FNNプライムオンライン｜フジテレビ系FNN28局のニュース

「「Abalance」元執行役員の男（60）をインサイダー取引した疑いで逮捕 直撃に「ちょっとわからない」 東京地検特捜部」 東証スタンダードに上場する会社の元執行役員が、インサイダー取引をした疑いで東京地検特捜部に逮捕された。都内で太陽光発電事業などを扱う「Abalance」の元執行役員・堀内信之容疑者（60）は、投資家向けの情報を担当していた2023年1月ごろ、未公表の内部情報をもとにインサイダー取引をした疑いが持たれている。堀内容疑者はFNNの取材に対し、自身の関与を否定していた。堀内容疑者「（Q. 強制調査を受けたと聞いていて、何かご存じじゃないですか?）いやぁ、ちょっとわからないですね」特捜部は、16日朝から堀内容疑者の自宅などを家宅捜索していて、実態解明を進める方針。

「【独自】嘘の書類で中国人ら350人の在留資格を更新か 行政書士76歳男と会社役員62歳男を逮捕 警視庁」 うその書類で中国人ら350人の在留資格を更新していたとみられる行政書士ら2人が逮捕された。会社役員の王嘉瑞容疑者（62）と行政書士の豊田近弘容疑者（76）は2022年、都内の飲食店で働いていた中国人の女（30代）について、栃木県内にある総菜の加工会社で勤務していると虚偽の申請をして、在留資格を更新した疑いが持たれている。2人は女から25万円を受け取っていたが、2023年までの約5年間で中国人ら約350人について虚偽の在留資格を更新し、1億円以上を受け取っていたという。王容疑者は容疑を認め、豊田容疑者は否認しているという。

「「ザ・グランシールド」社長が得た10億円をキャバクラ・高級外車の購入に 「元本は保証する」謳い自らも社債購入の勧誘行う」 社債の購入を募り、80億円を違法に集めたとされる事件で逮捕された男が、10億円を得て高級外車などに使っていたことがわかった。16日朝に送検された「ザ・グランシールド」社長の中村佳敬容疑者（46）ら8人は、無登録で「トラステール」社の社債の購入を募り、不正に金を集めた疑いが持たれている。中村容疑者は、自らも「元本は保証する」とうたって社債購入の勧誘を行うなどして、約10億円を得ていたとみられている。中村容疑者からの勧誘で出資した男性「すごくやっぱり生活ぶりが派手だったんです。車にしても、住んでいるところにしても、超一流だったんですよね」警視庁は、中村容疑者は、10億円を高級外車の購入のほか、家賃の支払いやキャバクラに使っていたとみて調べている。

「銃撃されたスロバキア・フィツォ首相「命に別条ない」明らかに 71歳男は「政治的な動機」との見方 岸田首相「暴力行為を断固非難」コメント」 東欧のスロバキアで銃撃されたフィツォ首相の容体について、副首相は「命に別条はない」と明らかにした。フィツォ首相は15日、スロバキア中部の町ハンドロバで銃撃された。発砲は5発で、フィツォ首相はヘリコプターで近くの病院に搬送され、タラバ副首相は容体について、「手術がうまくいき、命に別条はない」と話したと、イギリスの公共放送BBCが報じた。銃撃した人物は71歳の男で、スロバキア政府は、銃撃が「政治的な動機によるもの」だとの見方を示している。フィツォ首相は、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの軍事支援に反対するなど、ロシア寄りの姿勢で知られ、2023年9月の総選挙で野党を勝利に導き、首相に返り咲いた。銃撃事件を受け、岸田首相は16日午前、「強い衝撃を覚えます。首相の一日も早い回復をお祈りします。民主主義に対する暴力行為を断固として非難し、スロバキア政府と国民に強い連帯の意を表します」とSNSに投稿した。

「ロシア・プーチン大統領がまもなく習近平国家主席と首脳会談へ ウクライナ情勢など意見交換する見通し」 ロシアのプーチン大統領は16日朝、中国・北京に到着し、習近平国家主席と首脳会談を行う見通し。両国の関係強化をどこまで打ち出すかが焦点となる。プーチン氏は日本時間の午前5時過ぎ、北京国際空港に到着し、中国側の出迎えを受けた。プーチン氏を乗せた車列は天安門の前を通過し、国賓らが宿泊する釣魚台迎賓館の方に向かった。まもなく行われる首脳会談では、ウクライナ情勢などについて意見が交わされる見通し。中国の支持が不可欠なロシアと、欧米諸国からロシア支援にくぎを刺されている中国がどこまで関係強化をアピールするかが焦点となる。

「早稲田大学入試で問題を撮影し流出させた18歳男を書類送検 Xで報酬約束し「わからない問題を教えて」と依頼も 警視庁」 早稲田大学の入試で受験生が眼鏡型カメラ「スマートグラス」で撮影した問題を流出させた事件で、受験生が試験の数日前にSNSで報酬を約束して解答を依頼していたことがわかった。当時高校3年生の男子受験生（18）について、警視庁は、2024年2月、早稲田大学の入学試験中に「スマートグラス」で撮影した問題をスマホに送信して「X」に流出させ、大学の業務を妨害した疑いで16日、書類送検した。警視庁によると、男子受験生は試験の数日前に、Xで複数の人物に「16日にわからない問題を教えてください」、「代金を払っても構わない」などと連絡していたという。解答した人の一部には数千円の報酬が支払われたが、いずれも入試中の不正という認識はなかったという。

「【中継】政治資金規正法改正案の単独提出に向け自民が党内手続きへ 立憲との幹部会談で岸田首相が説明することでも合意」 政治資金規正法の改正案をめぐる与党内の溝が埋まらなかったことから、自民党は、16日朝、単独での国会提出に向けた党内手続きに入った。国会記者会館から、最新情報をフジテレビ政治部・福井慶仁記者が中継でお伝えする。強硬姿勢を崩さなかった公明党との調整がとん挫し、「与党案」を諦めた自民党は、17日にも異例の単独提出に踏み切る。午前8時からの会議で改正案をまとめた自民党は、17日の総務会で正式に決定する方針。パーティー券購入者を公開する基準額などで公明党と折り合えなかったが、「このままでは来月の国会会期末までの成立が難しくなる」との判断。立憲民主党・安住国対委員長「これだけの事件を起こした政党の割には改革しようとか、自ら正していこうという姿勢やエネルギーがないことが残念ですよね」一方、自民党と立憲民主党の幹部の会談では、来週月曜日に衆議院の予算委員会に岸田首相が出席し、改正案の説明をすることで合意した。法改正を議論する特別委員会は、来週半ば以降の開催になる見通し。また、16日午前10時半ごろ、自民党は日本維新の会の幹部と協議をした。会期末まで1カ月ほどとなる中、与野党の駆け引きが厳しさを増している。

「16日東京株式市場前場 円高進む 153円台半ばに 3万8669円57銭で終了」 円高ドル安が進んでいる。東京外国為替市場の円相場は、アメリカで経済指標の内容から利下げへの期待が強まったことを受け、円を買う動きが強まり、1ドル = 153円台半ばまで円高となった。また東京株式市場は、半導体関連銘柄を中心に買いが広がり、日経平均株価は一時500円以上値上がりしている。16日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、15日に比べ、283円84銭高い、3万8669円57銭、TOPIX(東証株価指数)は、2723.69だった。

「水原一平被告の次回出廷が6月4日で決定 形式上の「無罪」から一転…罪を認める答弁に変更の予定」 ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告の次回の出廷が、6月4日に決まり、水原被告はその場で罪を認める見通し。水原一平被告は、銀行詐欺などの罪に問われている事件で、14日の出廷では形式上「無罪」を主張した。検察などは15日、次回期日が6月4日に開かれると発表し、「重罪」の有罪答弁を取り扱う権限を持つ裁判官の前で罪を認める答弁に変更する手続きが行われる予定。地元テレビ局は14日、大谷選手が今後、連邦地裁に対し、詐欺行為が自身に与えた影響について書かれた書面を提出する見通しだと報じている。

「登校中の9歳くらいの男子児童がはねられ死亡 ワンボックスカー運転の64歳男を現行犯逮捕 札幌市」 16日朝、北海道・札幌市で、登校中とみられる9歳くらいの男子児童がワンボックスカーにはねられ、死亡した。午前8時20分ごろ、札幌市豊平区の市道の交差点で、登校中とみられる9歳くらいの男子児童が右から来たワンボックスカーにはねられた。男子児童は搬送先の病院で死亡が確認された。ワンボックスカーを運転していたのは64歳の男で、過失運転致傷の現行犯で逮捕された。当時、歩行者側の信号が青だったとみられ、警察が事故原因を調べている。

「【速報】自民・下村氏「岸田首相が森氏に詳しい聴取を」 スケープゴートに不満 首相の責任明言 自爆解散に反対」 自民党の下村元文科相は15日、東京都内で講演し、自身も党から党員資格停止処分を受けた安倍派の政治資金事件に関して、岸田首相が森喜朗元首相から、さらに詳しい聴取を行うべきだとの考えを示した。下村氏は講演の中で「これだけの処分を受けたわけだから、党を挙げてしっかりと真相を究明をして、事実関係を明確にしてもらわないといけない。スケープゴートになったということで終わりということでは絶対に本質的な解決にならないし、納得できない」と述べた。その上で岸田首相が自身の処分を見送ったことに関し「岸田総理の責任というのは私はあると思う」と語り、組織のトップが責任をとるべきだと明言した。さらに、清和政策研究会（安倍派）について、森元首相が会長を務めていた2005年に既に派閥パーティー収入の議員への還付が行われていたことは「明らかだ」と語った上で、「これについてはやはり岸田総理が森元総理に対してきちっとその時の経緯について詳しく聴取をする必要がある。森さんに、特に政治資金の問題についてはきちっと自民党の総裁として対処してもらいたい」と述べた。安倍派の政治資金問題が発覚した際に、派内での真相究明が不十分だったことについては、「安倍派のその時の体質的な問題がマイナスなってしまった。15人の常任幹事体制というのは誰が責任を持ってどうするかということがない、ある意味で烏合の衆の集まりの象徴みたいなものだ。構造的な問題があった」と指摘した。その上で「ただ塩谷さんも座長でおられたし、高木さんも事務総長でおられたわけで、強いリーダーシップを持ってやってもらいたかった」と語った。さらに下村氏は、自民党への不信感が高まっている中での今後の政局について、「そういう状況の中で、とても解散総選挙できる状況じゃないと思う。6月に解散総選挙したとしたら、雪崩現象的に大敗する可能性の方が大きい。今の状況をガラガラポン、清算する、今の状況に対する怒りのようなものがあると思っている。

「【速報】集合住宅で火災、40代男性死亡 部屋の中から腐敗進んだ高齢女性の遺体 大阪・寝屋川市」 14日午後、大阪・寝屋川市の集合住宅で火災があり、40代の男性が死亡した。部屋の中からは、腐敗が進んだ高齢女性の遺体が見つかっている。現場から、関西テレビ・古谷陽記者が中継でお伝えする。警察によると午後1時半前、大阪・寝屋川市の集合住宅で、管理会社から「部屋の前で異臭がする。住人と連絡が取れない」と警察に通報があった。その後、駆けつけた警察官の目の前で、部屋の中から爆発音と黒煙が上がり、火は約30分後に消し止められた。この火災で、40代の男性が搬送されたが死亡し、部屋の中からは、腐敗が進んだ状態の高齢女性の遺体が見つかったという。警察によると、男性が建物内で火をつけたとみられ、くわしい経緯を調べている。

「介護保険料が過去最高を更新 全国平均で1カ月あたり6225円に 要介護の高齢者は2040年には803万人に」 65歳以上の高齢者が支払う「介護保険料」が増え、全国の平均で6200円余りになることがわかった。65歳以上の高齢者が2024年度から3年間に支払う介護保険料は、前の期より211円増え、全国の平均で1カ月あたり6225円と、過去最高を更新する。自治体別では、最も高いのは大阪市で9249円、最も低いのは東京・小笠原村で3374円。介護が必要な高齢者は2024年度は705万人だが、2040年には843万人にのぼると見込まれていて、介護保険料の上昇傾向が続くとみられる。

