07 Oct 2022 - 499 - 町田徹の経済ニュースふかぼり!(2022.9.30放送分)
2022年9月30日送分。 「日本はどこで間違えたのか?日中国交正常化50年の軌跡を振り返る」 この時間は、昨日迎えた「日中国交正常化50周年」の歩みを振り返り、最初は友好ムードに溢れていた両国の関係が、なぜ、今ほど冷ややかなものになってしまったのか?時々の中国側の立場を見つめ直しつつ、日本側に外交政策上の甘さがなかったのか、検証したいと思います。 お知らせ 10月7日から、夕方4時からの「町田徹の経済ニュースカウントダウン」と、5時35分からの「町田徹の経済ニュースふかぼり」、夜11時からの「経済リポートふかぼり」の3本の番組を統合し、夕方の4時から「町田徹のふかぼり」として装いも新たに放送することになりました。 毎週金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください。
Fri, 30 Sep 2022 - 498 - 町田徹の経済ニュースカウントダウン!(2022.9.30放送分)
2022年9月30日送分。 今週、経済ジャーナリスト 町田徹が選んだニュースはこちらでした。 〈第10位〉昨日、日本製鉄がインドでの合計1兆円以上の投資計画を発表。 〈第9位〉昨日、三菱重工業が、電力会社4社と新型原子炉の共同開発に合意したと発表。 〈第8位〉日曜日投開票のイタリア上下院総選挙で、極右政党が第1党に躍進。10月半ばにも、右派政権が誕生する見通しに。 〈第7位〉月曜日、イギリスの通貨と国債が急落。 〈第6位〉火曜日、安倍元総理の国葬が行われ、国内・国外から、およそ4200人が参列。 〈第5位〉ロシアからヨーロッパに天然ガスを送るパイプライン「ノルドストリーム」の4カ所で損傷を発見。 〈第4位〉プーチン大統領の部分動員令にロシア国民が強く反発。 〈第3位〉今日にも、ロシアがウクライナ東南部4州の占領地の併合を強行へ。 〈第2位〉昨日、日中国交正常化から50周年の節目を迎える。 〈第1位〉月曜日公表のOECD(経済協力開発機構)の経済予測。来年の世界の成長率を再び下方修正。 5時35分からの経済ニュースふかぼりもお楽しみに。 お知らせ 10月7日から、夕方4時からの「町田徹の経済ニュースカウントダウン」と、5時35分からの「町田徹の経済ニュースふかぼり」、夜11時からの「経済リポートふかぼり」の3本の番組を統合し、夕方の4時から「町田徹のふかぼり」として装いも新たに放送することになりました。 毎週金曜日の4時からの30分間!ぜひお聞きください。
Fri, 30 Sep 2022 - 497 - 町田徹の経済ニュースふかぼり!(2022.9.23放送分)
2022年9月23日送分。 「秋分の日スペシャル 原発を考える後編 ウクライナ戦争の教訓」 ロシア軍のウクライナ侵攻は大国が武力で他国を蹂躙し、世界平和を揺るがせた大事件ですが、ロシア軍がヨーロッパ最大級とされるザポリージャ原発を武力制圧したうえで、「核の盾」として利用し続けていることは原子力の安全のうえでも衝撃的な事件、今までの常識を一変する大事件だったと僕は思います。 4時からの町田徹の経済ニュースカウントダウンに続いて4時20分から旧 原子力委員会の委員長代理も務められ、日本経済研究センターの特任研究員でもある、長崎大学教授の鈴木達治郎さんとリモートで繋いでこの問題をどう考えるべきか、お話を伺います。
Fri, 23 Sep 2022 - 496 - 町田徹の経済ニュースカウントダウン!(2022.9.23放送分)