「岸田首相 政治資金規正法「自民党として法案化作業進める」 公明代表とランチ会談で伝達」 岸田首相は14日、公明党の山口代表と官邸で昼食をとりながら会談し、今国会中の政治資金規正法の改正に向け、自民党として法案化の作業を進める考えを示した。山口代表は会談後、岸田首相から「自民党として法案化していく作業を進める。そのうえで公明党とも相談をしたい」という趣旨の話があり、今国会中に政治資金規正法の改正を成し遂げることを再確認したことを明らかにした。また山口代表は、岸田首相に対し、「与党として法案化に向けて協議を進める一方で、野党の意見を聞いて幅広い合意形成を目指す努力も必要だ」と伝えたことを明かした。自民・公明両党は、政治資金規正法改正案の大枠は合意したものの、政治資金パーティー券の購入者の公開基準額や、政策活動費の使途公開の内容で意見の隔たりがあり、法案を条文化する作業までは進んでいない。こうした中で、山口代表は13日、岸田首相が法改正を主導するよう求めていた。両党は、今後の協議の進め方も含め調整する。

「「風邪薬飲んで運転」首都高3人死亡事故で逮捕のトラック運転手が供述「意識無かった」 渋滞に減速せず突っ込む」 埼玉・戸田市の首都高速で3人が死亡した玉突き事故で、逮捕されたトラック運転手が、「風邪薬を飲んで運転した」と供述していることがわかった。この事故は14日、首都高5号池袋線下り美女木ジャンクション付近で、渋滞の列にトラックが突っ込み乗用車に乗っていた3人が死亡したもので、トラックの運転手・降籏紗京容疑者（28）が逮捕されている。これまでの捜査で、トラックは減速しないまま衝突したことがわかっているが、降籏容疑者が調べに対し、「風邪をひいていて、風邪薬を飲んで運転した」と供述していることがわかった。降籏容疑者は、「ぶつかったときは意識がなかった」とも説明していて、警視庁は供述の裏づけを慎重に進めている。

「国がエネルギー基本計画改定に着手 2050年の脱炭素に向けて2035年度以降の電源構成の目標設定へ」 経済産業省は、国のエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」の改定に着手した。斎藤経産相「今、日本はエネルギー政策における、戦後最大の難所にあるとの強い危機感を私は持っています」2003年に初めて策定された「エネルギー基本計画」は、国の中長期的なエネルギー政策の方向性を示すもので、約3年ごとに見直されている。経産省は、改定に向けた議論を開始し、斎藤経産相は「脱炭素エネルギーを安定的に供給できるかが、国力を大きく左右すると言っても過言ではない」と強調した。新たな「エネルギー基本計画」では、2050年の脱炭素社会の実現に向けた、2035年度以降の電源構成の目標が定められる予定で、2024年度中の策定を目指す。

「5発の銃声…スロバキア首相が銃撃され「危険な状態」ウクライナ支援に反対…政治的動機か？銃撃の男（71）拘束」 東欧のスロバキアで15日、フィツォ首相が銃撃され病院に搬送された。「命に関わる危険な状態」だという。スロバキアのフィツォ首相は15日、首都ブラチスラバから、約150km離れた中部の街ハンドロバで、政府の会議に出席したあと、銃撃された。発砲は5発で、ヘリコプターで近くの病院に搬送されたが容体は深刻で、命に関わる危険な状態だという。地元メディアによると、銃撃した人物は71歳の男で、その場で拘束された。フィツォ氏は、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの軍事支援に反対するなど、ロシア寄りの姿勢で知られ、2023年9月の総選挙で野党を勝利に導き首相に返り咲いた。スロバキアの内務相は会見で、銃撃が「政治的な動機」によるものだとの見方を示し非難した。

「【速報】プーチン大統領が北京到着 習近平国家主席と首脳会談へ ロシア・中国の関係強化アピールか」 ロシアのプーチン大統領が日本時間16日午前5時半ごろ、中国の北京に到着した。このあと行われる、習近平国家主席との首脳会談で、両国の関係強化をアピールしたい考え。プーチン氏を乗せた専用機は日本時間16日午前5時半ごろ、中国の北京国際空港に到着した。プーチン氏は、日本時間の16日前にも、習主席との首脳会談に臨むことにしている。国際社会から孤立するロシアは、中国の後ろ盾が不可欠な一方、中国は欧米諸国からロシア支援にくぎを刺されていて、両国がどの程度歩調を合わせるのかが焦点になる。プーチン氏は、7日の大統領就任式以来、初めての外国訪問になる。

「連続緊縛強盗事件の容疑者？被害者のキャッシュカード使おうと…ベトナム人2人逮捕 栃木・長野・群馬、福島4県で発生」 栃木・日光市で4月に起きた強盗事件で、被害にあったキャッシュカードを使い、現金を引き出そうとした疑いで、ベトナム人の男が逮捕された。警察は、4県で続いていた強盗事件との関連を調べている。4月30日、日光市の住宅に2人組の男が押し入り、男性（75）の手足を縛って現金を奪った事件で、警察は被害者名義のキャッシュカードでコンビニのATMから現金を引き出そうとした疑いで、ベトナム国籍のホアン・フー・ホア容疑者（25）を逮捕した。警察によると、キャッシュカードはすでに利用停止の対応がとられていた。また、一緒にいたマイ・バン・シー容疑者（23）も不法滞在の現行犯で逮捕された。ホア容疑者は容疑を否認しているが、警察は、長野・群馬、福島でも続いていた、同様の強盗事件との関連を調べている。

「「マイナンバー」システム 活用不十分 約3分の1で利用実績なし」 地方自治体での手続きで、個人情報の確認などにマイナンバーを利用して行うシステムが、十分に活用されていないことが会計検査院の調査で明らかになった。このシステムには、国から2000億円以上の補助金が出されているが、2022年度に行われた1258の手続きのうち、約3分の1（485）で利用実績が一度もなかった。

「【速報】スロバキア首相 銃撃され搬送 命に関わる状態」 東欧スロバキアのフィツォ首相が銃撃され、搬送された。フィツォ首相は15日、スロバキア中部の町・ハンドロバで政府の会議に参加したあと、銃で複数回撃たれた。フィツォ首相のSNSによると、本人はヘリコプターで病院に搬送され、命に関わる状態だとしている。地元メディアは、首相は胸と頭に傷を負っていたという目撃情報を伝えているほか、撃ったとみられる人物は拘束されたとしている。

「大手銀行2社 最終利益過去最高 円安や株高などで」 大手銀行グループ3社の決算が出そろい、円安などの影響で、2社の最終利益が過去最高となった。三菱UFJフィナンシャル・グループが発表した2024年3月期の最終利益は、前の年から33.5%増えて1兆4907億円となった。三井住友フィナンシャルグループも、19.5%増えて9629億円となり、2社ともに過去最高を更新した。また、みずほフィナンシャルグループは、22.2%増えて6789億円と過去2番目の高水準となり、メガバンク3社の最終利益の合計は3兆円を超えた。歴史的な円安や株高に加えて、企業の資金需要が堅調だったことが、収益を大きく押し上げた。2025年3月期についても、三井住友フィナンシャルグループが、最終利益でグループ初の1兆円突破を見込むなど、3社は増益を見込んでいて、日銀が追加利上げに動いた場合、さらに業績を押し上げる可能性もある。

「メタ社 国会招致に応じる意向 「なりすまし広告」で回答」 著名人の名前を無断使用して投資を呼びかける「なりすまし広告」の被害拡大を受け、SNS大手メタ社が、国会招致に「応じる」意向を示した。SNS上での「なりすまし広告」による詐欺被害が拡大する中、自民党の対策チームの平井元デジタル相は、フェイスブックを運営するメタ社が国会招致について、応じる意向であることを明かした。自民党・平井元デジタル相「（メタ社CEO）マーク・ザッカーバーグ氏の国会招聘（しょうへい）の件に関しても、内々に向こうから回答が来ていて、本人でなければ応じると」15日の自民党の会合では、X社から聴き取りを行い、削除要請への対応に時間がかかっていると指摘したのに対し、X社側は「速やかに対応したい」と答えた。

「自民「10万円超」公明「5万円超」で難色…政治資金規正法改正案共同提出「難しい」パーティー券購入者公開基準で隔たり」 政治資金規正法の改正をめぐり、自民党は公明党に対し、パーティー券購入者の公開基準について新たに条文案を示したが、両党の溝は埋まらなかった。今週中にも、自民党が単独で法案を国会に提出する可能性が高まっている。自民・公明両党は、パーティー券購入者の名前を公開する基準額について、意見が隔たっている。自民党は、現在の「20万円超」から「10万円超」に引き下げる条文案を示したが、公明党は、「5万円超」との主張を変えなかった。両党は、政党から議員に支給される「政策活動費」の使い道の公開でも、公開の内容について一致していない。公明党・中野洋昌衆院議員「現段階においては、われわれは一致していない点があるわけでありますから、この状況で（法案を）共同提出できるかというと、なかなかそれは難しいだろうなと思います」自民党は、公明党と協議を続けるが、合意が得られなくても、17日にも単独で法案を国会に提出する方向。立憲民主党・安住国対委員長「グズグズ、ダラダラ、エネルギーのなさを感じると、やっぱり改革をする気はないのかなと」立憲民主党の安住国対委員長は、与党内の調整難航を受け、「厳しい姿勢で臨む」と強調した。

「【独自】河川敷に勝手に“本格レース場” 全長1.5km 住民は騒音に悩む」 埼玉・熊谷市の荒川河川敷を上空から撮影した映像に映る、ヘビのようにクネクネと広がる謎の模様。謎の正体を探るため、河川敷につながる細い道を抜け、その場所へ。そこにあったのは、山道や林道などを走る「オフロードバイク」向けのレース場だった。過去の衛星写真では、ただバイクが走ったような細い跡だったのが、2023年くらいに本格的なバイクコースに変貌。許可なく勝手に作られていたという。ジャンプするためとみられる急な坂は、重機でないと作れそうにない。全長1.5kmにも及ぶコースは、驚くほど本格的なものだった。休日になると、多くのオフロードバイクがコースを走り、付近の住民は、そのエンジン音に悩まされていた。近隣住民「レースというか練習なのか、うるさい。畑とか、場合によっては入ってきたり」こうした目に余る迷惑行為を受け、警告の看板や進入防止のガードレールが設置された。以降、新たなコースが作られることはなくなったというが、付近の住民によると、中には柵を壊して入り、レースをするライダーもいたという。河川敷を管轄する荒川上流河川事務所は「勝手に土地を造成することや、オートバイの走行により土地を占拠する行為は、河川法に違反しています。ルールを守っていただくようお願いします」とコメントしている。

「【速報】前澤友作氏 メタ社など提訴 「違法か合法かはっきりさせたい」」 有名人になりすましたニセ広告をめぐり、実業家の前澤友作さんが、フェイスブックを運営するメタ社などを提訴した。SNS上では、有名人の写真や名前を無断で使用する「ニセ広告」による投資詐欺などの被害が相次いでいる。なりすましの被害を訴えている前澤さんは15日、フェイスブックの運営会社であるアメリカのメタ社と日本法人に対し、損害賠償と広告の掲載取りやめを求める訴えを東京地裁に起こしたことがわかった。前澤さんは、Xで「損害賠償請求はあえて1円にしました。彼らの行為が違法なのか合法なのか、まずははっきりさせたいと思います」としている。

「【独自】対向車に“ひょっこり車”高齢ドライバーか 1分で3回センターラインをオーバー」 温泉帰りの男性たちが目撃したのは、センターラインを何度も越え、対向車の前にひょっこり現れる車。車をひょっこりさせては直前で戻り、カーブに差し掛かってもおかまいなしに、また反対車線にひょっこり。映像が撮影されたのは、大阪から和歌山へと向かう片側1車線の道路。“ひょっこり車”は、前を走る車を追い越そうとしていたとみられるが、センターラインは黄色で、追い越しのためにはみ出すことは禁止されている。映像内で確認できるだけでも、1分ほどで3回、センターラインをオーバー。この“ひょっこり車”、よく見ると、高齢者マークが貼られている。動画撮影者「（運転手は）60後半か70ぐらいの人やと思う」ひょっこり車の危険な運転は、これだけではない。前を走る黒い車が、いわゆる“譲りゾーン”で道を譲ったが、ひょっこり車は、大きくセンターラインを越えて追い越していった。この時も、対向車が減速したことで衝突は回避。最後はスピードを上げ、走り去っていった。動画撮影者「悲惨な事故を起こす前に、免許を自主返納するなり、捜査して捕まえてほしいとは思う」

「【独自】小林製薬「紅麹」めぐる問題受け 自民が「報告明確化」など提言取りまとめへ」 小林製薬の「紅麹（べにこうじ）」をめぐる問題を受け、健康被害が生じた際の報告ルールの明確化など、自民党が16日にまとめる提言の概要がわかった。機能性表示食品として販売されていた「紅麹」による健康被害問題を受け、自民党は16日、制度の在り方に関する提言をとりまとめる。提言では、健康被害が生じた際の報告ルールを明確化することを盛り込む方向。また、制度の信頼性を高めるため、事業者が製品について定期的に自己チェックし、その結果を消費者庁ウェブサイトで公表しなければ、機能性表示食品として販売できないようにする方向。