2022年9月23日送分。 「秋分の日スペシャル! 原発を考える前編 次世代原発は福音か?」 岸田総理は、ほぼ1か月前=8月24日の第2回GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議にオンライン出席し、GXとカーボン・ニュートラル、そしてエネルギーの安定供給の実現と確保には次世代原発の開発と促進や首都圏の原発を含む既存の原発の再稼働といった原子力発電の徹底活用が必要だと各方面に検討するよう指示しました。 しかし、この方針は原発の新設やリプレース(建て替え)を行わないとしてきた歴代政権の福島第一原発事故以来の方針を180度転換するものです。原発は本当に日本が今直面する様々な問題を解決する 万能の福音なのでしょうか?突然の方針転換に納得できないリスナーも多いと思います。 そこで今日は、旧 原子力委員会の委員長代理も務められ、日本経済研究センターの特任研究員でもある、 長崎大学教授の鈴木達治郎さんとリモートで繋いでこの問題をどう考えるべきか、お話を伺いたいと思います。 なお、後編はこの番組に引き続き4時20分からお送りします。
Fri, 23 Sep 2022 - 495 - 町田徹の経済ニュースふかぼり!(2022.9.16放送分)
2022年9月16日送分。 「いつまで続く?歴史的な円安局面!」 今週は、アメリカのCPI(消費者物価指数)が大方の予想を裏切る形で高止まりしたことをきっかけに内外の市場が大きく揺れました。 火曜日にニューヨーク・ダウが1日の下げ幅として2年3カ月ぶりという大幅な下落を記録したほか、外国為替市場でも、円が1㌦=145円を伺う動きを見せて24年ぶりの円安水準で推移したんです。 さすがにたまりかねたのでしょう。水曜日には、政府・日銀が、為替介入の準備のために行うものとされている、市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチエック」を実施する場面もありました。 そこで、今日はいったい、いつまで、こうした円安局面が続くのか。政府・日銀の為替介入があるのか。お知らせのあと、今後の見通しをじっくり深ぼってみようと思います。
Fri, 16 Sep 2022 - 494 - 町田徹の経済ニュースカウントダウン!(2022.9.16放送分)
2022年9月16日送分。 今週、経済ジャーナリスト 町田徹が選んだニュースはこちらでした。 〈第10位〉ランサムウエアの被害、去年より8割も増加。 〈第9位〉東京オリンピック関連の汚職、次々と明らかに。 〈第8位〉農林水産省がTPP対策の基金を123億円過大算定! 〈第7位〉先週土曜日、イギリスでチャールズ国王が即位を宣言。 〈第6位〉昨日、韓国外務省は、ハン・ドクス首相が、安倍晋三・元総理相の国葬に参列すると正式に発表。 〈第5位〉水曜日、ウクライナのゼレンスキー大統領が、奪還した東部ハリキウ州の要衝「イジューム」を電撃訪問。「解放」したと表明。 〈第4位〉オミクロン株対応ワクチンの無料接種、来週、スタート。水曜日、厚生労働省が方針を決定。 〈第3位〉 アメリカのCPIショック、広がる。 〈第2位〉火曜日、ニューヨーク・ダウが2年3カ月ぶりの大幅下落。 〈第1位〉政府・日銀、為替介入を準備か。 5時35分からの経済ニュースふかぼりもお楽しみに。
Fri, 16 Sep 2022 - 493 - 町田徹の経済ニュースふかぼり!(2022.9.9放送分)
2022年9月9日送分。 「急激な円安 タイミングが悪過ぎて輸出企業がメリットを活かせない!」 7月半ばに1ドル=140円近くまで下げた円相場は、8月1日に1ドル=130円近くまで円高方向に戻していましたが、その後の1か月余りで再び円安方向に触れ、今週は1ドル=145円を伺う展開になっています。これは、1998年8月以来、およそ24年ぶりの円安水準です。 そこで、今日はなぜ、再び歴史的な水準まで円安が進んでいるのか。そして、今後の見通しはどうなのか。 じっくり深ぼっていこうと思います。