「出稼ぎ労働者53人乗せたバス横転 少なくとも8人死亡 40人以上が重軽傷 アメリカ・フロリダ州」 アメリカ・フロリダ州でバスが横転し、少なくとも8人が死亡、40人以上が重軽傷を負った。フロリダ州の高速道路で14日、スイカ農場で働く出稼ぎ労働者53人を乗せたバスがトラックに衝突された。バスは、道路脇のフェンスを突き破ったあと横転し、少なくとも8人が死亡、トラックの運転手を含む40人以上が重軽傷を負った。被害に遭った人の中には、メキシコからの労働者も含まれており、メキシコの外相が「悲惨な交通事故が発生したことを遺憾に思う」とコメントを発表した。

「【独自】「パニック」猛スピード逆走車 回避後も逆走続ける 長野・軽井沢町」 長野・軽井沢町の道路で、緩やかなカーブを猛スピードで逆走してくる白い乗用車。逆走を目撃した運転手は、「怖かったです。もう完全パニックですね」と話す。猛スピードのまま、前から迫ってきた車。逆走にまったく気がついていないように見えたという。逆走を目撃した運転手は「たぶん向こうの方は下り2車線だと思って、車線を勘違いされていたのかなって。（逆走車は）たぶんわれわれが逆走しているって思ってたんじゃないですかね」と話した。現場は、上り方面が2車線、下り方面は画面右側の1車線のみ。この真ん中の上り車線を逆走してきた車は、このあとも猛スピードのまま、車線を変更することなく逆走を続けていた。

「【速報】車2台で挟み撃ち 複数で男性刺して殺害 9年前の事件で逃走のイラン国籍の男（33）逮捕」 9年前に愛知・名古屋で起きた殺人事件で、男を逮捕。2015年12月、名古屋市中川区の路上で起きた事件では、車2台に挟み撃ちにされたイラン国籍のアナミ・シルマルド・ミラドさん（当時27）が、複数の男に刃物で刺されるなどして死亡した。これまでにイラン人の男5人が逮捕されている。警察は、現場から逃走し指名手配されていた、イラン国籍で住所・職業不詳のレザイケリドバリ・セイエドモーセン容疑者（33）を15日、殺人の疑いで逮捕した。この事件では、現場から大量の注射器が入ったポーチが見つかっていて、警察は、薬物の密売をめぐるトラブルとみて調べている。

「「リニア工事」で井戸枯れる ため池などの水位も低下 岐阜・瑞浪市」 リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が行われている岐阜・瑞浪市で、2月下旬ごろから、井戸やため池などの水位が相次いで低下していることがわかった。もともと50cmほどの水位があったとみられる、ため池の現在の水位は、15cmほどになっていた。住民は、「被害が思ったより大きいので、水がたまらないと田植えができない」と話す。生活用水に井戸水を使っているという家の住民は、「洗濯機からコポコポっていう音がしたんですよ。洗濯機の水止めて、のぞいたら井戸の水がなかった」と話した。異変を受け、JR東海は周辺の32カ所を調査したところ、水源となっているため池や個人宅の井戸など、14カ所で水位が低下していることが確認されたという。現場は、建設中のリニア中央新幹線の沿線で、付近では日吉トンネルの掘削工事が行われている。水位の低下は、この工事が原因とみられている。住民は、「自然を壊してしまったということ。メリットも何もない」と話す。リニア新幹線をめぐっては、静岡県の川勝前知事が大井川の流量減少を理由に、静岡工区の着工を認めてこなかった。今回の事態を受けて、JR東海は「早急に上水道工事を進め、トンネル掘削との関係を調査して真摯（しんし）に対応します」とコメントしている。

「80億円不正に集めた容疑で逮捕の中村佳敬容疑者「一番豊かなのは僕」元本保証年利20％うたい資金集める 歯列矯正トラブルも」 社債の購入を無登録で募った疑いで逮捕された、会社経営者の中村佳敬容疑者（46）の誕生日パーティーで撮影された動画をFNNが入手した。中村容疑者は、コンサル会社社長の高橋章容疑者らと共謀し、16人から1億3000万円を不正に集めた疑いで逮捕された。8人は、高橋容疑者の会社の社債を年利20%で元本保証などとうたい、無登録で出資者を募集。被害総額は合計80億円にものぼるとみられている。2017年から始まったとみられている、この不正な取引。FNNが入手したのは、その翌年となる2018年に開かれた中村容疑者の誕生日パーティーで撮影された動画で中村容疑者は、「1人で生きていたなという感覚でいたんですよ。去年ぐらいから、ちょっとずつ友だちができたかなっていう感じ。濃い人たちが増えたなと思って」と嬉しそうに話していた。不正な資金集めが順調だったのか、笑顔を見せ、パーティーの参加者を“濃い友だち”と表現。さらに、「きょう皆さんとお会いできて、本当に濃くなってきたなと実感していますし、ここに集まってきていただいた皆さんには、やっぱり豊かになってもらいたい。たぶん、きょう一番豊かなのは僕です」と話した。中村容疑者らは、この動画以降も不正な取引を続け、2023年2月までに1300人以上から、合計約80億円を違法に集めたとみられている。中村容疑者と25年ほどつきあいのあった、被害を訴える知人は「（中村容疑者は）とにかく、お金に貪欲で、うそつきってことですかね、本質は」と話した。中村容疑者をめぐっては、経営する会社が「マウスピースによる歯科矯正が実質無料になる」などと顧客を募集し、健康被害も出たなどとして、約4億6000万円の損害賠償を請求されている。警視庁はこの件に関しても、特定商取引法違反での立件も視野に捜査を進める方針。

「なぜママだけ後ろ姿? 実は... “朝の定番”シスコーンのパッケージが話題に」 朝食の定番「シスコーン」のパッケージに今、注目が集まっている。“シスコーン坊や”という子どものイラストの脇に描かれた4人の家族。父親やきょうだいは明るい表情だが、ママだけは後ろ姿。その表情をうかがい知ることはできない。ママだけ後ろ姿というイラストの謎。実際に街の人に見てもらうと、「それぞれの家族の形があると考えさせられて良いかな」、「不平等感がある。何で前向きにかいてあげなかったのかな」といった声が。その一方で、「起きたままの顔は見せたくない」、「シスコーンがおいしすぎて、自分の料理よりもシスコーン食べちゃってすねてる」といった考察をする人も。家族は素顔を明かす中、なぜ、ママだけ後ろ姿なのか。メーカーに取材すると、「食べる際にパッケージを見ながら『どんな顔をしているのか』などと想像を膨らませて楽しんでいただきたいとデザインしました」という解答があった。実際に、商品紹介のページでもママは後ろ姿のまま。しかし、過去に一度だけママの素顔が明かされた場面も...。約3年前に発売されたパッケージでは、SNSで話題となるのを狙い、ママの素顔が公開されていた。イラストは後ろ向きでも、素顔は前向きなママ。今後も忙しい朝の味方となりそうだ。

「【独自】下北沢“開かずの踏切”内部に男性取り残される…4分間開かない時も「ベビーカーが怖い」不安の声」 東京の人気の街、京王電鉄・下北沢駅そばの踏切で人が渡りきれず、取り残された様子が14日撮影された。電車が出発後、反対側に止まる電車から降りてきた車掌があわてて向かったのは、ホームの端の先にある踏切。渡りきれなかった男性がそこに取り残され、すぐ間近を電車が走る中、車掌は男性に「絶対に動かないで下さいね」と呼びかけていた。撮影者は当時の状況について、「踏切が鳴った直後くらいに男性が踏切に入ってきた。反対側の電車もそのまま出発しちゃって、（踏切の）真ん中で電車に挟まれる感じで待っていた」と話す。撮影者によると、取り残されていたのは、20代から30代の男性で、京王電鉄によると、「発車した電車は通常通り前方の安全確認をしたものの、男性がいた場所は死角になっていた」という。警報器が鳴っても線路に進入し、先を急ぐ理由は、この踏切が“開かずの踏切”だからとみられる。15日朝も踏切が開くその時を待ち続けていたが、中には待ちきれず、別の道に行く人の姿もあった。4分近く開かないこともあるということで、多くの車や歩行者が入り乱れ、怖いと感じる人もいた。踏切の通行人は「ベビーカーが怖いですね。遮断機の間隔が狭いし、横によけづらいので」と話す。京王電鉄は、「踏切内の道路面の舗装や看板での注意喚起を継続していく」とコメントしている。

「幹線道路の真ん中に200の墓 開通できず“通せんぼ”なぜ？」 東京都内で建設中の道路をめぐり、ある騒動が起きている。道路を寸断している無数のお墓。いったいなぜ、このような事態になったのか。一直線にのびる、建設途中の幹線道路。しかし、その先で行く手を阻むように立ち並んでいたのは、無数のお墓。事業開始から18年たった今も道路が開通しない理由が、このお墓にあるという。いったい、何が起きているのか。取材班が向かったのは、東京・練馬区の大泉学園。工事されている道路の先には緑の柵があり、道路が途切れてしまっていた。その先に見えるのは、無数のお墓。お墓の反対側の道路に行ってみると、お墓の横にまで道路がのびてきているのがわかる。まるで“通せんぼ”するかのように、道路の真ん中に密集する約200基のお墓。その先の道路は、ほぼ整備が終わっていて、一直線に道が続いている。この道路は東京と埼玉をつなぐ予定で、東京都が計画を進める放射7号線。問題となっているのは、約2kmにわたる工事区間。当初は平成25年までの計画だったが繰り返し延長され、完成予定は4年後の令和10年となっている。近隣住民は、「引っ越してきて12年になるけど、ずっとこのままです。税金も使ってるし、どうなってんのか」、「（ほかの道路が）渋滞するから、これができるとかなり緩和する」などと話した。開通が待ち望まれ続けて18年。なぜ、お墓の部分が残ってしまっているのか。墓を管理するのは、500年以上の歴史を持つ日蓮宗善行院。「イット!」が寺の住職に、なぜ立ち退かないのか理由を聞くと、「東京都が移転を求めているのは、道路計画にかかっている部分だけ。およそ200基のうち、70基が移転の対象外なんです」という答えが。住職によると、道路計画に入っていない部分にあるお墓は、移転の補償対象外。しかし、それでは寺が分断されてしまうことから、立ち退きに踏み切れないのだという。移転自体には同意しているというが、対象外のお墓をめぐる東京都との話し合いは、平行線のまま。東京都によると、「全線開通のめどは立っていない。

「「晩ごはんまだか」と言われ腹を立て…夫（76）が刺され死亡 自称・フィリピン国籍の妻（64）逮捕 大阪市」 夫を刃物で刺し殺害しようとした女が現行犯逮捕された。14日午後10時20分ごろ、大阪市港区の住宅で岡田勝さん（76）が腹を刺され、その後、死亡した。現場には自称・フィリピン国籍で妻の岡田パメラ容疑者（64）がいて、包丁で刺したことを認めたことなどから、警察は殺人未遂の現行犯で逮捕した。パメラ容疑者は、勝さんから「晩ごはんはまだか」と言われたことに腹を立てたという。警察は、容疑を殺人に切り替えて捜査している。

「北朝鮮・金正恩総書記、新配備の戦術ミサイルシステムを視察 生産実績に「大きな満足」示す」 北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）総書記が14日、軍に新たに配備される戦術ミサイルシステムを視察したと北朝鮮メディアが報じた。朝鮮中央テレビは、金総書記が、軍のミサイル部隊に新たに配備される戦術ミサイルの発射台となる車両を視察する様子を報じた。金総書記は、2024年上半期のミサイルシステムの生産実績に「大きな満足」を示し、生産計画を達成することで「軍の戦争準備で画期的な変革をもたらす」と強調している。2024年中に計画されたミサイルの生産を進めるという。韓国メディアは、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアへの武器輸出を意識しているとの見方を報じている。

「「『誰だお前は』って感じだよ」”パワハラ発言”長谷川岳議員の当時の音声データ公開…「誠に反省をする」 北海道・札幌市」 官僚などへのパワハラ発言が新たに指摘された自民党の長谷川岳参院議員が、反省の弁を述べた。長谷川議員は、3月に歌手の吉幾三さんから飛行機内での態度が「非常に横柄」だと指摘を受けたほか、地元北海道の札幌市幹部職員へのパワハラが指摘されている。当時の音声を情報公開請求で札幌市から入手した。長谷川岳参院議員「あんたから1回もありがとうも、くそも、メールもない。ありがとうもない。結果もない。『誰だお前は』って感じだよ」市役所職員「申し訳ございません」さらに、中央省庁の官僚へのハラスメントも報じられたことについて、15日、「反省する」と述べた。長谷川議員：萎縮をするようなきっかけになったということは誠に反省をする。長谷川議員は、「今後このような表現はしないように注意する」と述べた。