Fri, 09 Sep 2022 - 492 - 町田徹の経済ニュースカウントダウン!(2022.9.9放送分)
2022年9月9日送分。 今週、経済ジャーナリスト 町田徹が選んだニュースはこちらでした。 〈第10位〉アメリカのアップル社が水曜日、新型iPhoneの投入を発表。 〈第9位〉親ロシア派のハッカー集団が日本へサイバー攻撃!政府関連サイトや東京メトロのサイトなどで相次ぎ接続障害 〈第8位〉東京五輪・パラリンピックを巡る疑惑が次々と明らかに 〈第7位〉アメリカ肝入りの新経済圏構想IPEF(インド太平洋経済枠組み)が、昨日から、ロサンゼルスで初の対面の閣僚会合を開催。 〈第6位〉岸田政権がコロナ関連の水際対策と療養期間の緩和を実施。 〈第5位〉火曜日、メアリー・エリザベス・トラス氏がイギリスで3人目の女性首相に就任。 〈第4位〉安倍元総理の国葬は「適切で、費用は妥当な水準」と岸田総理が持論を強調。 〈第3位〉ザポリージャ原発を非武装の「安全保護地帯」に。火曜の報告書で、IAEAが提唱するも、ロシアは拒否の構え。 〈第2位〉岸田政権、来月、総合経済対策を策定へ。 〈第1位〉24年ぶりの円安が続く中、ECB(欧州中央銀行)が昨日、初の0.75%の利上げを決定。 5時35分からの経済ニュースふかぼりもお楽しみに。
Fri, 09 Sep 2022 - 491 - 町田徹の経済ニュースふかぼり!(2022.9.2放送分)
2022年9月2日送分。 「乱発し過ぎの事項要求!防衛予算以外は認めるな!」 水曜日、財務省が来年度予算の概算要求を締め切りました。 ロシア軍のウクライナ侵攻や台湾情勢の緊迫化を受けて、今年一番、皆さんの関心が高いのは、防衛予算でしょう。 歴代内閣は、防衛費をGDP(国内総生産)の1%程度に抑えてきましたが、緊迫する国際情勢を踏まえて、自民党が防衛費を5年以内にNATO(北大西洋条約機構)加盟国並み、つまりGDPの2%程度まで引き上げる方針を掲げているからです。今年度、2022年度の当初予算で防衛費は5兆4005億円でしたが、来年度は6兆円台半ばになるという見方もあります。 厳しい財政事情の中では、防衛費の中のどんなものを増やすのか、それによって防衛のどういう能力が高まるかが気になる人もいれば、その財源はどういうところにあり、防衛費を増やすために、他のどんな分野の予算を削り込むのかに関心を持つ人も多いと思います。 今日はそうした疑問に答えるため、来年度の概算要求の中身を読み解いていきたいと思います。
Fri, 02 Sep 2022 - 490 - 町田徹の経済ニュースカウントダウン!(2022.9.2放送分)
2022年9月2日送分。 今週、経済ジャーナリスト 町田徹が選んだニュースはこちらでした。 〈第10位〉「旧統一教会との関係を断つ」。水曜日、療養期間明けの記者会見で、岸田総理が強調。 〈第9位〉水曜日、サハリン2の日本の権益維持問題で、三井物産と三菱商事の出資をロシア政府が承認。 〈第8位〉ソロモン諸島がアメリカ沿岸警備隊の巡視船の寄港を拒否。 〈第7位〉中国共産党の権力体制を固める第20回党大会、来月16日の開幕が決定。 〈第6位〉昨日のニューヨーク外国為替、円が、一時、1ドル=140円台まで値下がり。24年ぶりの安値を更新。 〈第5位〉昨日、IAEA(国際原子力機関)調査団の現地入りを目前に控え、ザポリージャ原発の稼働中の2基のうち1基が、砲撃で、緊急停止。 〈第4位〉火曜日、厚生労働省が4月1日時点の「待機児童」が2,944人と調査開始以来、過去最少を更新したと発表。 〈第3位〉生命保険各社がコロナ関連の入院給付金を絞り込みへ 〈第2位〉火曜日、公明党の山口代表が次世代原発の開発、建設問題について、「このままでは理解を得るのは簡単でない」と発言。 〈第1位〉水曜日、財務省が来年度予算の概算要求を締め切り。 5時35分からの経済ニュースふかぼりもお楽しみに。
Fri, 02 Sep 2022 - 489 - 町田徹の経済ニュースふかぼり!(2022.8.26放送分)
2022年8月26日送分。 「地元の同意はなくても運転再開を強行か? ついに、岸田総理が『首都圏の原発 東海第2』と『トラブル続きの柏崎刈羽』の再稼働を指示」 岸田総理は今週水曜日、第2回GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議にオンライン出席し、各方面に指示を出しました。 驚くべきことですが、岸田総理は、その中に半径30キロメートル圏内におよそ96万人が住んでおり地元の同意の取り付けが事実上困難と見られている、「日本原電・東海第2原発」や、トラブル続きの「東京電力・柏崎刈羽原発」の再稼働方針を盛り込みました。 併せて、先週のこの番組で疑問符を呈した次世代原発の開発・運用開始にも前のめりの姿勢を見せています。 今日は、この岸田総理の原発積極活用策が出てきた背景と、本当にそれしか採るべき方策がないのか、やるならやるで、その前にやっておくべきことがないのかなどを考えてみたいと思います。
Fri, 26 Aug 2022 - 488 - 町田徹の経済ニュースカウントダウン!(2022.8.26放送分)
2022年8月26日送分。 今週、経済ジャーナリスト 町田徹が選んだニュースはこちらでした。 〈第10位〉日曜日、夏休み明けの岸田総理が新型コロナウイルスに感染! 〈第9位〉ツイッター社は脆弱性を隠蔽か? 一方、マイクロソフトのチームズは再び不具合発生。 〈第8位〉性能試験の不正で揺れる日野自動車。月曜日、小型トラックでも不正があったことが明らかに。 〈第7位〉政府の要望に従い、三井物産と三菱商事がサハリン2の出資を継続へ。 〈第6位〉「阻止できた可能性が高い」。警察庁が安倍元総理銃撃事件の検証結果を公表。 〈第5位〉EUの経済大国ドイツ、ロシア産天然ガスへの依存拡大が大きな仇に。 〈第4位〉火曜日、国連の安全保障理事会がザポリージャ原発を巡る緊急会合を開催。 〈第3位〉水曜日、ウクライナがロシアの侵略に抵抗を続けて半年の節目を迎える。 〈第2位〉岸田総理が水曜日、原発政策の大転換を表明。足元の再稼働の対象に、東海第2や柏崎刈羽も加える!将来は次世代原発へのリプレースも。 〈第1位〉新型コロナウイルス感染者の全数把握見直し、月半ばにも全国一律実施へ 5時35分からの経済ニュースふかぼりもお楽しみに。
Fri, 26 Aug 2022 - 487 - 町田徹の経済ニュースふかぼり!(2022.8.19放送分)
2022年8月19日送分。 「ウクライナの『核の盾』は眼中になし。"次世代原発が経済安全保障のカギ"と言う原子力村の本音とは?」 11年前の東京電力・福島第一原子力発電所の教訓は、すっかり風化してしまったのでしょうか。官民に広がる"原子力ムラ"と称される人々が、今、とんでもないことを始めようとしています。 お盆に休みに入る直前の8月9日に、ムラの旗振り役である経済産業省が大臣の諮問機関である審議会を開きました。そこで、歴代の政権の原子力政策の方針を180度転換する原子力の技術開発・実用化の工程表をまとめたんです。その中には、次世代原発の開発や建設、リプレース(建て替え)を急ぎ、そのトップ・バッターである「革新軽水炉」という名の「改良型の軽水炉」の商業運転を2030年代に実現すると明記してあるのです。そして、岸田総理が国策として掲げたGX(グリーントランスフォーメーション)の目玉の一つにして財政資金を投入させようと動き出したところなのです。 