「かんぽ生命と大和証券グループが資産運用分野での業務提携発表 大和アセットマネジメントの株式20%取得へ」 かんぽ生命保険と大和証券グループ本社が業務提携を発表した。発表によると、両社は資産運用分野で提携し、かんぽ生命は大和証券グループ本社の子会社「大和アセットマネジメント」に525億円を出資し、20%の株式を取得する。かんぽ生命は、運用の一部を大和アセットマネジメントに委託することで資産の運用力を強化し、大和アセットは運用資産の拡大を商品サービスの提供力向上などにつなげたいとしている。また、提携をさらに強化するため、両社の間で人材の交流を行い、かんぽ生命の出資比率についても、今後増やすことを検討していきたいとしている。

「眼鏡型カメラ「スマートグラス」で試験問題を撮影・流出 早稲田大学の創造理工学部入試で 受験生を書類送検」 早稲田大学の入試会場で、受験生が眼鏡型カメラ「スマートグラス」で試験問題を撮影し、流出させていたことがわかった。捜査関係者によると、2024年2月、早稲田大学創造理工学部を受験していた当時高校3年生の男（18）が、化学などの試験問題を、眼鏡型の通信機器「スマートグラス」で撮影したという。男は、撮影した試験問題を「スマートグラス」からスマホに送信し、X（旧ツイッター）に流出させ、外部の複数の人物から寄せられた解答をもとに答案用紙に記入していた。男は、「共通テストの結果が悪く不安だった」と話しているという。警視庁は、偽計業務妨害の疑いで男を書類送検する方針。このニュースについて、木村拓也キャスターがくわしくお伝えする。「スマートグラス」には、さまざまな種類があるが、今回は眼鏡型の機器でカメラがついているもの。スマートグラスで問題用紙をカメラで撮影し、無線機能で手元にあるスマートフォンに問題用紙の画像を転送。Xで複数人が見られるようにして解答を求め、偽計業務妨害で書類送検された。解答を求められた側の1人が不正に気づいて、早稲田大学に情報提供し、流出が発覚したという。男は回答を求め、その回答をもとに記入をしたが、不合格だった。本人は、「共通テストの結果が悪くて希望の国公立大学に落ちた。ほかの大学にも落ちることが不安で不正を思いつきました」と話しているという。過去にもこういったケースがあり、2022年の大学入学共通テストで同様のことがあった。結果、この時は2人書類送検されている。問題を動画で撮影して仲介役に送り、この仲介役が複数人に回答を求めていたということで、問題を動画撮影した人はもちろん、仲介役の人も「共謀」ということで書類送検された。では、今回はどうなのか。受験生と共謀して解答していれば偽計業務妨害となるが、今回の場合は「事情を知らない第三者」が解答していることにあたり、受験生との共謀はないため、罪に問われないという見方がある。

「実在する“証券アナリスト”なりすまし…70代男性が約6億6000万円だまし取られる SNS投資詐欺」 兵庫・神戸市の男性が、実在する証券アナリストになりすました人物から、現金約6億6000万円をだまし取られたことがわかった。神戸市内に住む70代の男性は2024年に入り、SNSを通じて、実在する証券アナリストを名乗る人物に架空の投資話を持ちかけられた。男性は、指定された口座に複数回にわたって現金を振り込み、あわせて約6億6000万円をだまし取られたという。兵庫県内では、2024年1月から3月にかけて、SNSを使った投資詐欺の被害額が約16億7000万円にのぼっていて、警察は注意を呼びかけている。

「11歳児童らに違法労働 建設会社の社長（46）ら逮捕 運営する“全寮制施設”入所の児童や少年ら働かせたか」 11歳の児童らに違法に労働をさせたとして、建設会社の社長の男らが逮捕された。逮捕されたのは、愛知・東海市の「氷室建設」社長・氷室優容疑者（46）ら男2人。2023年4月以降、自身の会社で当時11歳の児童に油圧ショベルで廃材などを運ばせたほか、15歳に満たない少年3人にトラックの荷下ろしなどの仕事をさせた、労働基準法違反の疑いが持たれている。氷室容疑者は建設業のかたわら、ひきこもりや不登校などの事情を抱えた少年らの自立を支援する全寮制の施設も運営している。この施設に入所している児童や少年らを違法に働かせたということで、調べに対し、氷室容疑者は容疑を認めている。

「【速報】水原被告が出廷 形式上な「無罪」主張…“事件”後に初めてメディアの前に姿現すも無言」 メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告（39）が、ロサンゼルスの連邦地方裁判所に出廷した。最新情報を、ロサンゼルス支局・水本翔記者が現地からお伝えする。水原被告は裁判所の正面から出廷し、事件発覚後に初めてメディアの前に姿を現した。何度も質問をされたが、ずっと前を見て一言も言葉を発しなかった。法廷には傍聴希望のメディアが50人ほど集まったが、急きょ判事の判断で、セキュリティーの都合として、法廷画家以外の傍聴は認められず、音声だけが聞こえる別の法廷へと案内された。この対応に現地メディアは抗議して、その場で署名を集めて傍聴できるように申し入れたが、結局認められなかった。水原被告は大谷選手の口座から日本円で約26億3500万円を不正に送金していたほか、約6億3500万円を過少に申告していた罪に問われている。14日に行われた罪状認否では、担当の判事に「重罪」の有罪答弁を取り扱う権限がないため、手続きの形式上、水原被告は「NotGuilty」、つまり無罪だと答えた。その様子は、たんたんとした口調に聞こえたが、実際にその様子を見ていた法廷画家によると、少し戸惑っている様子だったという。5月中にも行われる予定の次回出廷では、権限のある裁判官に変わり、罪を認める答弁に変更する見通し。

「【速報】小型プロペラ機が胴体着陸 事故当時は「タッチアンドゴー」と言われる離着陸の訓練中 福井空港」 福井空港で小型のプロペラ機が胴体着陸した。15日午後1時45分ごろ、福井・坂井市の福井空港で小型のプロペラ機が胴体着陸した。機体には操縦士1人が乗っていたが、けがはなかった。機体からの出火などはなかった。このプロペラ機は事故当時、「タッチアンドゴー」といわれる離着陸の訓練をしていたという。この影響で、福井空港の滑走路は午後3時50分現在、閉鎖されている。

「5月15日は「ヨーグルトの日」 韓国では「美容」と「ヨーグルト」掛け合わせた「ビヨット」が人気」 5月15日は、大手食品メーカーが提唱する「ヨーグルトの日」だという。ヨーグルトにポーチドエッグを入れて食べる「エッグル」や、チョコレート入りのヨーグルトなど、さまざまなメニューがある。韓国では、「美容」と「ヨーグルト」を掛け合わせて「ビヨット」と呼ばれ、人気だという。ヨーグルトの市場規模は、健康志向の高まりと新たな食べ方の提案で拡大傾向にある。買いに来た客「斬新で新しい発見になると思うのでいいかな」なぜ15日がヨーグルトの日かというと、普及に貢献したロシアの学者の誕生日だから、というのが理由だという。

「「東京お台場トリエンナーレ2025」の開催が発表 現代アートなど扱う大型の国際芸術祭 2025年10月から12月まで」 東京都とお台場トリエンナーレ実行委員会は、2025年10月から12月まで、東京の臨海副都心・お台場で「東京お台場トリエンナーレ2025」を開催すると発表した。トリエンナーレは、3年に一度開かれる大型の国際芸術際で、お台場で現代アートを中心に開催されるのは初めてのこと。東京都・小池百合子知事は、「最先端のアートからわたしたちに投げかけられる未来への問いは、より良い社会づくりや持続可能な街づくりの原動力となります」とコメントしている。

「早稲田大学創造理工学部の入試で試験問題流出 眼鏡型カメラ「スマートグラス」で試験問題撮影か 18歳男を書類送検へ 警視庁」 早稲田大学の入試会場で、受験生が眼鏡型カメラ「スマートグラス」で試験問題を撮影し、流出させていたことがわかった。捜査関係者によると、2024年2月、早稲田大学創造理工学部を受験していた当時高校3年生の男（18）が、化学などの試験問題を眼鏡型の通信機器「スマートグラス」で撮影したという。男は、撮影した試験問題を「スマートグラス」からスマホに送信し、X（旧ツイッター）に流出させ、外部の複数の人物から寄せられた解答をもとに答案用紙に記入していた。男は、「共通テストの結果が悪く不安だった」と話しているという。警視庁は、偽計業務妨害の疑いで男を書類送検する方針。

「トラックが約10m手前から減速せずに渋滞の列に衝突と判明 運転手の28歳男「意識なかった」 首都高7台玉突き事故で3人死亡」 埼玉・戸田市の首都高速で3人が死亡した車両7台の玉突き事故で、トラックが減速しないまま、渋滞の列に衝突していたことがわかった。この事故は14日、首都高5号池袋線下り・美女木ジャンクション付近で、渋滞の列にトラックが突っ込み、乗用車に乗っていた3人が死亡したもので、トラックの運転手・降籏紗京容疑者（28）が逮捕されている。降籏容疑者のトラックは事故直前、10メートルほど手前から減速せずに衝突していて、その様子が監視カメラに映っていたという。降籏容疑者は、「ぶつかった時に意識はなかった」と供述しており、警視庁がくわしい事故原因を調べている。

「電気代の補助金が5月使用分で打ち切りへ 家電量販店では太陽光発電で蓄電する“新たな家電”も登場 節電に向けた動き広がる」 電気代の補助金が5月使用分で打ち切られるのを前に、節電への動きが広がっている。家電量販店では、節電性能の高いエアコンの品ぞろえが強化されていて、AI（人工知能）が、人の動きを感知して効率的に運転するタイプなどが人気だという。補助金が削減される中、電気代はこの2カ月間で、800円から1000円前後値上がりしている。エアコンを見に来た客「家計的にも厳しくなってきているので、節電タイプのをできれば選びたい」一方、電気代を抑えられるという新たな家電も登場。太陽光発電で蓄えておいた電気を帰宅後の冷房に使うもので、家計負担を抑える動きが広がるとみられる。

「皇后さま日赤の名誉総裁として「赤十字大会」へ 赤いストラップ身につけた愛子さまも“職員”として会場入り」 皇后さまは、日本赤十字社の名誉総裁として「全国赤十字大会」に出席された。日赤に勤務する長女の愛子さまも、職員として会場入りされた。15日午前11時前、皇后さまは、東京・渋谷区の明治神宮会館に到着された。「全国赤十字大会」は、赤十字の活動に貢献した人たちを表彰する、年に一度の日赤の行事。日赤の名誉総裁を務める皇后さまは、紀子さまなど女性皇族方とともに式典に出席された。2024年4月に日赤に入社し、青少年ボランティア課で勤務する愛子さまも、午前8時ごろ、紺のスーツに赤いスタッフ用のストラップを身につけて皇居から出勤し、職員の1人として業務のため会場入りされた。皇后さまの公務に、職員として携わられるのは初めて。

「「つばさの党」車両から執拗に追跡受け警察署に避難したケース相次ぐ 選挙カーの通行妨害も公選法違反の疑いあるとみて捜査 警視庁」 「つばさの党」による選挙妨害問題をめぐり、ほかの候補の陣営が「つばさの党」の車両から執拗（しつよう）な追跡を受けたため、選挙カーを警察署に避難させるなどのケースが相次いでいたことがわかった。「つばさの党」をめぐっては、4月に行われた衆議院東京15区の補欠選挙で、根本良輔幹事長や黒川敦彦代表ら3人について、ほかの候補の街頭演説を妨害するなどした疑いで、警視庁が家宅捜索をしている。捜査関係者によると、複数の陣営が「つばさの党」の車両から執拗に追跡されたため、予定していた選挙カーのルートを変更し、警察署への避難を余儀なくされたケースがあったという。警視庁は、選挙カーの通行の妨害も公職選挙法の自由妨害にあたる疑いがあるとみて、立件を視野に捜査を進めている。

「パーティー券購入者の公開基準を「10万円超」に引き下げる独自の改正案 自民党が午後に公明党に提示へ」 自民党は政治資金規正法の改正をめぐり、パーティー券の購入者の公開基準を「10万円超」に引き下げる独自の改正案を15日午後、公明党に提示する。自民・公明両党は、改正案について、大筋では合意に至っていたが、パーティー券購入者の公開基準額で折り合えず、引き下げ額が明記できない状況となっていた。こうした中、自民党は午後、公開基準を現行の20万円超から10万円超へ引き下げる独自の改正案を公明党に示す方針。ただ、公明党は5万円超への引き下げを求めていて、折り合えない場合、自民党は単独で法案を国会に提出することも視野に入れている。