僕が呆れたのは、工程表が、こうした原発の開発や建設、運転が、「既存の技術や国内のサプライチェーンを利用してできるので、エネルギー分野の経済安全保障の強化に役立つ」と強調している点です。皆さんに思い起こしてほしいのは、ロシア軍が、ヨーロッパ最大級の原発を占拠して、ここに兵を置いたり、武器を貯蔵したりする戦略拠点にしている問題です。ウクライナ軍が攻撃しにくい点に付け込んだ、いわゆる「核の盾」ですよね。IAEA(国際原子力機関)をはじめ、国際社会がこの問題を猛烈に憂慮していることは周知の事実です。つまり、これからは原発を保有すること自体が、安全保障上の大きなリスクになりかねないんです。それなのに、原子力村の人々はその大きなリスクを無視して、『新たな原発を開発、建設、運転することが経済安全保障に役立つ』と一方的に主張しているのです。 ということで、今日は、この原子力村の人々の工程表という名前の政策提言の実態をしっかり考えたいと思います。
Fri, 19 Aug 2022 - 486 - 町田徹の経済ニュースカウントダウン!(2022.8.19放送分)
2022年8月19日送分。 今週、経済ジャーナリスト 町田徹が選んだニュースはこちらでした。 〈第10位〉スポーツの祭典が汚職事件に変質か。水曜日、贈収賄の疑いで、大会組織委員会の元理事とAOKIの幹部3人が逮捕される。 〈第9位〉火曜日、アメリカ11月の中間選挙の候補者を決める西部ワイオミング州の予備選で、共和党では現職のリズ・チェイニー下院議員がトランプ派の候補者に敗北。 〈第8位〉日曜日、アメリカ民主党のエドワード・マーキー上院議員が、率いる議員団が、台北を訪問して蔡英文総統と会談。中国の脅威を含めた安全保障問題をテーマに意見交換。 〈第7位〉水曜日の韓国大統領の元徴用工を巡る発言は、韓国が賠償を肩代わりする「代位弁済」が念頭か。 〈第6位〉みずほ銀行、運用難で日銀への当座預金が増加。マイナス金利の適用対象に。 〈第5位〉猛暑の中国 各地で計画停電や電気の使用制限が相次ぐ。 〈第4位〉火曜日、1週間前に続き、再びクリミアのロシア軍施設で爆発。ウクライナのゼレンスキー大統領は関与を認めないまま、住民に避難を求める。 〈第3位〉火曜日、アメリカで大企業の税制優遇を見直して歳入を増やし、気候変動対策などの歳入に充てる「歳出・歳入」法案が成立。 〈第2位〉各国の4月から6月期の実質GDPの伸び率が出揃う。2年前の新型コロナウイルス危機当初以来のマイナス成長に陥ったうえ、物価高の影響で先行きも不透明に! 〈第1位〉昨日、全国の新型コロナの感染者が25万5000人を超え、8日ぶりに過去最多を更新。 5時35分からの経済ニュースふかぼりもお楽しみに。
Fri, 19 Aug 2022 - 485 - 町田徹の経済ニュースふかぼり!(2022.8.12放送分)
2022年8月12日送分。 「内閣改造って、いったい何!? 旧統一教会と関係の深い閣僚だらけで本当に大丈夫なの?」 岸田総理は今週水曜日、内閣改造を行い、第2次岸田改造内閣が発足しました。 この内閣改造の狙いは、旧統一教会、現在の「世界平和統一家庭連合」と関係のある政治家を閣僚から一掃して、下がりかけていた内閣支持率を押し上げることにあったとされています。 母親がこの宗教団体に多額の寄付をして家族の生活が滅茶苦茶になったという元自衛官が、宗教団体と安倍晋三・元総理が密接な関係にあるとみて、奈良県で選挙応援演説をしていた安倍氏を殺害した、あの事件が、背景にあったことは良く知られているといってよいと思います。 ところが、内閣改造の日、新しい閣僚たちの記者会見で、19人のうち9人が過去に旧統一教会と何らかの接点があったことが明らかになってしまいました。 一方で、外交・防衛政策の面では、中国軍が今週水曜日の夜まで延長して行った台湾周辺での軍事演習が、日本にとって、今、防衛力の抜本的な強化や外交戦略の見直しが重要かつ喫緊の課題であることを浮き彫りにしました。 内政では、新型コロナウイルス感染症の第7波と物価高対策、財政窮乏の抑止策などが待ったなしの状況にあります。 そんな中、成功とは言えない内閣改造をしてしまった岸田政権に、こうした難局を乗り切っていく指導力を期待できるのか。今日はこうした問題を考えてみたいと思います。
Fri, 12 Aug 2022 - 484 - 町田徹の経済ニュースカウントダウン!(2022.8.12放送分)
2022年8月12日送分。 今週、経済ジャーナリスト 町田徹が選んだニュースはこちらでした。 〈第10位〉楽天モバイルの契約者数が2020年の本格参入以来、初めてのマイナスに。 〈第9位〉月曜日、ソフトバンクが、3兆1,627億円の巨額の赤字を発表。 〈第8位〉水曜日、利用者の反発を受けて、マイナ保険証の窓口での追加負担金、引き下げを発表 〈第7位〉 ピークアウトの兆しか!? アメリカの7月のCPIが8.5%上昇と伸びが鈍化。 〈第6位〉火曜日、経済産業省が次世代原発に意欲。 〈第5位〉ウクライナ南東部のヨーロッパ最大規模の原発、ザポリージャ原子力発電所で砲撃が相次ぐ。 〈第4位〉FBI=アメリカ連邦捜査局がフロリダ州にあるトランプ前大統領の屋敷を家宅捜索。 〈第3位〉水曜日、当初の発表より3日間遅れて、中国軍がようやく台湾周辺での軍事演習終了を発表。 〈第2位〉水曜日、全国の新型コロナウイルス感染確認者が25万人を超え、過去最多に。 〈第1位〉水曜日、第2次岸田改造内閣が発足。 5時35分からの経済ニュースふかぼりもお楽しみに。
Fri, 12 Aug 2022 - 483 - 町田徹の経済ニュースふかぼり!(2022.8.5放送分)
2022年8月5日送分。 「最低賃金の引き上げ。これで『貧者のジレンマ』から脱却できるのか?」 夕方のニュースでもお伝えしましたが、今週月曜日、厚生労働大臣の諮問機関である中央最低賃金審議会の小委員会は、今年度の最低賃金の目安を全国平均で時給961円にすると決めました。 前の年度からの上げ幅が31円と過去最大に達することで、労働側からは歓迎の声が聞かれる一方で、化石燃料や穀物などの輸入物価が高騰する中だけに、経営側からは収益の大きな圧迫材料になるという悲鳴も聞かれます。 しかし、客観的にみると、日本の平均賃金は、現時点でデータが開示されているOECD加盟の先進35カ国の中で、25位。先進国の中でかなりの下位です。 エコノミストの中には、「このように低賃金を温存しているから、生産性の低い仕事の効率化が進まない。その結果、労働者の付加価値の高い仕事への転換が遅れて、いつまでたっても賃金が上がらない『貧者のジレンマ』、もしくは『賢者のサイクル』に陥っている」といった指摘もあります。 時間はかけなければなりませんが、悪循環を抜け出すためには、最低でも10倍以上の賃上げが必要だという見方も存在するのです。 今日はそんな見方を紹介し、賃金と経営の在り方を考えてみたいと思います。
Fri, 05 Aug 2022 - 482 - 町田徹の経済ニュースカウントダウン!(2022.8.5放送分)