「歯科医院など運営「ザ・グランシールド」社長ら8人逮捕 80億円を不正集金か “マウスピース歯科矯正が無料”でトラブルも 警視庁」 「マウスピース歯科矯正の実質無料」をうたい、顧客との間で返金トラブルになっていた会社の社長らが、別の会社の社債の購入を無登録で募った疑いで警視庁に逮捕された。被害総額は、80億円にのぼるとみられている。「ザ・グランシールド」社長の中村佳敬容疑者（46）とコンサル業の「トラステール」社長の高橋章容疑者（61）ら8人は、「トラステール」社債の購入を無登録で募り、あわせて1億3000万円を不正に集めた疑いで逮捕された。中村容疑者らは、出資者に「元本は保証 年利20%」とうたい、勧誘していた。社債を購入した30代女性「（集めたお金は）病院の運営に使われます。で、真ん中に保険会社と契約しているので、安全度は保証されていますというところですね。（Q. 支払いはありそう?）ないですね」8人は、約1300人の出資者から80億円を違法に集めたとみられている。中村容疑者が経営する「ザ・グランシールド」は、「マウスピースによる歯科矯正が実質無料になる」とモニターを募集していたが、顧客からは、約束された返金がないとして訴訟を起こされていた。

「水原一平被告が形式的に「無罪」主張…次回出廷で罪を認める答弁に変更へ 解雇後初めて姿見せるも“無言”貫く」 メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告（39）が、罪状認否に臨み、形式上、「無罪」を主張した。報道陣の前に現れたものの、水原被告は終始無言だった。14日、大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告は、ロサンゼルスの連邦地方裁判所に出廷した。法廷では罪状認否が行われ、水原被告は形式上「無罪」を主張し、5分程度で終了した。事件発覚後、報道陣の前に初めて姿を見せたが、終始無言で、大谷選手への謝罪の言葉はなかった。法廷画家 モナ・エドワーズさん「（Q. 無罪を主張した時の表情は?）まったく感情がこもっていなかった。（無罪と）言う前に一瞬ためらったと思う」次回出廷は、権限のある裁判官に変わるため、罪を認める答弁に変更する見通し。約26億3500万円を不正送金した罪などに問われている水原被告への量刑の言い渡しには、数カ月かかるとみられる。

「JR登戸駅で男性2人がホームから突き落とされる 自称32歳男を殺人未遂の現行犯で逮捕 川崎市」 15日朝、神奈川・川崎市のJR登戸駅で、ホームから男性2人が突き落とされた。警察は、2人を突き落としたとして、30代の男を現行犯逮捕した。午前7時半ごろ、川崎市多摩区にあるJR登戸駅で「ホームから2人転落した」と、110番通報があった。警察官が駆けつけたところ、自称32歳の男を見つけ、男性2人を突き落とした殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。突き落とされた男性2人は、足などにけがをして病院に搬送されたが、いずれも軽傷で命に別条はないという。警察は、犯行に至ったくわしい経緯を調べている。

「首都高で車外にいた3人がトラックにはねられ男性（28）死亡 追い越し車線に停車…通行止め一部で続く 湾岸線」 神奈川・川崎市の首都高・湾岸線で、追い越し車線に止めた車から道路に出ていたとみられる3人がトラックにはねられ、1人が死亡した。警察によると、14日夕方、川崎区扇島の首都高・湾岸線で、何らかの理由で追い越し車線に止まっていた乗用車2台に、後ろから来たトラックが衝突した。2台から降りて、道路に出ていたとみられる3人もこのトラックにはねられ、28歳の男性が死亡したほか、男女2人（いずれも24）が重傷を負った。警察はトラック運転手の池田匠吾容疑者（28）を過失運転致傷の現行犯で逮捕した。首都高・湾岸線は、東行きと西行きの一部区間で通行止めが続いている。

「【独自】風にあおられ制御不能になったパラグライダーが落下 地面に落下したパイロットの命に別状なし トルコ」 トルコの空で制御を失ったパラグライダー。風にあおられ、右へ左へ。地上で見ていた人も異変に気がつき、カメラを向ける。パラグライダーはくるくると回り、パイロットの体が大きく浮き上がったかと思うと、そのまま落下。姿が見えなくなった。パイロットはどうなったのだろうか。風にあおられたパイロットは地面に落下し、岩の上に倒れていた。その後、医療チームが駆けつけ応急処置をし、病院に運ばれた。救助されたパイロットは、けがの程度はわかっていないが、命に別条はないという。

「アメリカ・ブリンケン国務長官がウクライナ電撃訪問「あなたは一人ではない」ロシアとの戦闘激化も「支持揺るがず」」 アメリカのブリンケン国務長官は14日、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナの首都キーウを電撃訪問し、ゼレンスキー大統領らに対し揺るぎない支持を表明した。ブリンケン国務長官「メッセージとともにウクライナに来た。あなたたちは1人ではない」ブリンケン氏はキーウで演説し、一時滞っていたアメリカ政府の軍事支援が再開されたことを指摘し、「ウクライナへの支持は決して揺らぐことはない」と強調した。これに先立ちブリンケン氏は、ゼレンスキー大統領らと会談し、「アメリカの追加軍事支援が戦場の状況を改善するだろう」と語った。一方、ゼレンスキー氏はロシアとの戦闘が激化している、東部ハルキウ州の防衛のため、防空能力を強化する必要性を訴えた。

「能登半島地震で新たに30人を「災害関連死」に認定 申請件数は100件以上に」 能登半島地震による避難生活などで亡くなった人を「災害関連死」に認定するかどうかの審査会が始まり、30件が認定された。災害関連死の認定は、遺族の申請に基づき、石川県内の市や町が合同で開く審査会で判断されることになっている。14日の初会合では、珠洲市と輪島市、能登町から申請があった35件について審査を行った結果、30件を災害関連死と認定した。残る珠洲市の5件は、引き続き審査が行われる。災害関連死の申請件数は県内で少なくとも100件以上となっている。

「「次の総裁選に立つべし」小泉元首相や山崎元副総裁の会合に“ポスト岸田”石破氏が参加」 “ポスト岸田”の候補にも挙げられる自民党の石破元幹事長が14日夜、小泉純一郎元首相ら自民党の元幹部の会合に招かれた。小泉元首相は自身の政権を支えた山崎拓元副総裁、武部元幹事長らと都内で会談し、石破氏も参加した。自民党・石破元幹事長「（次の自民党総裁選についてお話は?）一切ありません」自民党・山崎拓元副総裁「次の総裁選挙に（石破氏が）立つべしという話もあって、石破さんは『とにかく当面、岸田内閣を支えるということに徹する』と」山崎氏によると、小泉元首相が石破氏に対し、「総理になるためには才能と努力と運が必要だ」などと話し、石破氏は熱心に聞いていたという。

「通行止めようやく解除…首都高美女木ジャンクションの7台多重事故で3台炎上し3人死亡」 埼玉・戸田市の首都高速で14日、トラックが渋滞の列に突っ込み、3人が死亡した。トラック運転手は「ぶつかった時に意識はなかった」と供述している。14日午前7時半ごろ、戸田市の首都高・5号池袋線下り・美女木ジャンクション付近で、トラックが渋滞の列に突っ込み、7台がからむ玉突き事故となった。追突された3台の乗用車が炎上し、乗っていた3人が死亡したほか、2人がけがをした。警視庁は、追突したトラックの運転手・降籏紗京容疑者（28）を過失運転致死の現行犯で逮捕した。降籏容疑者は、「ぶつかった時に意識はありませんでした」と供述しているという。

「「けじめは終わっている」自民・政治資金問題で弁明していない萩生田氏や衛藤氏ら議員44人を政倫審で審査へ」 衆議院の政治倫理審査会は、政治資金問題に関わりまだ弁明をしていない議員44人を審査対象にすると全会一致で議決した。立憲民主党・亀井亜紀子議員「政治資金規正法の改正を実効性のあるものにするためには、真相解明が急務であることは言うまでもありません」14日、審査対象にすることが議決されたのは、自民党の二階元幹事長や、萩生田前政調会長ら安倍派と二階派の衆院議員44人。審査対象となった自民・衛藤征士郎議員「44人全員の問題だと思いますので、わたしだけが突出して、先に手を上げるということはありません。けじめは終わっているんじゃないかと思ってますけどね」議決に強制力はなく、実際に出席する議員がいるかは不透明。

「夕方の湾岸線で3台からみ1人死亡 首都高で事故相次ぐ」 神奈川・川崎市の首都高・湾岸線で3台がからむ事故があり、1人が死亡した。14日午後5時45分ごろ、川崎区扇島の首都高・湾岸線で、「車が中央分離帯に接触し、道路上に人が倒れている」と119番通報があった。車3台がからむ事故で28歳の男性が死亡したほか、いずれも24歳の男女2人が重傷を負った。警察は、トラックの運転手の男を過失運転致傷の現行犯で逮捕した。首都高・湾岸線は、東行きと西行きの一部区間が通行止めとなっている。

「“デジタル近居”で高齢者を見守り 新たな距離感の提案」 家族とのコミュニケーションも楽しい、新しい高齢者の見守りサービスとは。都内に住む寒竹容子さんのスマホ越しに映っているのは、福岡・北九州市で一人暮らしをする祖父の佐藤弘さん（90）。彼女が利用しているのは、高齢者向けテクノロジーのスタートアップが開発した、14日から販売する「ちかく」という見守りサービス。「ちかく」の特徴は、SIM内蔵の専用端末を高齢者側のテレビと電源コンセントにつなげるだけ。Wi-Fi設定やインターネット工事は不要という点。端末のカメラが部屋に人がいるかどうかを判断し、見守る側はスマホのアプリで高齢者側の在宅を知ることができる。そして、高齢者側はワンタッチでテレビ電話が可能に。祖父・佐藤弘さん「孫やひ孫が同じ屋根の下でおるような感じです。言葉だけじゃなく表情も読める。テレビで話ができると」在宅時に最も過ごす部屋に置かれたテレビを利用することで、高齢者側にとっては、ほぼ等身大の表情でやりとりができ、見守る側にとっては、高齢者の起床や睡眠時間などの生活リズムを把握することが可能に。孫・寒竹容子さん「じいちゃんのことが大好きだし、心配なのに何もしていない自分にちょっと罪悪感があったが、それが減った」2040年には一人暮らしの高齢者世帯が約900万世帯に上るとの試算がある中、デジタル技術を用いた新たな家族との距離感の提案。“デジタル近居”というコンセプト。チカク・梶原健司代表「それぞれに生活があったり、住み慣れた家があったり、デジタルの力を使い、お互い無理のない形で近居というのが物理的なところではなく、離れていても近居みたいな、そういったことが実現できれば、今、家族が抱えている課題が解決できる」

「ロシア・プーチン大統領、16・17日に中国訪問 習近平国家主席との首脳会談でウクライナ情勢など意見交換へ」 中国とロシアの両政府は、プーチン大統領が16日と17日の2日間にわたって中国を訪問すると発表した。首脳会談でウクライナ情勢などについて意見を交わすものとみられる。中国とロシアの両政府は、2024年が両国の国交75周年にあたることなどをふまえ、プーチン氏が16日と17日の2日間にわたって中国を訪問すると発表した。ロシア側の発表によると、プーチン氏は北部のハルビンも訪問するという。習近平国家主席とプーチン氏の首脳会談で、両首脳はウクライナ情勢などについて意見を交わし、良好な関係をアピールするものとみられる。中国にとっては、アメリカとの競争にロシアとの関係を生かしたい一方、国際社会の批判が集中することを避けたい思惑がある。ロシアにとっては、ウクライナへの侵攻が続く中、中国の後ろ盾が不可欠で、中国がどの程度ロシアに寄り添うかが焦点になる。プーチン氏の中国訪問は2023年10月以来で、7日の就任式以降、初めての外国訪問になる。

「4月ビール販売は11％増加 悪天候で遅咲きの花見や宴会需要で プラスは２カ月ぶり」 ビール大手4社が14日に発表した4月の「ビール」の販売は、前の年の同じ月に比べ11％増え、2カ月ぶりにプラスだった。悪天候で先延ばしになっていた花見などの行楽や歓迎会などの宴会需要が寄与した。キリンが4月に発売した17年ぶりの新ブランド「晴れ風」が好調で市場を牽引したほか、サッポロの「黒ラベル」、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」、アサヒの「スーパードライ」と各社主力ブランドで前年の実績を上回った。発泡酒や第3のビールを含む「ビール類」の販売数量は、キリンが8％、サッポロが6％それぞれ増え、サントリーは6％減少した。金額ベースのみを公表しているアサヒビールは2％増えた。