2022年8月5日送分。 今週、経済ジャーナリスト 町田徹が選んだニュースはこちらでした。 〈第10位〉水曜日、OPECプラスが「9月から日量10万バレルの少量増産」に合意。 〈第9位〉地元の同意を受けて、福島第1原子力発電所の廃炉に必要な処理水放出設備の建設がスタート。 〈第8位〉冬の電力のひっ迫を回避へ。節電ポイント制度がスタート。 〈第7位〉水曜日、カンボジアのプノンペンでASEAN(東南アジア諸国連合)関連外相会議が開幕。 〈第6位〉水曜日、ウクライナ産の穀物を積んだ貨物船「ラゾニ号」に対する検査官の臨検が無事完了。 〈第5位〉ロシア政府がサハリン2の事業運営を現行のバミューダ法人からロシア法人へ移管することを正式に決定。 〈第4位〉最低賃金の目安、全国平均で時給961円に。 〈第3位〉月曜日、国連本部で7年ぶりのNPT(核拡散防止条約・再検討会議)が開幕。 〈第2位〉アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問。 〈第1位〉昨日、新型コロナウイルスの1日あたりの感染者が、全国で23万8,735人に。 5時35分からの経済ニュースふかぼりもお楽しみに。
Fri, 05 Aug 2022 - 481 - 町田徹の経済ニュースふかぼり!(2022.7.29放送分)
2022年7月29日送分。 「IMFが回復シナリオの破綻を指摘。国際社会は恐慌の回避に舵を切れるのか」 「国際通貨制度の番人」と呼ばれるIMF(国際通貨基金)が火曜日、今年の世界経済の見通しを下方修正して実質成長率が3.2%にとどまるだろうと発表しました。 IMFが成長見通しを下方修正するのは、今年に入って、1月、4月に続き、3回連続のことです。この見通しによれば、コロナ危機からの回復期待に沸き、6.1%の高成長を遂げた去年と比べ、世界経済は非常に大幅な減速になります。 さらに、来年=2023年は2.9%と、もう一段、スローダウンして好況・不況の分かれ目とされる3%を割り込むと予想しているのです。 ここで見逃せないのは、新型コロナウイルス危機をリーマンショックのような経済危機にはしないという暗黙の了解のもと国際社会が進めてきた経済の回復シナリオが脆くも崩壊しつつあることを意味している点でしょう。 背景には、ロシア軍のウクライナ侵攻が加速させる形になった歴史的なインフレ、それに対応するためのアメリカやヨーロッパの利上げ、さらには中国がロックダウンを繰り返していることなどがありますが、いずれにせよ、期待されていた回復シナリオがとん挫し、逆に急速に停滞感を強めているわけです。当然ですが、日本もこうした影響を免れません。 そして、何より気掛かりなのは、こういう危機の入り口で不可欠な国際的な政策協調を推進する土壌が今の国際社会にはまったくないということです。今日は、最新の世界経済見通しと、その深刻さ、国際社会の危うい対処能力について考えてみたいと思います。
Fri, 29 Jul 2022 - 480 - 町田徹の経済ニュースカウントダウン!(2022.7.29放送分)
2022年7月29日送分。 今週、経済ジャーナリスト 町田徹が選んだニュースはこちらでした。 〈第10位〉影響は、3091万人とソフトバンクのケースを上回り過去最大に。昨日、KDDIが通信障害の報告書を総務省に提出。 〈第9位〉「中国との関係は親密なものに戻ることはなく、厳しい姿勢を維持する」 〈第8位〉ローカル鉄道は、存続と廃止の基準を設置。都市部はダイナミックプライシング導入も。鉄道の経営構造改革へ、国土交通省が2つの方針を明確化。 〈第7位〉昨日、東京都が国内で2例目となる「サル痘」感染者の確認を発表。 〈第6位〉アメリカが先月に続く2度目の大幅利上げを決定。 〈第5位〉世界経済、コロナ危機からの脱却に暗雲。 〈第4位〉今朝、アメリカと中国の首脳が電話会談。 〈第3位〉ロシア、国際宇宙ステーションから離脱へ 〈第2位〉南部ヘルソン州の奪還を目指すウクライナ軍が「勢い」 〈第1位〉昨日の新型コロナの新規感染者、全国で過去最多の23万人超え。 5時35分からの経済ニュースふかぼりもお楽しみに。
Fri, 29 Jul 2022
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