「アメリカ 中国EV関税100%に 太陽光電池・半導体も引き上げ」 アメリカ政府は、中国製電気自動車の輸入関税を現状の4倍にあたる100%に引き上げると発表した。14日の発表によると、中国製の電気自動車の関税を25%から100%に引き上げるほか、太陽光電池の関税を25%から50%に、半導体や重要鉱物・注射器などの医療品の関税も引き上げる。バイデン大統領は、中国が不当に低い価格で輸出を行っているとして、アメリカの労働者と企業を保護するために関税を引き上げるよう指示したという。引き上げの対象は、中国からの輸入品のうち180億ドル、日本円で約2兆8000億円になる。これに対して、中国外務省は午後の会見で、「正当な権益を守るためにあらゆる必要な措置をとる」と反発した。

「規正法改正 公明「幅広い合意を」 立憲 & 国民は共同提出調整」 政治資金事件を受けた法改正に向け、法案作成の作業をどのように進めるか、各党の思惑が交錯している。岸田首相は14日正午ごろから公明党の山口代表と会い、政治資金規正法の改正について意見を交わした。公明党・山口代表「(岸田首相は)自民党として法案化をしていく作業を進める。そのうえで公明党とも相談をしたいと」これに対し山口代表は、「与党として協議を進める一方で、野党の意見を聞いて幅広い合意形成を目指す努力も必要だ」と伝えた。野党側では、立憲民主党と国民民主党が改正案の共同提出に向け調整を進めている。立憲民主党・岡田幹事長「単独で法案を出すよりも両党で出した方が、与党との交渉にあたっても強力になる」一方、日本維新の会の音喜多政調会長は、「立憲民主党と一緒にやるのは厳しい」と述べた。「法案の条文化が進む中で、部分的に協力する選択肢は排除しない」としている。こうした中、衆議院の政治倫理審査会は、まだ弁明をしていない安倍派・二階派の議員44人を審査対象にすると全会一致で議決した。強制力はなく、20日までに出席の意向があるか確認することにしている。

「シャープ テレビ向け液晶パネルの国内生産ゼロに 大阪・堺市の工場稼働を9月末までに停止へ」 「亀山モデル」で知られた、シャープのテレビ向け液晶パネルの生産が終了する。シャープは2001年、液晶テレビ「アクオス」を発表し、「液晶のシャープ」としての地位を築いた。三重県の亀山工場で作られた液晶パネルは、「世界の亀山モデル」として爆発的にヒットした。しかし、14日に公表した2023年度の決算で約1500億円の赤字となり、収益の改善が見込めないと判断、大阪・堺市の工場の稼働を9月末までに停止し、大型ディスプレーの生産を中止することを決めた。シャープの生産中止で、国内でのテレビ向けの液晶パネルの生産はゼロとなる。

「「父親の介護に疲れた。父を殺す気でロープで首を絞めた」」殺人未遂の疑いで逮捕の息子が供述 大阪市港区の理容室」 殺人未遂の疑いで逮捕された息子は「介護に疲れた」と供述している。14日午前4時半ごろ、大阪市港区の理容室で、王森一民さん（90）が、いすにぐったりした様子で座っているのが見つかり、その後、死亡が確認された。この店の経営者で息子の王森浩嗣容疑者（61）が「父親の介護に疲れた」などと話したことから、警察は殺人未遂の疑いで緊急逮捕した。理容室の利用者「（浩嗣容疑者が）お父さんが好き放題するねんって言うてた。『パチンコで毎日すって』とか言って、怒るという話は聞いていた」浩嗣容疑者は「父を殺す気でロープで首を絞めた」と容疑を認めている。

「「ぶつかった時に意識はありませんでした」逮捕の28歳トラック運転手 首都高で7台からむ事故…3人死亡 埼玉・戸田」 埼玉・戸田市の首都高速で14日朝、7台がからむ玉突き事故があり、3人が死亡した。逮捕されたトラック運転手は、「ぶつかった時に意識はなかった」と話している。午前7時半ごろ、戸田市の首都高速5号池袋線下り、美女木ジャンクション付近で、トラックが渋滞の列に突っ込み、7台がからむ玉突き事故があった。追突された乗用車3台は炎上し、ぞれぞれに乗っていた3人が死亡したほか、トラック運転手2人がけがをしている。警視庁は、追突したトラックの運転手・降旗紗京容疑者（28）を過失運転致死の現行犯で逮捕した。降旗容疑者は「ぶつかった時に意識はありませんでした」と供述しているということだが、現在は意識ははっきりし、取り調べに応じているという。警視庁は、勤務状況なども含め調べている。

「【独自】なぜ? 車3台からむ事故 ゆっくりと走行中に... 神奈川・横須賀市」 ゴールデンウィーク中に目撃されたのは、不可解な状況で起きた、車3台がからむ玉突き事故。目撃者「『パンッパンッ!』って音がして、『何事かな?』と振り返ってみたら...」ゴールデンウィーク真っただ中の神奈川・横須賀市。交通量が多く、どの車もゆっくりと走っていた。それにもかかわらず、車3台がからむ玉突き事故は、なぜ起きてしまったのか。男性は事故の直前、ある異変に気がついたという。目撃者「わたしも、バイクが来た時はびっくりした。バイクが通り過ぎた直後くらいに、『パーンッ』という音が聞こえた」バイクに驚いたのか、直後に、最後尾の車がバイクをよけるように画面奥方向に向かって一瞬加速し、前の車に追突。その勢いのまま、もう1台も巻き込み、ようやく止まったのだ。目撃者「（バイクに）不意をつかれた感じ。2車線の真ん中のラインを通ってくるとは思わなかったので」その後、異変に気づいたのか、バイクは一度後ろを振り向くが、そのまま車の間をすり抜けて走り去っていった。この事故で4人が軽傷を負い、警察は事故の状況を捜査している。

「橋の崩落事故 残骸を爆破解体 衝突した貨物船も撤去へ アメリカ・メリーランド州」 コンテナを山積みにした大型の貨物船。次の瞬間、大きな爆発音とともに、橋の残骸が海に崩れ落ちた。映像は、橋に衝突した貨物船を精密爆薬によって切り離す様子を捉えたもの。きっかけとなったのは、3月26日、アメリカ東部メリーランド州のボルティモアで、フランシス・スコット・キー橋に貨物船が衝突し、橋が崩落した事故。6人の建設作業員が死亡し、橋に衝突した大型の貨物船には、その橋の残骸が覆いかぶさるように倒れていた。崩落した橋は1977年に開通。全長約2.5kmで、首都ワシントンやニューヨークに物資を運ぶため、多くの貨物船が通過する重要箇所だった。しかし、橋が崩落したことにより、大型船舶の通行はストップ。さらに、橋の残骸が貨物船に覆いかぶさっていたため、貨物船の移動もできず、復旧作業が困難な状況となっていた。そこで今回、貨物船から橋を取り外すため、爆薬を使って精密切断が行われたのだ。米陸軍工兵隊司令官 スコット・スペルモン中将「これで、われわれは次の重要なステップに進むことができる」当局は、2日以内に貨物船を動かし、周辺に通行を妨げる障害物がないことを確認し、5月末までに水路を開通させることを目指すとしている。

「福祉担当者装いアパートに侵入、10代女性に抱きついたり体を触る 東京・福生市の30歳職員を現行犯逮捕」 東京・福生市の職員の男が、福祉担当者を装ってアパートを訪れ、10代の女性の体を触るなどした現行犯で逮捕された。福生市役所職員の三枝友也容疑者（30）は12日、「福祉担当です」などと言ってアパートの一室に侵入し、この部屋に住む10代の女性に抱きついたり体を触るなどした現行犯で逮捕された。三枝容疑者は過去に福祉業務を担当していたものの、現在は道路下水道課に所属している。調べに対し、「抱きついていないし覚えていません」と容疑を否認している。

「春キャベツの卸売価格、2023年と比べ3倍に 高騰止まらず 農水省「最近の雨による影響で高値で推移」」 春キャベツの高騰が止まらない。2023年と比べて、約3倍の卸売価格となっている。農林水産省によると、春キャベツの卸売価格は5月に入ってから高値で推移し、1kgあたり210円となっている。2023年の同じ時期は75円だったため、約3倍となる。高値となっている理由について、農林水産省は「最近の雨による影響で気温の変化も大きくなり、出荷量が減っているため」としている。今後の卸売価格については、天候次第だという。

「【独自】“大谷の金”カジノリゾートで消費? 不正送金のキーパーソン宅を直撃」 日本時間15日に裁判所に出廷する予定の水原被告。FNNが胴元の知人宅を取材すると、新たな金の流れが見えてきた。大谷選手の口座から不正送金したとして、銀行詐欺の罪などに問われている元通訳・水原一平被告。日本時間の15日、連邦地裁で開かれる罪状認否の手続きを前に、不正送金された金の流れがわかってきた。ESPNなどの報道によると、水原被告がスポーツ賭博で作った借金の返済先は、胴元のボウヤー氏ではなく、ボウヤー氏の知人でテレビにも出演する芸能人、ライアン・ボヤジアン氏だったとされている。なぜ胴元ではない人物に金が送られたのか。FNNは、木々が生い茂るボヤジアン氏自身の邸宅を訪ねた。呼び鈴の押すや否や、飼い犬らしき犬が激しくほえる。しばらくして出てきたのは、ボヤジアン氏の息子だという人物だった。“ボヤジアン氏の息子（19）”「父は今会議に出ていて、しばらく戻ってこないと思います」ボヤジアン氏の息子だという人物は、今回の事件で父親の関与が報じられていることを知っている様子だった。記者「お父さんが送金を受けたという情報があって」“ボヤジアン氏の息子”「はい」記者「あなたもそういう認識ですか?」“ボヤジアン氏の息子”「何もわかりません。でも来たことは父に伝えておきます」15日から旅行で、いつ戻るかも不明だというボヤジアン氏。2022年2月から1年半余りの間に、少なくとも1500万ドルの金が大谷選手の口座から、この人物の口座へ。さらにその金は、カジノのギャンブル用口座に送られ、ボヤジアン氏は、それを元手にボウヤー氏とギャンブルに興じていたとされている。家も近所で約20年の付き合いというボウヤー氏とボヤジアン氏。FNNが向かったのは、2人が利用していたというカジノ。カリフォルニア州でギャンブルが特別に許されている場所がある。先住民の居住区の中にあるぺチャンガ・リゾート・カジノ。2人が住むロサンゼルスから約100km、車で1時間の場所にある広大なカジノリゾートだ。

「【独自】事故直後に再び車が衝突 専門家「冷静な運転を」」 東京・大田区で撮影された、自転車と車の衝突事故。撮影者によると、自転車の後ろには子どもが乗っていたというが、事故直後、子どもはすぐ立ち上がっているようにうかがえる。この事故をよく見ると、衝突した直後、車は再び前に動き出し、衝突した自転車を押し込むように前進している。自転車に乗っていた女性は衝突後、すぐには立ち上がれない状態だった。なぜ車は衝突後、前進してしまったのだろうか。交通事故鑑定ラプター・中島博史交通事故鑑定人は「あわててしまってブレーキを離してしまった、あるいはギアの切り替えがうまく起きていなかったようなときに、思わぬ方向に進んでしまうことがあります。それによって2度目の衝突まで起きてしまった可能性がある。このような二次被害を防ぐために、自分の車の特性をきちんと把握しておき、事故のときこそ冷静に確実な操作をしてほしい」と話した。

「20年後は“老後4000万円”に? “老後2000万円”のはずが...」 人生100年時代と言われる今、老後30年間で年金とは別に必要とされる、老後2000万円問題にも物価高の暗い影が迫っている。ファイナンシャルプランナー・山崎俊輔さん「20年後には老後に、4000万円（必要）になってもおかしくない」専門家は、近年の物価高がこのまま続けば、20年後には倍の4000万円になる可能性があるとしている。この老後4000万円に、街からは不安の声があがった。60代「（年金以外で）2000万円もいるって、それがまた倍って、不安でしょうがないですよ。70代で（月給）5万円でもいいから、働けたらなと」そうした中、老後の資金作りや新たなスタートのため、シニアが無料で通える施設があった。「イット!」が訪れたのは、働きたいシニアの就職を後押しする、東京都運営の職業訓練施設。現在、深刻化している人手不足解決の糸口としても期待されているのが、「シニア雇用」。この日、年配の生徒たちが学んでいたのは、ボタン付け。都は、シニア雇用促進のため45歳以上を対象とした、授業料無料のコースを設置。生徒は3カ月間訓練し、介護や家事に関する4つの資格の取得が可能。「イット!」が取材したのは、この施設を春に卒業した田中円さん（50）。夫の海外転勤から、ともに帰国後子どもたちが手を離れたことをきっかけに、入校を決めた。現在は、週2回家事の支援スタッフとして担当する家を訪れ、お風呂掃除やベッドメイキングなどを行っている。田中円さん「家にいても、自分の家のことだけで、外出て働いて、そのお金で自分の趣味ができたらいいなと」田中さんが勤めるNPO法人の代表は、シニア雇用のメリットをこう話す。NPO法人グレースケア機構・柳本文貴代表「50～60代の方々ですと、経験も踏まえて技能さえ磨いてもらえれば、社会人としてみたいなところまで会社が担わなくてもいいですし」

「社員の使うスマホ500台売りさばき5400万円着服の疑い バンダイナムコ子会社元社員を逮捕 7年間で約6億円着服」 バンダイナムコ子会社の社員だった男が、社員が使うスマホ500台を売りさばいて、5400万円を着服した疑いで逮捕された。バンダイナムコ子会社の「バンダイナムコエンターテインメント」元社員・豊住陽一容疑者（59）は2020年、アプリ開発などのために社員が使うスマートフォンなど500台を、東京都内の買い取り店で無断で売りさばき、約5400万円を横領した疑いが持たれている。豊住容疑者は当時、スマホの管理を1人で担当していて、社内調査では同様の手口で7年間にわたり、約6億円を不正に着服していたことがわかっている。横領した金は、ガールズバーや風俗店で使っていたとみられる。

「【独自】袋かぶり顔“隠す”ドロボー “バレバレ”で逮捕 トルコ」 トルコで目撃されたのは、頭と両足を袋で覆った男。青・白・黄色の袋。異様に目立ついで立ちで、男が夜の街を歩いている。通り過ぎると見せかけて、戻ってきた。頭にかぶった袋はサイズが大きく、まるでコック帽のようになっている。そして、男が画面から消えた直後、ショーウインドーを破壊。路上の石を拾ってたたき割った。狙いは、携帯電話。次々と盗み出すと、そのまま走り去った。足跡を残さず、顔を隠したつもりだったとみられる男。防犯カメラにばっちりと映っていて、警察はその後、体の特徴などから男を特定し、逮捕した。男は、近くの店でも同じような盗みをしていたという。

「「0歳児選挙権」に賛否の声 維新が“仰天”少子化対策」 生まれたばかりの0歳児にも選挙権を。賛否両論、議論を呼んでいるのは、大阪府知事で日本維新の会の吉村洋文共同代表の発言。日本維新の会・吉村洋文共同代表「僕は『0歳児選挙権』をやったらいいと思ってる。これだけ少子高齢化が進んでいる日本だからこそ、僕はやはりやるべきだと思います」「0歳児選挙権」の導入を、次の衆院選の公約に盛り込む考えを示したのだ。日本維新の会・吉村洋文共同代表「子どもが意思表示できない間、親が代理行使するというふうになったとき、政治家は強烈にそちらの方を向くと思う」吉村氏は、子どもが成人するまでは、保護者が代理で投票権を行使することを想定。党内で協議を進めているという。31歳「いいかなと思います。子どもの将来のこととか考えられる」39歳「子どもいない人とかもいると思うので、そのあたりは平等じゃないかな」3年前に行われた衆議院の総選挙。年齢別の投票状況を見てみると、60代や70代の投票率が70%を超え、強い影響力を持つ一方で、子育て世代の中心、30代の投票率は40%台にとどまっているのが現状。もしも0歳児選挙権が導入され、保護者が子どもの代理で投票するようになると、どのような変化が起きるのか。選挙プランナー・大濱崎卓真さん「若い（子育て）世代の投票率の上に0～17歳までの投票が乗っかってくることで、子育て世代の投票率を上げる。高齢者の方と遜色ない投票率に、見かけ上はなる」一方、街からは賛否両論、さまざまな声が飛び交った。30代夫婦（賛成）「子育てしている人たちの声を拾っていただけるなら、1番助かるかな。（投票への）モチベーションも上がるし、（子どもが）興味を持つきっかけになるかな」61歳（反対）「1人1票は譲れないところだから、それが不公平になっちゃうんじゃないかな」30代（反対）「（子ども）12人いる人とか、12回できるの？」30代（反対）「夫婦（の間）でも考え方が違って、投票は別だと思う」30代（賛成）「将来を担う子どもに代わって意見が言えるので良いと思う。

「【独自】動物園で“劣悪飼育”か トラ20頭死ぬ 虐待疑惑 狭いおりに...」 中国の動物園で来園客を出迎えるのは、ホワイトライオンに、餌を欲しがるように手招きをするクマ。さらに、近寄ってくるトラに優しく語りかける飼育員。この動物園では、サルが自転車に乗ったり、人とクマが縄跳びをしたり、一見すると、楽しそうな風景ばかりが広がっている。しかしその裏で、飼育していたトラの死が相次いでいたことが明らかになった。問題が発覚したのは、中国・北京から南に約800kmの場所に位置する、民間経営の動物園。現地の報道によると、2019年から2024年までにトラ20頭・ライオン2頭・キリン3頭の動物が死んだという。トラやライオンを飼育しているとされるのは、狭いおりの中。動物の生態にくわしいパンク町田さんは、劣悪な環境での飼育は、虐待に当たると指摘します。生物行動進化研究センター・パンク町田理事長「虐待の部類だと思いますね。トラもライオンもそれなりに、広い縄張りを持っている動物で、それなりあるいは、それに準ずるような運動を与えてやるというのが一番理想的。あの状態では健康が維持できない」飼育下であれば、20年前後生きるという、トラやライオン。わずか5年の間に相次いで死んだことに、飼育環境が影響したとの見方を示した。生物行動進化研究センター・パンク町田理事長「動物園に届いた時点で15歳であるとか、そういうことであれば、死ぬのもやむをえないというか、そもそも動物の年齢がわからないのでなんとも言えませんけど、飼育環境も関連はしていると思います」この連続死や虐待疑惑が報道されると、動物園側はSNSを更新。あくまでうわさだとして、疑惑を否定した。地元当局は報道を受け、調査チームの立ち上げを発表。法令に従い、動物を徹底的に保護し関係者に対して、厳正に責任を問うとしている。動物園側は、これまでにコメントを出していないが、13日～15日まで臨時閉園し、16日に再開するとしている。

「3人死亡の首都高事故のきっかけは渋滞に突っ込んだトラックか…運転手「ぶつかった時に意識なかった」過労の有無捜査へ」 14日朝、埼玉・戸田市を走る首都高速・美女木JCT付近で、車7台が衝突・炎上する事故が発生し3人が死亡した。事故直後に撮影された映像には、真っ赤な炎を上げて燃えるトラックと乗用車が映っていた。炎上したトラックの荷台は黒焦げとなり、天井も崩れてしまっているのがわかる。撮影した人が走っていたのは、事故を起こしたとみられるトラックから、わずか4、5台後ろだった。事故車両の後ろを走っていた人は、「完全に火の海。レスキューも全て人の救助よりも、火を消すことを必死にやっていた」と証言した。動画を撮影した人は、車から降りて救助をしようとしたが、「本当は足持って引っ張り出そうと思ったら、もう一回爆発した。火の粉が飛んでくる状態で、後ろに下がった」という状況だったという。現場から離れたところからでも、はっきりわかるほど高く煙が上がっていた今回の事故。現場付近で働いていた人は、当時の状況について、「すごい音が4回ぐらい連続で鳴った『ドンドンドンドン』と...。爆発音がしたら、真っ黒い煙が『ドーン』となってきた」と話した。多重事故の現場は、美女木JCTの近くで、分岐ポイントのすぐ手前だった。警視庁によると、まず一番後ろを走っていたトラックが、渋滞の列に突っ込み、その後、6台が次々とぶつかったとみられる。警視庁は、追突したトラック運転手の降籏紗京容疑者（28）を過失運転致傷の現行犯で逮捕した。事故を起こした当時の状況について、調べに対し、「ぶつかった時に意識はありませんでした」と説明しているという。警視庁は、過労がなかったかなど、危険運転致死傷の容疑も視野に入れて、降籏容疑者の会社も調べる方針。

「各地で相次ぐ「偽の逮捕状」詐欺 警察官も登場 被害女性が語る“巧妙な手口”」 警察官を名乗る男からLINEで送られてきた「逮捕状」と書かれた書面。実は、これは詐欺。巧妙な手口が明らかになってきた。「逮捕状」と書かれた書類は、40代の女性に送られてきた偽物。しかし、氏名や住所などの欄に実際の個人情報が書かれていたため、女性はこれを信じ、詐欺に遭いかけた。今、各地で確認されている“偽逮捕状”を使った詐欺事件。茨城県では先週、38歳の男性が約1億円をだまし取られる事件が起きた。こうした中、FNNは実際に偽逮捕状を送られた女性を取材。生々しい犯行の手口が明らかになった。女性と犯行グループとのやり取りは、4月中旬、非通知でかかってきた電話から始まったという。詐欺に遭いかけた女性「『警視庁捜査二課の者です』みたいな感じで電話がかかってきて、『Aさんに少し確認したい内容があるが、周りにどなたかいらっしゃたり、話をしにくい状況ではありませんか?』と電話がかかってきました」警視庁の捜査員を名乗った男は、女性に対し「逮捕した振り込め詐欺犯の押収物にあなた名義の銀行口座があったので電話した」などと話してきたという。詐欺に遭いかけた女性「事件を解決する警察から電話がかかってきたので、捜査に協力しようという気持ちがすごく大きかったです」さらに男は、この事件の捜査本部がある和歌山県警に事情聴取に行ってほしいと要求。しかし、東京に暮らす女性が拒んだところ、電話口に和歌山県警の担当者と名乗る男が出てきて、「もし和歌山に来られないんだったら、ビデオ通話をさせてもらえないか」と要求してきたという。詐欺に遭いかけた女性「そこでLINEにつなげるのは本当におかしいんですけど、その時は和歌山に行きたくないし、電話で終わるんだったらLINEが楽だから全然いいと...」SNSを使った事情聴取の提案。実際にはあり得ないが、女性は「自分名義の口座が犯罪に使われている」と言われ、気が動転。

「【独自】立入禁止の中央分離帯に人が…富士山“映え”スポットで新たな迷惑行為 外国人観光客が無法撮影」 富士山に向かって登っていくように見えるとして今、外国人観光客に人気の映えスポット、静岡・富士市にある富士山夢の大橋で外国人観光客による危険な撮影行為が相次いでいる事がわかった。富士山夢の大橋は、富士山に向かって登っていくように見えるとして今、外国人観光客が殺到している。フィリピン人の観光客は橋を前に、「ここで写真を撮れば、死ぬ前にやりたいことリストがひとつ消えるんだ」と笑顔で話した。しかし、映え写真を撮ろうとするあまり、危険な行為が相次いでいた。14日に現地を取材すると、立ち入り禁止の中央分離帯に、写真を撮る3人組の男性がいた。悪びれる様子もなく、撮影を続けたうえ、わが物顔で車道を横断していく。さらに、歩道と車道を隔てるコンクリート壁でポーズをとる女性も。事故が起きてからでは手遅れだ。付近には、注意喚起の貼り紙が貼られているが、外国人観光客による迷惑行為は、あとを絶たない。危険な撮影をしていた外国人は「張り紙に今、気づいたよ、見えなかった」と話す。一方、外国人観光客が多く集まる、山梨・富士河口湖町の“コンビニ富士”の撮影スポットでは、道路の飛び出しや、ごみのポイ捨てが問題となり、向かいの歩道からコンビニ富士を撮れなくする黒い幕が、5月21日に取り付けられる予定だ。美しい富士山を望むふもとの町は、外国人観光客のマナー違反に頭を悩ませ続けている。

「連続強盗事件か？山間の住宅に複数の男押し入り女性を緊縛し現金奪う 栃木・長野・群馬・福島で同様手口の…犯人逃走中」 今、住民を縛って現金を奪う強盗が相次いでいる。狙われたのは、いずれも山あいの住宅ばかり。14日未明には、新たに福島県でも被害が発生したが、この4つの事件に共通点が見えてきた。強盗事件の現場となったのは、福島・南会津町にある一軒家。14日午前0時ごろ、1人暮らしの60代の女性が寝ていたところ、複数人の男が押し入った。事件が起きた場所は山あいの近くで、人通りはほとんどない。警察によると、男らは女性の両手を縛ったうえで、「カネハドコダ」「カネ、カネ」と片言の日本語で脅し、現金1万数千円などを奪って逃走した。その後、女性は自ら拘束を解き、近所の人に助けを求めたという。女性は、手首などに軽い切り傷を負った。女性を保護した男性は「ほっぺに刃物みたいなもので触られたという感じ」と話した。警察は、逃走した男は2人以上とみて、行方を追っている。山あいの一軒家を狙った強盗事件は、4月下旬以降、隣り合う県で相次いで起きていて、5月14日で4件目になる。1件目は、4月30日の午前0時ごろ。栃木・日光市の住宅に男2人が押し入った。住人の75歳の男性は、手足をネクタイで縛られたうえ、暴行を受けて軽傷。敷地内に止めてあった車からは、現金3万5000円が入った財布などが奪われた。2件目は、5月6日の午前2時半過ぎ。長野・松本市の住宅に男2人が押し入った。男らは、50代の男性に刃物を突きつけ、「金を出せ」などと脅し、体を縛ったうえで、現金十数万円を奪って逃走した。3件目は、5月8日未明、群馬・安中市の住宅に刃物を持った男2人が押し入り、財布を奪って逃走。そして14日、福島・南会津町で強盗致傷事件が発生。警察は広域強盗事件として、4つの県警での共同で捜査を進める方針。

「体長1メートルのクマがわなに...リンゴ農園で発見 猟友会が駆除 3～4歳のオスか 宮城・気仙沼市」 宮城・気仙沼市で、体長1メートルほどのクマがわなにかかっているのが見つかり、地元の猟友会が駆除した。林の中で、木の皮を口にくわえて、首や体を大きく左右に振るクマ。気仙沼市によると、14日午前6時45分ごろ、気仙沼市東八幡前のリンゴ農園で、イノシシやニホンジカを捕獲するための「くくりわな」にクマ1頭がかかっているのを農園の関係者が見つけ、市に通報した。クマは体長1メートルほどで、3歳から4歳のオスとみられている。

「チャットGPT 新型は“ほぼ会話”に “2倍速く”進化! 自然なやりとり」 生成AI「ChatGPT」の開発で有名なオープンAIが、人間とほぼ同じスピードで音声会話ができる新たなモデルを発表した。動画は、アメリカのオープンAIが13日に発表した新たな対話型AI「GPT-4o」と人が会話している様子。男性「やぁ、チャットGPT。こちらはマークです。元気?」GPT-4o「やぁマーク、わたしは元気よ、ありがとう。あなたは元気?」処理スピードが大幅に向上し、まるで人間を相手に会話をしているような滑らかさ。さらに、AIが声の抑揚やスピードをつけることによって、感情を表現することも可能に。男性「もっと最大限感情を込めてほしい!」GPT-4o「わかったわ。最大限にドラマチックにね。むかし、あるところに～! わたしたちとあまり変わらない世界があった」、「ハ～...バイトは～ロボットの友達を見つけた。そしてひっそりと暮らしていた～」これらの会話について、アメリカで生まれ育った英会話講師は、驚きの声を上げた。アメリカに22年居住歴あり Joyn Star・伊藤彩夏さん「普通の人と話しているような感じで、感情があるような感じがして面白かった。そんなに違和感はなかった。AIとのやりとりが結構ナチュラルで、自然な会話をしていてびっくりしました」新しいAIは、日本語を含む50の言語に対応。文章などでのやり取りは14日から順次、音声を使用した機能は有料会員から先行して数週間以内に使えるようになるという。

「「与党と交渉も強力」立憲・国民民主、改正案共同提出へ…政策活動費廃止含め透明化へ 維新は「一緒にやるの厳しい」」 立憲民主党と国民民主党は、政治資金規正法の改正案の共同提出に向け、幹部が国会内で会談した。立憲民主党・岡田克也幹事長「単独で法案を出すよりも両党で出した方が、与党との交渉にあたっても強力になる」立憲・国民両党の会談では、規正法改正案の共同提出に向け、「政策活動費」の廃止を含めた政治資金の透明化について、調整を進めることを確認した。議員が規正法違反などで起訴された場合、その議員の分の政党交付金の交付を停止する案も検討する。一方、日本維新の会の音喜多政調会長は、「立憲民主党と一緒にやるのは厳しい。法案の条文化が進む中で、部分的に協力する選択肢は排除しない」と述べた。

「【速報】一方が対向車線にはみ出したか 乗用車2台が正面衝突、高齢男女3人が意識不明の重体 徳島・海陽町」 徳島・海陽町で、乗用車同士が正面衝突する事故があり、高齢の男女3人が意識不明の重体となっている。14日午後1時すぎ、徳島・海陽町の国道55号で、乗用車と乗用車が正面衝突する事故があった。片方の車には高齢の男女、もう一方の車には高齢の男性が乗っていて、病院に搬送されたが、意識不明の重体となっている。警察によると、車は2台ともフロントガラスが大破していて、1台は横転した状態で見つかったという。事故があった国道は、信号のない片側1車線の道路で、警察は、一方が対向車線にはみ出した可能性があるとみて、くわしく調べている。

「気象・防災の“情報”「レベル別」に分け表記へ…種類が複雑でわかりにくい 2026年運用開始へ 気象庁・有識者検討会」 大雨などの防災気象情報について、複雑でわかりにくいとの指摘を受け、新たにレベルごとに分ける方向となった。現在、大雨警報などの情報には、土砂災害警戒情報や記録的短時間大雨などさまざまな情報があり、種類が複雑でわかりにくいと指摘されている。気象庁の有識者検討会は、防災気象情報の名称について、すでにレベル分けされている避難情報のように、「レベル5土砂災害特別警報」などと、新たにレベルごとに表記する方向を確認した。検討会は、最終的な調整をしたうえで、6月にとりまとめ、周知期間をおいて2026年にも運用を始める方針。

「「ぶつかってから気づいた」ブレーキ踏まずに…小4女子児童ゴミ収集車にはねられ死亡 60歳運転手逮捕 静岡・浜松」 小学4年生の女の子がごみ収集車にひかれて死亡した事故で、車はブレーキを踏まずに女の子をひいたとみられることがわかった。13日午後3時20分ごろ、静岡・浜松市で小学4年生の女の子がごみ収集車にひかれ死亡した。警察は、ごみ収集車を運転していた藤田直哉容疑者（60）をその場で逮捕している。藤田容疑者は「ぶつかってから気づいた」と話しており、車のドライブレコーダーなどから、事故が起きるまでブレーキは踏んでいなかったとみられるという。

「「1人目を産んだ数年後に2人目を出産した」38歳女供述 それぞれ別の時期に遺棄か 名古屋市赤ちゃん2遺体事件」 赤ちゃんの遺体を遺棄したとして逮捕された女が、「1人目を産んだ数年後に2人目を出産した」と供述していることがわかった。14日朝に送検された、住所不定で風俗店アルバイトの自称・入村恵容疑者（38）は、愛知・名古屋市のマンションの一室に、赤ちゃん2人の遺体を遺棄した疑いが持たれている。その後の捜査関係者への取材で、入村容疑者が「1人目を産んだ数年後に2人目を出産した」という趣旨の供述をしていて、それぞれ別の時期に遺棄したとみられることがわかった。入村容疑者は容疑を認めていて、警察は死亡の経緯についてもくわしく調べている。

「ロシア 新国防相に指名されたベロウソフ氏「兵士の待遇改善を」戦時経済にテコ入れの考え示す これまで経済発展相や経済担当・大統領補佐官を歴任」 ロシアの新しい国防相に指名されたアンドレイ・ベロウソフ氏が、兵士の待遇改善など戦時経済にテコ入れする考えを示した。ロシアのプーチン大統領は12日、ショイグ国防相を交代させ、第1副首相だったアンドレイ・ベロウソフ氏を新たな国防相に任命する人事を上院に提案している。こうした中、ベロウソフ氏は13日、ウクライナ侵攻に関する議会に出席し、兵士の福利厚生なども含めた待遇改善が必要との認識を示した。ベロウソフ氏「（兵士の）生活は金銭的な手当てだけでは成り立たない。まだやるべきことがいくつかある」ベロウソフ氏は、プーチン政権下で経済発展相や経済担当の大統領補佐官を歴任していて、ウクライナ側は、戦時経済を一段と強固にして長期戦に備える狙いがあるとみて、警戒を強めている。

「【観閲式】警視庁機動隊が集結 女性警察隊に爆発物処理隊！能登地震派遣の特殊救助隊に“顔を隠した”銃器対策部隊も」 首都・東京の治安を守る警備の要、警視庁の機動隊が集結した。14日朝、東京の明治神宮外苑で行われたのは、警視庁の機動隊観閲式。一般の機動隊のほかに、女性警察官機動隊、爆発物処理部隊などが行進した。この爆発物処理部隊、通称“爆処理”は、爆発物や不審物の処理を行う部隊で、隊員たちは爆発を防ぐために、静電気が発生しない特殊な素材の出動服を着ているという。また特殊救助隊は、最近だと能登半島地震にも派遣されている。銃器対策部隊はテロリストとの対峙（たいじ）が想定されている部隊で、顔を覆っているという。

「「考え方が同じでないと」と父 「エホバの証人」教義の一部緩和も…信者の両親との家族関係の断絶に苦しむ実態を取材」 宗教団体「エホバの証人」は2024年3月、脱会した信者との交流を禁じる教義の一部を緩和する方針を示した。しかし、FNNの取材で、今も元信者が家族関係の断絶に苦しむ実態がわかった。「エホバの証人」は、元信者との交流を禁じる「忌避（きひ）」という教義の一部について、人権侵害との批判を受け、アメリカにある本部の幹部が2024年3月に緩和すると発表し、日本国内にも通知したことがFNNの取材でわかっている。信仰をやめた男性は、約10年前に破門処分を受けて以来、信者の両親と会えない状態が続いていたが、教義の緩和を受け、関係改善を目指して実家を訪ねた。元信者・根尾さん（仮名）「ちょっとお話ししましょうか」父親「はい」、「聖書に対して反抗的だと、やっぱり影響があまりに強いのでなかなか。それを許すと何でもいいということになってしまうので、考え方が同じでないと、ちょっとつきあえないってことですよね」男性は父親から、信仰上の違いを理由に交流を拒まれた。元信者・根尾さん（仮名）「ルールは緩和されたとはいえ、まったく親子の関係は変わっていないなと」この問題に取り組む弁護士は、次のように指摘する。エホバの証人問題支援弁護団・田中広太郎弁護士「（忌避は）極めて深刻な人権侵害。（教団は）胸を張って誇ることができるのか、自分自身問いかけていただきたい」

「早くもお中元商戦！ 日本橋高島屋で「プチぜいたく」ギフトを試食後に選ぶイベント 松屋ではこだわり対応商品も」 早くもお中元商戦がスタートし、物価高の中、「プチぜいたく」なギフトを試食して選ぶイベントなどが行われる。日本橋高島屋が企画したのは、有名ブランドとコラボして開発したスイーツなど、「プチぜいたく」なグルメを試食できるイベント。抽選で選ばれた約30人が、作り手の話を聞きながらグルメを味わい、さらにそれをお中元として送ることができる。物価高の中、「食品」は比較的安くぜいたく気分を味わえる贈り物として、お中元になじみのない人にも購入してもらう狙い。一方、松屋では、コーヒーなど値上げが続き、送ると喜ばれる日常品のほか、高級菓子などこだわりのものを贈りたい人のニーズに対応した商品も扱う。松屋では、お中元を贈る件数は年々減少しているものの、1人あたりの購入額は増加しているという。

「「イスラエルによる銃撃」ハマスが声明 車両攻撃受け国連職員1人犠牲に 現地採用外職員の死亡は初 ガザ南部ラファ」 ガザ地区南部ラファで13日、国連の車両が攻撃を受け、国連の国際職員1人が死亡した。国連によると、ラファの病院に向かっていた車両が13日、攻撃を受け、国連安全保安局の職員1人が死亡、1人が負傷した。2023年10月の戦闘開始以降、現地採用ではない国連職員が死亡したのは初めてで、国籍は明らかになっていない。車両は国連のマークがついていて、病院の状況確認のため移動中だった。これについて、イスラム組織ハマスは、声明で「イスラエルによる銃撃」と主張したが、イスラエル側はコメントしておらず、どちらの攻撃によるものかはわかっていない。グテーレス事務総長は「人道支援の従事者は守られなければならない」と非難し、徹底的な調査を訴えた。